『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のキャスト・吹き替え声優まとめ【出演者・俳優】 | VG+ (バゴプラ)

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のキャスト・吹き替え声優まとめ【出演者・俳優】

©️Warner Bros. Feature Productions Pty Limited, Village Roadshow Films North America Inc., and Ratpac-Dune Entertainment LLC

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のキャスト・声優に注目

2015年に公開された「マッドマックス」シリーズの第4作目『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。公開されるや圧倒的な人気を獲得し、第88回アカデミー賞では、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を含む6冠を達成し、同年の最多受賞作品に輝いた。

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今回は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に出演したキャストに注目してみよう。特にシャーリーズ・セロンの演技は高い評価を受け、MTVムービー・アワード 2016で最優秀女優賞、第42回サターン賞で主演女優賞を受賞している。また、出演キャストに加えて、日本語吹き替え版 (劇場公開版) の声優も紹介していく。圧倒的人気を誇る『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を作り上げた面々をチェックしていこう。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に出演したキャスト・吹き替え声優

マックス役 トム・ハーディ / AKIRA

主人公マックスを演じたのはトム・ハーディ。『ダークナイト ライジング』(2012)のベイン役、『ヴェノム』(2018)のエディ・ブロック役およびヴェノム役などで知られる。クリストファー・ノーラン監督の作品では『インセプション』(2010)、『ダンケルク』(2017)にも出演している。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は2013年に撮影が行われた作品だが、同時期にトム・ハーディはスティーヴン・ナイト監督の『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』(2013)に主演。壮大な規模で制作された『怒りのデス・ロード』に対し、トム・ハーディが車内で喋り続けるだけの『オン・ザ・ハイウェイ』は、わずか8日間で撮影された。様々なジャンルの映画に対応できる幅を持った俳優である。

マックスの日本語吹き替えを担当したのは、EXILEのメンバーとして知られるAKIRA。2006年にEXILEに加入し、2017年から株式会社expgの取締役に就任している。俳優としては、『GTO』(2012-2014)で鬼塚英吉を演じて主演を務めるなど、様々な映画やドラマに出演してきた。声優としては、EXILEをモデルにしたアニメ『エグザムライ』(2008)で演じた本人役を除いて、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が初めての仕事になる。

フュリオサ大隊長役 シャーリーズ・セロン / 本田貴子

フュリオサ大隊長を演じたのはシャーリーズ・セロン。1975年に南アフリカで生まれたシャーリーズ・セロンは、1998年に出演した『マイティ・ジョー』で注目を集めると、2003年には、後に「ワンダーウーマン 」シリーズを手がけるパティ・ジェンキンス監督の映画『モンスター』に主演。実在した殺人犯アイリーン・ウォーノを演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞した。

その後も『ハンコック』(2008)や『あの日、欲望の大地で』(2008)、『ヤング≒アダルト』(2011)などでも高い評価を受け、前述の通り、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ではMTVムービー・アワード 2016の最優秀女優賞および第42回サターン賞の主演女優賞を受賞した。

近年はほとんどの出演作品で主役級のキャラクターを演じており、『アトミック・ブロンド』(2017)、『タリーと私の秘密の時間』(2018)、『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2019)、『スキャンダル』(2019)などでは製作も兼務している。2020年にはNetflix映画『オールド・ガード』で主演を務めている。

シャーリーズ・セロンの日本語吹き替えを担当したのは、長らくセロンの声を担当している本田貴子。上述のシャーリーズ・セロン出演映画においても、最新作『オールド・ガード』に至るまで、ほとんどの作品で本田貴子が声をあてている。その他にも、「バイオハザード」シリーズのアリス役を含むミラ・ジョヴォヴィッチ、「X-MEN」シリーズでのストーム役を含むハル・ベリーらの声を担当している。

ニュークス役 ニコラス・ホルト / 中村悠一

ニュークス役を演じたのはニコラス・ホルト。「X-MEN」シリーズのビーストことハンク役で知られる。「X-MEN」に初めて出演したのが2011年で、2015年には『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をはじめとする4作品に出演した。

2017年には『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』で主演、J・D・サリンジャーを演じた。同年『エジソンズ・ゲーム』ではニコラ・テスラを、『女王陛下のお気に入り』(2018)ではロバート・ハーレーを、『トールキン 旅のはじまり』(2019)ではJ・R・R・トールキンを演じるなど、実在の人物を演じることも少なくない。

ニュークスの日本語吹き替えを担当したのは中村悠一。『怒りのデス・ロード』と同年に公開された『ダーク・プレイス』でもニコラス・ホルトの声を担当している。吹き替えでは、「キャプテン・アメリカ」シリーズでクリス・エヴァンスの声を担当しており、MCUシリーズでは一貫して中村悠一がキャプテン・アメリカを演じている。

