『デッドプール&ウルヴァリン』におけるカサンドラ・ノヴァとは?
原作コミックに忠実な衣装デザイン
2024年に唯一公開されるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品である『デッドプール&ウルヴァリン』。その主要なヴィランだと考察されているカサンドラ・ノヴァについて、演じたエマ・コリンが詳しく語ったことを米Entertainment Weeklyが報じた。そこではカサンドラ・ノヴァを演じる上で、カサンドラ・ノヴァのキャラクター性について語っている。
エマ・コリンが演じるカサンドラ・ノヴァはプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア教授の双子という設定だ。役作りにおいてはクエンティン・タランティーノ監督作『イングロリアス・バスターズ』(2009)のクリストフ・ヴァルツ演じるナチス親衛隊大佐ハンス・ランダがモデルになっているようだ。ハンス・ランダはクエンティン・タランティーノ監督が自分の創造したキャラクターの中で最高傑作にあげているキャラクターだ。
ライアン・レイノルズとショーン・レヴィ監督は、エマ・コリンに対してカサンドラ・ノヴァを予測不能な存在にしたかったと語ったとのことだ。エマ・コリンはカサンドラ・ノヴァを太陽に例え、ころころと変わる天候のような性格の人物となるように演技したと述べた。
『デッドプール&ウルヴァリン』に登場するカサンドラ・ノヴァの容姿は原作コミックから飛び出してきたように忠実である。パリッとした白いボタンダウンのシャツ、ハイウエストのプリーツパンツ、とても力強く感じさせる乗馬ブーツ、スキンヘッド、そして巨大で長い指が特徴的だ。そのため、ファンの間では原作コミックそのままの設定でカサンドラ・ノヴァがMCUに参加するのではないかと考察されている。
カサンドラ・ノヴァは愛着の持てるヴィラン?
しかし、カサンドラ・ノヴァの設定が『デッドプール&ウルヴァリン』ではどのような設定になっているのかは正確にはわからない。しかし、予告編や公開された画像からセイバートゥースやパイロ、レディ・デスストライクがカサンドラ・ノヴァの部下として登場することが明らかになっている。そのような強大なヴィランを演じるエマ・コリンはカサンドラ・ノヴァについて以下のように語っている。
ライアン・レイノルズとショー・レヴィ監督がこのアイデアを出したのですが、私は完全に乗り気でした。この悪役は、皆さんが期待するような悪役ではありません。私たちは、皆さんに彼女にとても愛着を持ってもらいたいのです。そして彼女にとても魅力を感じてもらいたいです。もしかしたら彼女にあなたの魂を完全に見抜かれてしまい、生涯の親友になれるかもしれないと思った瞬間に、あなたは死んでしまうのです。
巨大化したアントマンを根城にしているカサンドラ・ノヴァの目的は何なのだろうか。このインタビューでカサンドラ・ノヴァはグレーゾーンのヴィランと称されている。そのため、もしかするとカサンドラ・ノヴァ自身も利用されているだけであり、『デッドプール&ウルヴァリン』にはより強大な黒幕が存在しているのかもしれない。今後の情報解禁に注目だ。
『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日(水)より全国劇場公開。
Source
Entertainment Weekly
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