ドラマ『エイリアン:アース』8月13日配信開始 舞台は地球、『エイリアン』第1作目の2年前描く | VG+ (バゴプラ)

ドラマ『エイリアン:アース』8月13日配信開始 舞台は地球、『エイリアン』第1作目の2年前描く

(c) 2025 Disney

ドラマ『エイリアン:アース』8月13日配信開始

2024年に新作映画『エイリアン:ロムルス』が公開された「エイリアン」シリーズより、ドラマ『エイリアン:アース』が2025年8月13日(水) よりディズニープラス「スター」で独占配信を開始する。ディズニーによる旧20世紀フォックス買収後、2020年に製作が発表された本作が、ついにお披露目となる。

ドラマ『エイリアン:アース』は、1979年に公開された映画『エイリアン』の2年前を描く前日譚で、「アース」と入っているそのタイトル通り、2120年の地球が舞台になる。地球外生命体の“エイリアン”との戦いを描く「エイリアン」シリーズは外伝を除いてほとんどの舞台が地球外であり、地球がメインの舞台になることは、シリーズにとっては画期的な展開だ。

一方で、『エイリアン:アース』にはシリーズを通して登場する悪の企業であるウェイランド・ユタニ社が登場し、シドニー・チャンドラー演じる主人公ウェンディは同社の一員として登場する。『エイリアン:アース』の主人公ウェンディは人間とアンドロイドのハイブリッドという設定で、人間・地球外生命体・アンドロイド(合成人間)・企業の交差を描いてきた「エイリアン」シリーズの本領発揮となりそうだ。

『エイリアン:アース』では、プロディジー、ウェイランド・ユタニ、リンチ、ダイナミック、スレッショルドという五つの大企業によって世界は統治されている。そんな中、ウェイランド・ユタニ社の宇宙船が地球に墜落し、人類は宇宙最恐の生命体と対峙することになる――。

撮影終了から1年での公開

一方で、リドリー・スコット監督による前日譚『プロメテウス』、『エイリアン:コヴェナント』を本作につながる正史として扱わないとされている。米KCRWのポッドキャストでは、ショーランナーのノア・ホーリーは第1作目『エイリアン』の設定を生かすための判断と語っている。

ドラマ『エイリアン:アース』のショーランナーを務めるノア・ホーリーは、これまでにドラマ『FARGO/ファーゴ』(2014-) や『レギオン』(2017-2019) を手掛けてきた。『エイリアン』を手掛けたリドリー・スコットは製作総指揮として参加し、前二作の扱いについても協議の末に決定したとされている。

The Hollywood Reporterによると、『エイリアン:アース』の撮影は2024年7月には撮影は終了していたようだが、作品の性質上、膨大なVFX処理が必要になるためポストプロダクションの期間は長くなるとノア・ホーリーは語っていた。撮影終了から1年、満を持しての「エイリアン」新作の登場になる。

映画『エイリアン:ロムルス』に続き、「エイリアン」に新たな歴史を刻み込むことになるドラマ『エイリアン:アース』。まだまだエイリアンから目が離せない。

ドラマ『エイリアン:アース』は2025年8月13日(水) 午前9時よりディズニープラス「スター」で独占配信。初週は第1話と第2話が同時配信、翌週からは毎週水曜日に最新話が配信される。

『エイリアン:アース』配信ページ

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Source
KCRW / The Hollywood Reporter

【ネタバレ注意】『エイリアン:ロムルス』ラストの解説&考察はこちらから。

『エイリアン:ロムルス』を含む「エイリアン」シリーズの時系列の解説はこちらから。

『エイリアン:ロムルス』監督が語った続編についての情報はこちらの記事で。

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