J・J・エイブラムス版『スーパーマン』は今も健在 アフリカ系のスーパーマンがDCエルスワールドに | VG+ (バゴプラ)

J・J・エイブラムス版『スーパーマン』は今も健在 アフリカ系のスーパーマンがDCエルスワールドに

©DC Comics

ジェームズ・ガン共同CEOがThreadsで反応

DCEU(DCエクステンデッドユニバース)の跡を継ぐDCU(DCユニバース)の中核となる2025年7月11日米公開の『スーパーマン;レガシー』。その監督と脚本を務め、DCUのかじ取りを担うジェームズ・ガン共同CEOがThreadsでのファンとの交流中に、J・J・エイブラムスによるアフリカ系のスーパーマンの企画が進行中であることを明かした。

 

投稿者: @jamesgunn
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ジェームズ・ガン共同CEOはThreadにて、ファンからの「(J・J)エイブラムスのスーパーマンは企画中ですか?」という旨の質問に対し、「YES」と回答した。それによって、頓挫したと思われていたJ・J・エイブラムス版『スーパーマン』の企画が今も進行中ということが明らかになった。そこではマルチバースの別の世界のスーパーマンが描かれることになる。

リブート版「スタートレック」シリーズや「スター・ウォーズ」続三部作の監督で知られるJ・J・エイブラムスが企画するスーパーマンはアフリカ系のスーパーマンになると考察されている。アフリカ系のスーパーマンだとすると、マルチバースのアース-2に住むヴァル=ゾッドか、アース-23でアメリカ大統領を務めるカルビン・エリスだと考察できる。ヴァル=ゾッドはエル家に引き取られたゾッド家の遺児で、温厚な性格の持ち主だが本気を出せばアース-2における最強のヒーローだ。

一方、もう一人のアフリカ系のスーパーマンと言えばアース-23でアメリカの大統領にまでなったカルビン・エリスだ。本名をカレルというこのスーパーマンは、アース-23でスーパーマンとして活躍し、それによって若きアフリカ系のスーパーヒーローたちを立ち上がらせた希望の星とも言える存在である。

これらのアフリカ系のスーパーマンの映画化は2021年にJ・J・エイブラムスがプロデュースを務め、タナハシ・コーツが脚本を担当すると報道されていた。また、主人公のスーパーマンをマイケル・B・ジョーダンが演じるという噂もあった。しかし、続報がなく、DCUへの世界観の再構築(リランチ)に伴い、企画は無くなったと考察されていた。

だが、DCUとは別にDCエルスワールドという別の世界観のDC映画作品群がつくられる発表されたことで、アフリカ系のスーパーマンの企画は再浮上したと考察できる。ジェームズ・ガン共同CEOはThreadsで他にも多数のDC作品の企画が進行しており、そのキャスティングの難しさを語っている。

現時点ではJ・J・エイブラムス版『スーパーマン』は企画の段階であり、主要なスタッフや俳優、設定などは明らかになっていない。今後のJ・J・エイブラムス版『スーパーマン』に期待していきたい。

映画『スーパーマン:レガシー』は2025年7月11日米公開予定。

Source
James Gunn Threads

ロイス・レイン役レイチェル・ブロスナハンが語る『スーパーマン:レガシー』のスタッフたちについてはこちらから。

『スーパーマン:レガシー』のクラーク・ケントの設定と撮影開始時期はこちらから。

デヴィッド・コレンスウェット版スーパーマンとヘンリー・カヴィル版スーパーマンの年齢差についてはこちらから。

『スーパーマン:レガシー』に登場するヒーローたちのキャスティングはこちらから。

『スーパーマン:レガシー』の公開日についてはこちらから。

DCU10年計画『神々と怪物』の全作品の紹介はこちらから。

鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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