『アイズ・オブ・ワカンダ』8月27日配信開始
MCUアニメ『アイズ・オブ・ワカンダ』が2025年8月27日(水) よりディズニープラスで独占配信を開始することが発表された。『アイズ・オブ・ワカンダ』は、7月25日(金) 公開の映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』に続くMCUフェーズ6の作品となり、「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が制作総指揮を務める。
ライアン・クーグラーは7月2日に全6話が完結したドラマ『アイアンハート』の製作総指揮も務めており、クーグラー関連作品の配信が続いている。『アイズ・オブ・ワカンダ』では「何世紀にもわたって受け継がれてきた、 ワカンダの秘密」が描かれるという。配信日の発表に合わせて、予告編も公開されている。
公開された動画では、「ワカンダは多くの秘密を抱えている」と意味深なセリフが。映画「ブラックパンサー」シリーズでは先祖と対話できる“先祖の平原”が登場したり、ティ・チャラの父ティ・チャカの罪が明かされるなど、ワカンダの歴史にフィーチャーすることも多かった。『アイズ・オブ・ワカンダ』ではワカンダの過去がさらに深掘りされることになりそうだ。
これまでの報道によると、『アイズ・オブ・ワカンダ』は全4話で構成され、ワカンダの秘密警察ハトゥット・ゼラゼの歴史を描くという。ハトゥット・ゼラゼは英語で「ドッグ・オブ・ウォー」という意味で、ナキアが所属していたワカンダの諜報機関ウォー・ドッグとの繋がりを連想させる。
6月初旬にフランスで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭では、『アイズ・オブ・ワカンダ』の第1話「Into the Linon’s Den」が上映された。第1話では紀元前1260年を舞台に、ワカンダから技術を盗み、海賊を率いるライオンという人物が登場するという。今回の予告編でもライオンのような仮面を被った人物が登場している。
また、『アイズ・オブ・ワカンダ』には人気マーベルキャラの一人であるアイアン・フィストも登場するという。アイアン・フィストといえばNetflixで配信されたドラマ『アイアン・フィスト』(2017-2018) で知られるが、過去の歴史を描く『アイズ・オブ・ワカンダ』では、先代のアイアン・フィストが登場すると見られる。
ライアン・クーグラー作品では、製作総指揮を務めたドラマ『アイアンハート』が高い評価を受けている他、日本で6月に緊急公開された映画『罪人たち』も絶賛されている。こちらはMCUのキルモンガー役で知られるマイケル・B・ジョーダンが主演を務め、ケイト・ビショップ役のヘイリー・スタインフェルド、B-15役のウンミ・モサクなど、MCU俳優達が主要な役割で出演している。
『アイズ・オブ・ワカンダ』のショーランナーを務めるのは、「ブラックパンサー」シリーズのストーリーボード・アーティストであるトッド・ハリス。MCUフェーズ6最初の配信作品となる『アイズ・オブ・ワカンダ』ではどんな物語が描かれるのだろうか。
アニメ『アイズ・オブ・ワカンダ』は2025年8月27日(水) よりディズニープラスで独占配信開始。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』までのMCUの歴史を500点以上のイラストと共に振り返る『マーベル・スタジオ:ジ・アート・オブ・ライアン・メイナーディング』は発売中。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』はBlu-rayが発売中。
アヌシー映画祭での『アイズ・オブ・ワカンダ』初上映時の情報はこちらの記事で。
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