Kaguya Planet、5月の執筆者発表! 対談インタビューも | VG+ (バゴプラ)

Kaguya Planet、5月の執筆者発表! 対談インタビューも

Kaguya Planet、5月の執筆者を発表!

SF企業VGプラスの運営するオンラインSF誌Kaguya Planetより、5月の執筆者を発表します。5月のKaguya Planetでは、王谷晶さんによる新作SF短編小説と、林譲治さんと春暮康一さんの対談インタビューを先行公開します!

また、第三回かぐやSFコンテストと連動した「未来のスポーツ」に関する特集記事vol.2を、Kaguya Planetにて会員向けに限定公開します。そしてKaguya Planetでは今月からは、蜂本みささんの長編小説『遊びの国のモシカたち(仮)』を連載します。

Kaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!各作品は約一ヶ月の先行公開期間を経て、無料で一般公開されます。月額500円の会員になると先行公開期間の作品&会員限定のコンテンツを読むことができます。掲載作品一覧はこちら。

Kaguya Planetについて詳しく知る

5月のKaguya Planetは、王谷晶さん!

王谷晶さんは小説家でエッセイスト。1981年、東京都生まれ。2018年に、収録されている23編すべてが女と女が主人公の短編集『完璧じゃない、あたしたち』(ポプラ社)を刊行。女性同士の多様な関係を、SFや幻想譚も織り交ぜながら様々な角度から描き、話題を呼びました。また、2020年には、暴力の才能に秀でた新道依子という女性を描いたバイオレンスアクション小説『ババヤガの夜』(河出書房新社)を刊行。これまでにあまり類のない、とにかく強い、そしてその強さに〈復讐〉という動機がない女性キャラクターを描き、高く評価されました。

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近著には『40歳だけど大人になりたい』(平凡社) や《異形コレクション》第55巻『ヴァケーション』(短編小説「声の中の楽園」を寄稿)などがあります。

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5月はそんな王谷さんによる、クィアなSF短編小説を先行配信します! Kaguya Planetでは、プライド月間に『結晶するプリズム 翻訳クィアSFアンソロジー』の収録作品を5編、無料公開します。今回はそれと連動する形で、5月に先行公開を開始し、プライド月間に無料で公開するクィアな小説の執筆を王谷さんに依頼しました。6月には合計6編のクィアなSF短編小説、どうぞお楽しみに!

譲治さんと春暮康一さんの対談インタビュー

限定公開のエッセイを配信した4月に続き、5月はSF作家の対談インタビューを先行公開します! 今回対談していただいたのは、SF作家の林譲治さんと春暮康一さんです。

林譲治さんは1999年に「SFマガジン」に掲載された短編小説「エウロパの龍」でデビュー。≪星系出雲の兵站≫全9巻で第41回日本SF大賞、第52回星雲賞日本長編部門を受賞した人気SF作家です。春暮康一さんは第7回ハヤカワSFコンテストで優秀賞を受賞した『オーラリメイカー』で2019年にデビュー。2022年に刊行された第二作目『法治の獣』は「SFが読みたい!」の国内篇ベスト1位に選ばれました。

今回の対談インタビューでは、作家として異なるキャリアを歩んできたお二人に、デビューまでの道のりや、第二作目を出すまでの経緯等についてお聞きしました。また、企画者の立場と参加筆者の立場から、アンソロジー企画の裏側についてもお話いただいています。

このインタビューはSF同人誌の「SFG」と共同で実施したもので、『SFG vol.05』宇宙特集号にも別パートが収録されます。『SFG vol.05』2023年5月22日(日)に東京流通センターで開催される文学フリマ東京で頒布される予定です。こちらもぜひゲットしてみてください。

蜂本みささんの長編小説連載開始

Kaguya Booksから2022年12月に刊行を予定し、2023年春に刊行を延期していた蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮)』ですが、誠に勝手ながら、再度刊行を延期いたします。刊行の再延期についてのお知らせと蜂本さんからのメッセージはこちらをお読みください。

刊行の再延期に伴い、今月から、Kaguya Planetの会員限定公開とクラウドファンディングで支援してくださった方への限定記事で、蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮)』を毎月連載いたします。Kaguya Planetでは現在、蜂本みさ「遊びの国のモシカたち(仮)」のプロローグと一章の一部を限定公開しています。5月27日(土) にこちらの続きを限定公開します。

第三回かぐやSFコンテスト関連のエッセイも限定公開!

2023年7月より、最大4,000字の短編小説でチャレンジできる第三回かぐやSFコンテストが開催されます。今回のテーマは「未来のスポーツ」です!

オンラインSF誌のKaguya Planetでは、会員限定で「未来のスポーツ」をテーマにした特集記事を公開しています。今月はとある作家さんによる「スポーツ」と「創作」にかかわるエッセイです。どなたのどんなエッセイか、お楽しみに!

Kaguay Planetでは現在、「スポーツと教育」をテーマに、ハワイの子ども達にサッカートレーニングを提供するMIAアカデミーについての取材記事を会員限定で公開しています。取材を担当したのは齋藤隼飛さんです。

Kaguya Planetでは、谷脇栗太「くちなし山の天狗様」を先行公開中!

Kaguya Planetでは現在、谷脇栗太「くちなし山の天狗様」を先行公開中です。

「くちなし山の天狗様」は、Kaguya PlanetとSF同人誌『SFG』のコラボ企画として書かれたSF短編小説です。「ヤギ・野営・落下するしましま」というお題をもとに、谷脇さんともといもとさんがKaguya Planetと『SFG vol.5』にそれぞれSF短編小説を寄稿しています。

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2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてという作家も数多く、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。

より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。

掲載している作品一覧

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