ミン・ジヒョン『忘れないから、私たちは』(加藤慧訳)、Kaguya Booksから好評発売中! | VG+ (バゴプラ)

ミン・ジヒョン『忘れないから、私たちは』(加藤慧訳)、Kaguya Booksから好評発売中!

ミン・ジヒョンの新作長編『忘れないから、私たちは』がKaguya Booksから2026年11月刊行!

『僕の狂ったフェミ彼女』(2026年12月にNetflixで映画化)などで知られる、ミン・ジヒョンさんの最新長編作品『忘れないから、私たちは』(加藤慧訳)が、2026年11月1日よりKaguya Booksから好評発売中! 解説を手がけたのは宇垣美里さん。

また、11月21日(土)からのK-BOOKフェスに合わせてミン・ジヒョンさんが来日。K-BOOKフェスでサイン会を開催するほか、Kaguya Books主催の刊行記念イベントなども開催されます。

記憶と尊厳をめぐり、互いに追い、追われる二人の女

『忘れないから、私たちは』は、フィクションを通して社会の様々な問題を描いてきたミン・ジヒョンさんの最新長編小説! 記憶と尊厳をめぐり、互いに追い、追われる二人の女の物語にご注目ください。

貧富の格差が拡大した韓国でハウスキーパーをするジェイは、ある日殺人事件に遭遇する。事件の鍵を握るのは、過去の記憶をリアルに体験することのできる〈ライフ・ランドスケープ〉だった。〈ライフ・ランドスケープ〉開発者のリサは、殺人現場から失踪したジェイと、ジェイが持ち去った〈ライフ・ランドスケープ〉の後を追うように社長から言い渡される──。

ミン・ジヒョン『忘れないから、私たちは』Amazonページ

『忘れないから、私たちは』の翻訳を手がけたのは、翻訳者の加藤慧さん。これまでに邦訳されたミン・ジヒョンさんの長編小説『僕の狂ったフェミ彼女』と『私の最高の彼氏とその彼女』はどちらも加藤さんが翻訳を手掛けています。

巻末に収録されている加藤慧さんの解説では、『忘れないから、私たちは』が書かれた韓国の社会的背景などについても知ることができます。そして解説を手がけたのは宇垣美里さん。記憶と尊厳をめぐる二人の女性の物語を、丁寧に読み解いた解説を寄稿してくださっています。

ミン・ジヒョン『忘れないから、私たちは』(加藤慧訳)

ミン・ジヒョン『忘れないから、私たちは』

訳:加藤慧

貧富の格差が拡大した韓国でハウスキーパーをするジェイは、ある日殺人事件に遭遇する。事件の鍵を握るのは、過去の記憶をリアルに体験することのできる〈ライフ・ランドスケープ〉だった。〈ライフ・ランドスケープ〉開発者のリサは、殺人現場から失踪したジェイと、ジェイが持ち去った〈ライフ・ランドスケープ〉の後を追うように社長から言い渡される──。記憶と尊厳をめぐり、互いに追い、追われる二人の女の物語。

 

刊行:Kaguya Books

刊行日:2026年11月1日

四六判/240ページ

2200円(税込2420円)

ISBN:978-4-911294-15-4

装画:寺本愛

ミン・ジヒョン『忘れないから、私たちは』(加藤慧訳)

11月21日から、ミン・ジヒョンさん来日! 刊行記念イベントも

11月21日(土)からのK-BOOKフェスに合わせてミン・ジヒョンさんが来日。K-BOOKフェスでサイン会を開催するほか、Kaguya Books主催の刊行記念イベントなども開催します。

11月21日(土)18時半〜は、「ミン・ジヒョンに学ぶ、短編小説から長編小説を書く方法」を開催! 『忘れないから、私たちは』は、格差の拡大した韓国を舞台に、女性への性暴力という社会問題を取り扱った作品です。そして実はこの作品は、「당신 인생의 랜드 스케이프(あなたの人生の景色)」という日本語にして8000字未満の短い短編小説から生まれました。イベントでは、ミン・ジヒョンさんに『忘れないから、私たちは』を執筆したプロセスをお聞きし、短編小説をもとに長編小説を執筆する方法や、関心のある社会問題や個人的な経験を作品に昇華させる方法を学びます!