イモータン・ジョー役 ヒュー・キース・バーン / 竹内力

イモータン・ジョーを演じたのは、ヒュー・キース・バーン。インドの俳優で、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』公開時点で67歳だった。1979年に公開されたシリーズ第1作目『マッドマックス』では、暴走族のリーダーであるトゥーカッター役で出演していた。『怒りのデス・ロード』では、MTVムービー・アワードでは悪役賞にノミネートされた。

イモータン・ジョーの吹き替えを担当したのは、俳優の竹内力。「ミナミの帝王」シリーズをはじめとするVシネ作品で知られる、言わずと知れた“Vシネマの帝王”だ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で海外映画の吹き替えは初挑戦だが、2005年にはアニメ『あらしのよるに』でギロの声をあてている。

スプレンディド役 ロージー・ハンティントン=ホワイトリー / たかはし智秋

スプレンディド役を演じたロージー・ハンティントン=ホワイトリーは、俳優としても活躍するイギリスのファッションモデル。映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(2011)ではカーリー・スペンサー役を演じた。2017年員は俳優のジェイソン・ステイサムとの間に第一子が誕生している。

スプレンディドの日本語吹き替えを担当したのは、たかはし智秋。「THE IDOLM@STER」シリーズの三浦あずさ役、『sin 七つの大罪』(2017-2018)のアスモデウス役などで知られる。数々のキャラクターソングを担当しており、2010年ごろからは音楽活動にも取り組んでいる。

ケイパブル役 ライリー・キーオ / 植竹香菜

ケイパブル役を演じたライリー・キーオはアメリカの俳優。映画に出演しはじめたのは2010年頃からで、『マジック・マイク』(2012)、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でその名を知られるようになった。日本を舞台にした『アースクエイクバード』(2019)にも出演している。

ケイパブルの日本語吹き替えを担当したのは植竹香菜。『NARUTO -ナルト- 疾風伝』(2007-2017)で日向ナツの声を、『メジャーセカンド』(2018-)でト部の母親の声などをあてている。

トースト役 ゾーイ・クラヴィッツ / 田村睦心

トースト役を演じたゾーイ・クラヴィッツは、ニコラス・ホルトと同じく「X-MEN」新シリーズに出演。エンジェル・サルバドーレを演じている。アニメ映画『スパイダーマン : スパイダーバース』(2018)ではMJの声を担当し、2021年公開予定の『ザ・バットマン』ではキャットウーマンことセリーナ・カイルを演じる予定となっている。なお、ゾーイ・クラヴィッツは『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017)でもキャットウーマンの声を担当している。

トーストの声を担当した田村睦心は、『映像研には手を出すな!』(2020)の金森さやか役などで知られる人気声優。『デジモンアドベンチャー tri.』(2015-2018)では泉光子郎を演じている。吹き替えでは『her/世界で一つの彼女』(2013)でイサベラを演じたポーシャ・ダブルデイの声を担当している。

ダグ役 アビー・リー / 大津愛理

ダグ役を演じたアビー・リーはオーストラリアのファッションモデル。俳優としては、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』への出演を皮切りに、2015年以降、スティーヴン・キング原作の『ダークタワー』(2017)など、数々の映画に出演している。

ダグの日本語吹き替えを担当したのは大津愛理。吹き替えではドラマ『ARROW/アロー』(2012-2020)でブラックキャナリーを演じたケイティ・ロッツの声を担当することが多い。2020年10月からTOKYO MXで放送を開始する『最響カミズモード!』では、メインキャラクターの一人、岸海征の声を担当する。

フラジール役 コートニー・イートン / 潘めぐみ

フラジールを演じたコートニー・イートンは、オーストラリアの俳優。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にはオーディションに合格して出演。同作の公開時点で19歳、撮影時点では17歳だった。2016年には『キング・オブ・エジプト』にザヤ役で出演して注目を集めるなど、順調に俳優としてのキャリアを重ねている。

フラジールの声を担当したのは、潘めぐみ。人気アニメ『HUNTER×HUNTER』(2011-2014)の主人公ゴン=フリークス役で知られる人気声優だ。潘めぐみもまた『HUNTER×HUNTER』の主演をオーディションで勝ち取っている。毎年複数の作品で主役級のキャラクターを演じているが、アニメ『BNA ビー・エヌ・エー』ではタヌキ獣人のジャッキー役の演技が話題になった

この他にも、元プロレスラーのネイサン・ジョーンズが演じたリクタス・エレクタスをプロレスラーの真壁刀義が、ジョン・ハワードが演じた人食い男爵を声優の後藤哲夫が、リチャード・カーターが演じた武器将軍をベテラン声優の千葉繁が演じている。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、4K ULTRA HD + Blu-rayが発売中。

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VG+編集部

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