Contents
- 2020年注目のSFゲームは?
- 2020年注目のSFゲームまとめ
- 『Subnautica サブノーティカ』(PS4)
- 『ウォッチドッグス レギオン』(PS4/Xbox One/PC) 2020年12月31日発売予定
- 『ライフ イズ ストレンジ 2』(PS4、Xbox One、Stadia、PC)
- 『サイバーパンク2077』(PS4/Xbox One/PC) 9月17日発売予定
- 『Marvel’s Avengers (マーベルアベンジャーズ)』(PS4、Xbox One、Stadia、PC) 5月15日(金)
- 『The Last of Us Part II』(PS4) 発売日未定
- 『ステラリス』(PS4) 2020年春発売予定
- 『Halo Infinite』2020年末 (PC、Xbox One、Xbox Series X)
- 『NECROBARISTA – ネクロバリスタ』(PS4、Nintendo Switch、PC) 2020年発売予定
2020年注目のSFゲームは?
2019年は『DEATH STRANDING』『CONTROL』『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』など、優れたゲームが数多く発売された。2019年、『DEATH STRANDING』の小島秀夫監督は、ドイツで開催されたイベントで、映画とゲームの距離感は近づいてきていると語り、SF最高賞の一つネビュラ賞では小説部門に加えてゲーム部門が新設された。
ゲームが上質なエンターテイメントの一つとして認識されるようになった時代となり、迎えた2020年。今年も上質なSFゲームが次々発売される。今回は、VG+が注目する2020年発売のSFゲームを紹介しよう。
2020年注目のSFゲームまとめ
『Subnautica サブノーティカ』(PS4)
『Subnautica サブノーティカ』はサンフランシスコに拠点を置くUnknown Worlds Entertainment社が開発した海中オープンワールドサバイバルゲームの日本語版。海洋惑星に不時着した主人公は、広大な海を探索し、この惑星を脱出する術を探る。時に危険を伴う未知の生物との出会いや更に深い海底への探検を乗り越え、潜水艦や基地の建設を進めていく。美しい海に囲まれているが、生き残るためには孤独と恐怖を乗り越えなければならない。
『ウォッチドッグス レギオン』(PS4/Xbox One/PC) 2020年12月31日発売予定
「アサシン クリード」シリーズで知られるフランスのユービーアイソフトの人気シリーズ「ウォッチドッグス」の最新作『ウォッチドッグス レギオン』は、シカゴを舞台にした前々作、サンフランシスコを舞台にした前作と打って変わり、イギリスのロンドンを舞台に選んでいる。それもブレクジットによってEUを離脱し、ディストピアと化したロンドンをレジスタンスとして行動するのだから堪らない。街の人々がただのモブキャラではなく、それぞれ固有のバックグラウンドを持っている点が「ウォッチドッグス」シリーズの特徴。『レギオン』では、ドローンが飛び交う警察都市と化したロンドンで、プレイヤーは街を取り戻すために様々なレジスタンスを操る。ロンドン住民は皆、戦う理由を持っている。
『ライフ イズ ストレンジ 2』(PS4、Xbox One、Stadia、PC)
フランスのゲームスタジオ DONTNODが開発する「ライフ イズ ストレンジ」シリーズ最新作の日本語版が登場。オレゴンに住む時間を巻き戻す能力を持つ少女マックスを主人公に据えた前作に対し、『ライフ イズ ストレンジ 2』ではシアトルに住む念力の能力を持つメキシカンアメリカンの少年が主人公。前作同様、プレイヤーの選択肢によって物語が変化する。前作では時を操ることで事態が思わぬ方向に進んでしまう展開が人気を博した。
『サイバーパンク2077』(PS4/Xbox One/PC) 9月17日発売予定
2019年におけるSFゲームの最大の注目作がコジマプロダクションの『DEATH STRANDING』であったとすれば、2020年を代表するSFゲームは『サイバーパンク2077』になると見て間違いないだろう。「ウィッチャー」シリーズを手掛けたポーランドのCD Projektが開発する同作は、俳優のキアヌ・リーブスの登場も話題となっている。ディストピア感あふれる“ナイトシティ”と呼ばれる街を舞台に、ハッキングや正面突破など、プレイヤー自身が主人公の“生き延び方”を選択していくオープンワールドゲームだ。2012年に製作が発表されて以来、7年の時を経て発売される『サイバーパンク2077』。ユーザーからの期待を上回ることができるか。
『Marvel’s Avengers (マーベルアベンジャーズ)』(PS4、Xbox One、Stadia、PC) 5月15日(金)
アベンジャーズが本格ゲームとして登場する。『Marvel’s Avengers』では、映画のMCUとは異なる独立した世界観が描かれる。アベンジャーズが解散に追い込まれ、荒廃した現実世界が舞台となる。「ヒーローミッション」モードではキャプテン・アメリカやアイアンマン、マイティ・ソーらの完全オリジナルのストーリーが描き直され、プレイヤーは一人一人のキャラクターのスキルと物語を楽しむことができる。「ウォーゾーンミッション」では最大4人でのオンラインプレーが可能だ。
『The Last of Us Part II』(PS4) 発売日未定
アメリカのノーティードッグが開発する『The Last of Us』(2013) の続編が登場。寄生菌によるパンデミックによって人類がゾンビのようなミュータントに変異し、荒廃した世界が舞台。『The Last of Us Part II』の舞台は前作から5年後。19歳になったエリーが主人公となり、前作よりも豊富なアクションが追加されている。“親子愛”が鍵となった前作のストーリーは高い評価を得たが、今回は“憎悪”が鍵となる。
『ステラリス』(PS4) 2020年春発売予定
2016年にスウェーデンのParadox Interactiveから発売し、既に世界で累計150本以上の販売本数を記録している『Stellaris (ステラリス)』の日本語版がPS4で登場する。多民族が住む宇宙を舞台に勢力争いを繰り広げるストラテジーゲームだが、同盟の締結等の外交や都市の建設が行える他、種族ごとに道徳観が異なっているなど、多くの種族が登場するストラテジーゲームならではのリアリティを追求している。どのようなモラルを持った世界を理想とするかをユーザーに委ねる自由度の高さが特徴だ。
『Halo Infinite』2020年末 (PC、Xbox One、Xbox Series X)
343 Industriesの「Halo」シリーズ最新作『Halo Infinite』は、2020年の年末に登場する。マイクロソフトの次世代ゲーム機Xbox Series Xのローンチタイトルの一つとなる予定だ。『Halo 5: Guardians』のストーリーを引き継いだ作品となり、おなじみのマスターチーフが主人公となる。
なお、「Halo」は実写ドラマ化が進められており、2019年12月には製作が順調に進んでいることが確認されている。ドラマ化の詳細は以下の記事を参照していただきたい。
『NECROBARISTA – ネクロバリスタ』(PS4、Nintendo Switch、PC) 2020年発売予定
『NECROBARISTA – ネクロバリスタ』は、オーストラリアのゲームスタジオ Route 59が開発したビジュアルノベルゲーム。オーストラリアのメルボルンにある生者と死者が訪れるコーヒーショップを舞台に、人々の交流が描かれる。これまでのビジュアルノベルのイメージを覆すアニメーション演出が取り入れられている。
以上が2020年に発売を予定している注目のSFゲーム達だ。一体どのゲームが2020年の代表作となるのだろうか。
もちろん、注目すべきはゲームだけではない。映画作品にNetflixの配信作品も注目作が目白押しだ。2020年に公開されるSFファンタジーの映像作品は、以下のリンク先からご覧いただきたい。
