Kaguya Planetにて、大木芙沙子「二十七番目の月」一般公開開始!
オンラインSF誌 Kaguya Planetにて、大木芙沙子さんによる新作SF短編小説「二十七番目の月」の一般公開を開始しました。カバーデザインは梅野克晃さんが手がけました。
Kaguya Planetは2022年12月で2周年を迎えました。記念すべき2周年に先行公開を開始した「二十七番目の月」は情緒あふれる奇想系の短編小説としてたくさんの感想をいただきました。ぜひお読みください。
Kaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!各作品は約一ヶ月の先行公開期間を経て、無料で一般公開されます。月額500円の会員になると先行公開期間の作品を読むことができます。掲載作品一覧はこちら。
大木芙沙子「二十七番目の月」
妻は足の爪を切っている姿をけっして見せてくれなかった。夫である楽々佐一は妻が爪を切るパチンという音にいつも耳をそばだてながら、それを見せてくれとは頼めずにいる。だが、チャンスは思わぬところから訪れて……
1988年生まれ。2019年からオンライン文芸誌「破滅派」にて活動。2021年、”Neighs and Cries” (原題:馬娘婚姻譚) がNew World Writing に掲載されたのを皮切りに『Mythical Creatures of Asia』(Insignia Stories)など英語圏の媒体にも活動の場所を広げている(翻訳はいずれもKamei Toshiya)。余韻の残る短編小説が魅力の書き手で、『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房)に短編小説「親を掘る」を寄稿、短編集『花を刺す』(惑星と口笛ブックス) を刊行している。2022年には文芸同人誌『閑窓 vol.5道辻を灯す』に寄稿した「ふくらはぎ」が同人雑誌優秀作に選出され、『文學界 12月号』に掲載された。
溝渕久美子「ほぐさんとわたし」先行公開中
Kaguya Planetでは、溝渕久美子さんによる新作ぬいぐるみSF短編小説「ほぐさんとわたし」を先行公開しています。「ほぐさんとわたし」は、Kaguya Booksから2023年春に刊行される蜂本みささんのぬいぐるみ小説と連動する形でKaguya Planetに執筆していただきました。ぬいぐるみと暮らしている人たちの思いが、思いがけぬ方向へと繋がっていくSF短編小説です。
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Kaguya Planetに応援を!
Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月に① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正、② 新人賞以外の入り口を作ること、③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて活動を開始し、珠玉のSF短編小説を掲載し続けてきました。
2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてという作家も数多く、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。
より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。
引き続きこれらの活動を続けていくためにも、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。Kaguya Planetを応援したいという方は、月500円のサブスクで本プロジェクトをサポートして頂けます。ご登録いただいた方は、毎月、約一ヶ月の先行公開中のコンテンツをお楽しみいただけます。
また、1円から寄付も受け付けております。サポートして頂いたお金は全てKaguya Planetの原稿料や編集料に当てられます。十分な資金が集まり次第、Kaguya Planetの作品掲載数やインタビュー記事の数を増やしていく予定です。プロジェクトの詳細はこちらの特設ページをご覧ください。
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