早海獺「袋のなかはビッグバン」先行公開開始! 蜂本みさ『遊びの国のモシカたち』連載更新!
毎月珠玉のSF短編小説を配信しているウェブマガジン Kaguya Planet にてプラネタリウム特集開催中! 特集の第三弾として、作家の早海獺さんによる書き下ろし短編小説「袋のなかはビッグバン」を会員向けに先行公開しています。また蜂本みささんによる長編小説『遊びの国のモシカたち』の連載も掲載しています!
カバーデザインを手がけたのはVGプラスデザイン部。月額500円〜会員登録をしてお読みください!
ウェブマガジンKaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!
掲載した作品は、三ヶ月に一回、マガジン『Kaguya Planet』として刊行します。
Kaguya Planetの会員になると、配信している短編小説を先行公開に読むことができたり、マガジン『Kaguya Planet』が無料で届いたり、イベントに割引価格で参加できたり……魅力的な特典が盛りだくさん!
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特集「プラネタリウム」の第三弾は早海獺さん!
Kaguya Planetでは、10月から12月にかけて特集「プラネタリウム」を開催中! プラネタリウムが誕生してから100周年を記念して、プラネタリウムをテーマにしたSF小説・ブックガイドを会員向けに配信しています。特集の第三弾は、早海獺(はやみ・うそ)さんによる書き下ろし短編小説「袋のなかはビッグバン」を配信します。
早海さんは埼玉県在住の作家。学生時代には早稲田大学第一文学部で小説の創作を学びました。ゲーム会社などに勤務したのち、裁判所書記官時代に詩のワークショップに通ったことがきっかけで、表現活動を再開。詩人の福間健二さんを中心に始まった〈福間塾〉の有志による詩のアンソロジー『福間塾アンソロジー』に詩作品を寄稿していました。
国指定難病の潰瘍性大腸炎に罹患したのを機にフリーランスの物書きになります。詩とイラストのユニット「割るラッコ」を結成。2024年には、ひさしぶりに執筆した小説『イエロートラム』をnoteで発表しています。影響を受けた作家はカート・ヴォネガット、レイモンド・カーヴァー、マイクル・Z・リューイン、ポール・オースター、福間健二、ケン・ブルーウン。
早海獺「袋のなかはビッグバン」
なんの変哲もない公営のプラネタリウム〈ピアネータ山縣〉のグッズショップには少しヘンテコなグッズが置かれている。ハグすると逃げていくパウダン星人のぬいぐるみ、溶けるエイリアン靴下、無重力ピアス……。そして本日届いたのは、入荷を待ち望んでいたスナック菓子!
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Kaguya Planetでは特集「プラネタリウム」を開催中!
1923年にドイツのイエナで試験公開され、1925年にドイツ博物館にて世界で初めて常設されたプラネタリウム。これら2つのできごとから100周年となる2023年・2025年のあいだに、世界では様々な記念事業が行われています。Kaguya Planetでも、「特集:プラネタリウム」を開催。2024年10月から12月にかけて、プラネタリウムの出てくるSF短編小説とプラネタリウムが出てくる小説を紹介するブックガイドを掲載しています。
現在は小説家の南木義隆さんによるSF短編小説「星と巡り合う者たち」と、プラネタリウムの解説員でお笑い芸人の田畑祐一さんによるSF短編小説「マッチングアプリ」、そして天文機器メーカー社員の鬼嶋清美さんによるブックガイド「プラネタリウム小説いろいろ」をKaguya Planetの会員向けに先行公開中。
「星と巡り合う者たち」は、荒廃した世界でアナログプラネタリウムが希望を繋いでいく物語。「プラネタリウム小説いろいろ」は、織田作之助から藤井太洋『オービタル・クラウド』まで日本のプラネタリウム史とSF史をリンクさせるブックガイドです。
「マッチングアプリ」は「探し求めてた人と100パーセントマッチする」という触れ込みのマッチングアプリとめぐる、少し切ない物語です。
「特集:プラネタリウム」に掲載した作品やブックガイドは、2025年1月に紙と電子のマガジン『Kaguya Planet No.4 プラネタリウム』として刊行します。マガジンには、掲載した短編小説の他、特集テーマに関連した書評やコラムなどを掲載します。
⚫︎小説
田畑祐一「マッチングアプリ」
南木義隆「星と巡り合う者たち」
早海獺「袋のなかはビッグバン」
⚫︎ブックガイド
鬼嶋清美「プラネタリウム小説いろいろ」
⚫︎小特集
持続可能な同人誌作りを考える
その他、ブックレビューやコラム、インタビューも掲載予定です。
サイズ:A5
ページ数:145ページ(見込)
一般価格:1650円(税込)
マガジン『Kaguya Planet No.4 プラネタリウム』を予約する
蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮)』連載中
Kaguya Planet では、小説家・蜂本みささんの長編小説、『遊びの国のモシカたち(仮)』を連載中。『遊びの国のモシカたち(仮)』ぬいぐるみのカモノハシであるモシカと、ごっこ遊びが大好きな女の子ミミの物語です。
蜂本みささんは2019年に第一回ブンゲイファイトクラブで準優勝、2020年に第二回ブンゲイファイトクラブで優勝を果たし頭角を現したブンゲイファイトクラブの申し子。2023年には第五回ブンゲイファイトクラブで二度目の優勝を果たしています。Kaguya Planetに寄稿した熊SF「冬眠世代」における生き生きとした熊の描写や、「せんねんまんねん」における新・旧の関西弁の語りなどで、文章の強さを見せてきました。
『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房) や『ウィッチンケア第12号/第13号/第14号』にも短編小説を寄稿しています。また、毎週水曜日21時より、谷脇クリタさん、北野勇作さんと共に「犬と街灯とラジオ」(通称:犬街ラジオ)をツイキャスで配信。トークと共に朗読を披露しています。
蜂本みさ『遊びの国のモシカたち』 14章「親子獅子」
正月のお祭りで獅子舞を踊ることになったミミは、父獅子・母獅子を踊るユモトさん、キヅキさんと練習を重ねていく。同級生でも姉たちでもない二人の大人に見守られ、練習に励むミミだったが──。
※クラウドファンディングでご支援いただいた皆様は、こちらからお読みいいただけます。パスワードは、CAMP FIRE 経由でお送りしていますので、そちらをご確認ください。
※2024年4月17日以前にKaguya Planetに登録されている会員の方は、こちらから読むことができます。
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