『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』新映像公開
2022年11月11日(金) 日米同時公開を予定している映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』より、公開1ヶ月前に迫った10月11日(火) に新映像が公開された。2分40秒に及ぶ映像となっており、故チャドウィック・ボーズマンへのトリビュートに加え、新キャラのネイモアにもフォーカスする内容となっている。
In one month, return to Wakanda.
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— Marvel Studios (@MarvelStudios) October 11, 2022
今回の映像では、特報映像で流れたTems「ノー・ウーマン、ノー・クライ」が再度起用されている。冒頭はワカンダの女王ラモンダ役で続投するアンジェラ・バセットが「人々はワカンダとブラックパンサーを受け入れました。そしてチャドウィックはこの物語が世界にとってどんな意味を持っているかを知っていました」と語る。
エムバク役を演じるウィンストン・デュークが、「チャドウィックを失ったとき、私たちは皆、大いなる喪失を経験しました」と語ると、前作に引き続き指揮を取るライアン・クーグラー監督は「チャドウィックは私たちのアーティスティックなパートナーでした」と振り返る。
アンジェラ・バセットは、「この物語を伝えることで、私たちは皆、共に彼を称えることができるのです」と、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に込めた思いを語る。前作に続きナキア役を演じるルピタ・ニョンゴは、「ワカンダに帰ってきて、お祭りのように演じられることは本当に感動的なことでした」と話し、チャドウィック・ボーズマンへのトリビュートとワカンダの復活を印象付けている。
ネイモアの新シーンも
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では主役になると見られるシュリを演じるレティーシャ・ライトは、本作の魅力をこう紹介する。
本作では色々なことが起こります。素晴らしいですよ。たくさんの新しいキャラクターが描かれます。ワカンダの世界をもう一度見ることになりますし、今度は水中の全く新しい世界にも行くことになります。
『ワカンダ・フォーエバー』で中心的な存在になる新キャラクターのネイモアは、海底王国のタロカンの王。タロカンはかつて中南米に存在していたアステカをベースにした文明だと思われ、ネイモアを演じるテノッチ・ウエルタはネイモアのことを「ヒーロー」と語っている。
今回の映像では、ライアン・クーグラー監督が「ネイモアを紹介します。わたしたちが映画で描くことをとても楽しみにしていたキャラクターです」と紹介。「間違いなく、コミックで最も古いキャラクターの一人」とすると、ネイモアを演じたテノッチ・ウエルタが「このようなキャラクターを演じられる機会を得られたということは、夢のようです」と話している。
シュリ役のレティーシャ・ライトはネイモアを「彼は海底文明タロカンの王です」と紹介し、エムバク役のウィンストン・デュークは「彼は生ける神と見なされています」と話す。
そして、ここで初公開の劇中のセリフが登場する。ネイモアが女王ラモンダに向き合うシーンに合わせ「ワカンダは味方か、敵か、私は知らなければならない」というセリフが流れるのだ。タロカンはワカンダが敵か味方か見極める状況にあるようだ。
全ての力で
オコエ役のダナイ・グリラは「この物語を作るための配慮の深さには驚かされます。私たち全員が自分の持っている全ての力を出し切れると感じました」と話すと、ラモンダ役のアンジェラ・バセットは「俳優たちは感情と情熱で満たされていました」と明かす。
最後にレティーシャ・ライトは「世界が再びワカンダを訪れること、それぞれのキャラクターが新たなチャレンジに挑むということにワクワクしています。そして、チャドを称えることにも。えぇ、彼は私たちが世界をインスパイアすることを望んだでしょうから」とコメントして、本映像は幕を閉じる。
キャストが口を揃えて称賛する『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。一体どんな作品に仕上がっているのだろうか。公開を楽しみに待とう。
予告編の解説&考察はこちらの記事で。
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は2022年11月11日(金)公開。
ネイモア役のテノッチ・ウエルタが語ったラテン系俳優がネイモアを演じることの意義についてはこちらの記事で。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』特報の解説と考察はこちらの記事で。
特報で流れたTemsが歌う楽曲「ノー・ウーマン、ノー・クライ」は無料で公開されている。
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