『サブスタンス』新たな本編映像公開
第97回アカデミー賞では主演女優賞含む5部門にノミネートされたほか、本年度賞レース主演女優賞を次々と受賞、デミ・ムーアが主演を務める話題作『サブスタンス』(5月16日公開)より、新たな本編映像とシーン写真が公開された。
公開された映像は年齢を理由に仕事を解雇され、そのショックで交通事故を起こしたエリザベスが運び込まれた病院で再生医療“サブスタンス“を施術する候補者に選ばれる瞬間を捉えたもの。
年齢による容姿の衰えを理由に、⻑年続けてきた冠番組を降板させられたエリザベス。心身ともに打ちひしがれた彼女は、運転する車で交通事故を起こしてしまう。幸いにも大きな怪我はなく、病院での検査の結果も「異常なし」と診断されるが、背中を丸めてすすり泣 くエリザベスの表情は晴れない。
帰り際、手の甲に赤いあざを持つ整った顔立ちの若い医師が追加検査を促し、エリザベスの背骨をひとつひとつ丁寧にチェック。「完璧です。理想の候補者だ」と不可解な言葉を投げかけるーー。エリザベスの運命の⻭車がゆっくりと、だが確実に狂い始めていく瞬間を捉えた、嵐の前の静けさを思わせるシーンとなっている。
併せて解禁されたシーン写真は背中に大きな縫い目のある女性が横たわり、それを見下ろすようにガウン姿の人物が佇むバスルームの写真。横たわっているのはエリザベス。では隣で見下ろすのはーー？ 医師の正体とは？ そして「理想的な候補者」の意味とは？ 多くの謎と大きなインパクトを残すカットとなっている。
第97回アカデミー賞では主演女優賞を含む計5部門にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞。カンヌ国際映画祭で脚本賞、トロント国際映画祭で観客賞、ゴールデングローブ賞で主演女優賞(ミュージカル&コメディ部門)、SAG賞(全米映画俳優組合員)で主演女優賞など、数々の賞を総なめにしている映画『サブスタンス』。公開を楽しみに待とう。
50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベスは、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。注射するやいなや、エリザベスの背を破って現れたのはエリザベスの上位互換“スー”。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を持つスーはたちまちスターダムを駆け上がっていく。一つの精神をシェアするふたりには【一週間 ごとに入れ替わらなければならない】という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめ――。
映画『サブスタンス』は2025年5月16日(金)より全国ロードショー。
■監督・脚本：コラリー・ファルジャ（『ＲＥＶＥＮＧＥ リベンジ』）
■出演：デミ・ムーア、マーガレット・クアリー、デニス・クエイド
イギリス・フランス／142分／R-15＋
配給：ギャガ
（ｃ）2024 UNIVERSAL STUDIOS
『サブスタンス』本予告はこちらから。
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