11月22日(日)は、K-BOOKフェスでサイン会を実地! K-BOOKフェスのKaguya Booksのブースで、サイン会を開催します。K-BOOKフェスの詳細はこちら。

11月23日(月・祝)13時半〜は、ひらりささん、加藤慧さんと一緒にトークイベント「”女と女”とフェミニズムと想像力」を開催! 『忘れないから、私たちは』は、不安定な雇用形態で働くハウスキーパーのジェイと、財閥の次期社長候補のリサという、境遇も正確も正反対の”女と女”の物語。フィクションの中での “女と女” とフェミニズムについて、お三方が語り合います。

ミン・ジヒョンさんも参加している『日韓SF交換日記』、好評発売中!

SF作家ソンでのミン・ジヒョンによる講演「フェミニズムとSFは韓国でどう出会い、広がったのか」を収録した『日韓SF交換日記 あなたの言葉を聞くための対話』がKaguya Booksから好評発売中! 講演では、『忘れないから、私たちは』を初めとしたミン・ジヒョン作品の制作裏話も含め、韓国のSFとフェミニズムの歩みが語られました。

『日韓SF交換日記 あなたの言葉を聞くための対話』にはその他にも、『となりのヨンヒさん』などで知られるチョン・ソヨンと、池澤春菜が、作家団体の代表をする苦労や翻訳と執筆の相互影響、複業の秘訣や大好きなSF作品などについて語り合った対談「わたしとあなたのエンカレッジ!」や、日本と韓国の作家が二人一組になって、「韓国/日本女性SF」、「フェミニズムSFと韓国/日本のマンガ」、「韓国SFの歴史と傾向」、「闘病経験を作品に盛り込む」、「ハードSFとテクノロジー」、「SF作家になるまで/なってから」など、SF業界の話から個人的な話まで、様々なテーマについて語り合う交換日記、ソ・ユンビン、ファン・モガ、へ・ドヨン、ミン・ジヒョン、藤井太洋、そして司会の堀川夢が会場からの意見も交えながら、楽しく、そして真剣に討論した座談会「日本から見た韓国SF、韓国から見た韓国SF ──フェミニズム、男性性、兵役、連帯の可能性」、〈日韓SF交換日記〉への応答として書かれたSF短編小説、かかり真魚「エコーズ」を収録しています。

韓国と日本、社会と個人、フィクションと現実、書くことと読むこと。あなたとわたしの間で呼応する、よりよい明日を目指すためのたくさんの言葉たちを詰め込んだ一冊です。

ミン・ジヒョンの前2作、『僕の狂ったフェミ彼女』『私の最高の彼氏とその彼女』は共に加藤慧の翻訳でイースト・プレスより発売中です。

ウェブマガジンKaguya Planetでは、特集「韓国・SF・労働」を開催中!

ウェブマガジンKaguya Planetでは、特集「韓国・SF・労働」を開催中! こちらでも韓国SFをご堪能いただけます。特集の一本目のコンテンツとして、イ・ソヨン「こんなにも単一な心」(吉良佳奈江訳)を会員向けに公開しています。

「こんなにも単一な心」は、脳にAIを移植して様々な仕事をサポートしてもらうようになった韓国が舞台。主人公のイ・ラヒは、脳に移植したAI「タンイツ」の助けを借りながら、人事課で働いている。しかし、人事課の不当解雇に反対する労働組員たちがイ・ラヒの「タンイツ」を破壊した。拠り所を失ったイ・ラヒは、これは「労災」だと会社に訴えるが……。

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