『Marvel’s Wolverine』日本が舞台に!「Marvel’s Spider-Man」のスタジオ制作 2026年秋、ウルヴァリンが帰ってくる | VG+ (バゴプラ)

『Marvel’s Wolverine』日本が舞台に!「Marvel’s Spider-Man」のスタジオ制作 2026年秋、ウルヴァリンが帰ってくる

『Marvel’s Wolverine』2026年秋発売

ゲーム『Marvel’s Wolverine』がPlayStation®5で2026年秋に発売される。『Marvel’s Wolverine』は、スパイダーマンを主人公した「Marvel’s Spider-Man」シリーズのインソムニアックゲームズが手がける最新作で、マーベルの人気キャラクターであるウルヴァリンを主人公としたゲームだ。

製作が伝えられてしばらく経過していたが『Marvel’s Wolverine』だが、2025年9月の終わりになってトレイラーが公開、2026年秋に発売されることも発表されている。

※映像には暴力シーンや流血シーン、グロテスクなシーンが含まれており、年齢制限が設けられています。

今回公開された映像では、死ねない身体を持ち、厄介ごとに巻き込まれ続けるウルヴァリンことローガンの苦悩が描かれている。ラストでは「ヒーローなら他をあたれ。俺はウルヴァリンだ」という名言も。『Marvel’s Wolverine』のウルヴァリン役はリアム・マッキンタイアが演じている。

映像には、映画シリーズでもお馴染みの変身能力を持つミスティーク、映画『デッドプール2』(2018) にちょい役で登場したオメガ・レッドといったキャラクターの姿も捉えられている。敵勢力の一つはリーヴァーズで、映像のラストでは対ミュータント用ロボットのセンチネルと思われる巨大ロボが登場するなど、ウルヴァリンが多くの敵と対峙することが示唆されている。

ウルヴァリンが訪れるフィールドも様々だ。MCUの世界にも登場した犯罪都市マドリプールカナダの雪山(道路標識にはカナダの西部に位置するスコーミッシュの名前が確認できる)、そして、「おいしいラーメン」といった日本語の看板が確認できる日本の路地裏にいたるまで、ウルヴァリンは世界中を飛び回ることになるようだ。

PlayStation公式からは、『Marvel’s Wolverine』の制作の裏側を明かすメイキング映像も公開されている。こちらの映像でも、製作総指揮を務めるマーベル・ゲームスのエリック・モナセッリが、今回ウルヴァリンはカナダの荒野や日本を訪れると紹介している。

日本が舞台になるということは、シルバーサムライサンファイアといった日系のキャラクターの登場も期待できるだろうか。映画では『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013) で日本を舞台としたストーリーが描かれており、同作で知名度を得たキャラクターの登場もあり得そうだ。

「X-MEN」シリーズをはじめとするコミックの人気キャラクターだったウルヴァリンは、2000年代に映画「X-MEN」シリーズの主人公としてヒュー・ジャックマンが演じ、世界的にも人気のキャラクターになった。『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009) をはじめとする単独映画三部作も制作され、2024年にはMCU作品として『デッドプール&ウルヴァリン』が公開、全世界興収12億ドル超というメガヒットを記録した。

ゲームではフィラクシス・ゲームズが手がけた『マーベル ミッドナイト・サンズ』(2022) にもウルヴァリンは登場したが、『Marvel’s Wolverine』は満を持してのウルヴァリンの単独タイトルになる。ゲームの世界でもスパイダーマンに続く大ヒット作品を生み出すことになるか、そして、あのおしゃべりな傭兵は登場するのか、世界の注目が集まっている。

PS5用ソフト『Marvel’s Wolverine』は2026年秋発売予定。

『Marvel’s Spider-Man』と続編の『Marvel’s Spider-man: Miles Morales』は発売中。

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ヒュー・ジャックマンが演じたウルヴァリンの登場作品全作の紹介はこちらの記事で。

【ネタバレ注意】映画『ウルヴァリン&デッドプール』ラストの解説&考察はこちらから。

ゲーム『Dead by Daylight』制作陣が明かした映画化・コミカライズへの思いはこちらの記事で。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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