ライヴイベント「マイクからSF ライブで楽しむ小説」開催!
朗読とトークで、SF小説を楽しもう!
一人で読むもよし、みんなで読書会をするもよし、さまざまな楽しみ方ができるのが読書の魅力。
朗読とトークで味わうSF小説はいかがですか?
読んだことのある小説が音声を得て新たな顔をみせたり、はじめて出会う小説の臨場感に惹きつけられたり。小説を耳から楽しむひとときは、きっと特別なものになるはず。
2024年7月13日(土)に京都のクエスチョンで開催されるライヴイベント「マイクからSF ライブで楽しむ小説」では、『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』、『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』、『巣 徳島SFアンソロジー』という、地域を舞台にしたSFアンソロジーから収録作品を朗読します。
後半には、ゲストの方々にローカルなSFについてお話いただきます。宇宙や未来などの壮大なイメージを持たれることもあるSFですが、身近な場所を舞台にしたSF作品の魅力や可能性について語ります。
朗読をするのは北野勇作さん、なかむらあゆみさん、御守ミコさん
北野勇作さんは、『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』にご自身が寄稿された「バンパクの思い出」を朗読されます。「バンパクの思い出」は、2045年の大阪で、ある人物がバンパクの思い出を語り始めるが、それはどこかおかしなところがあって……というお話。大阪弁で勢いよく語られるこの小説を北野さんがどう朗読されるのか、お楽しみに!
なかむらあゆみさんは『巣 徳島SFアンソロジー』にご自身が寄稿された「ぼくはラジオリポーター」を朗読されます。「ぼくはラジオリポーター」アナウンサーをされていたこともあるなかむらさんがご自身の経験も活かしながら書かれた作品。ラジオリポートに挑戦する少年ルルとともに徳島の姿が見えてきます。こちらはウェブで無料で公開されています!
御守ミコさんは『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』より、鈴木無音「聖地と呼ばれる町で」と織戸久貴「春と灰」を朗読されます。御守さんは京都発のアイドルグループ、きのホ。のメンバー。保冷剤ブルー担当。ドラえもん好き、SF小説好きとしても知られており、坂崎かおる『嘘つき姫』(河出書房新社)の書評を『S-Fマガジン』に寄稿。また、毎日のルーティーンをめぐる少し不思議な掌編小説「五二、九六九」をCALL magazineにという掌編小説のマガジンに寄稿しています。
トークは、北野勇作さん、高山羽根子さん、吉村萬壱さん
後半のトークでは、作家の北野勇作さん、高山羽根子さん、吉村萬壱さんがローカルなSFの魅力について語ります。宇宙や未来などの壮大なイメージを持たれることもあるSFですが、自分とは異なる他者と出会う楽しみや驚きは意外と身近なところにもあるものです。
『大阪SFアンソロジー』『徳島SFアンソロジー』に寄稿した北野さんと吉村さんに加えて、沖縄を舞台にした『首里の馬』など地域SFを執筆されている高山羽根子さんで、地域SFについて語ります。
マイクからSF ライヴで楽しむ小説
【日時】
2024年7月13日(土)14:00〜17:00頃
⚠️アーカイブの配信あり!
【場所】
クエスチョン Creative Commons1
京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2 7F
京都市営地下鉄東西線 「京都市役所前駅」1番出入口より徒歩約1分、京阪電⾞ 「三条駅」 12番出口より徒歩約5分
会場にはエレベーターがあります。
【ゲスト】
朗読:北野勇作、なかむらあゆみ、御守ミコ(きのホ。)
トーク:北野勇作、高山羽根子、吉村萬壱
※なかむらさん、高山さん、吉村さんはオンラインでの参加です。
※※イベント終了後に、御守ミコさんによる特典会(チェキ撮影会)あり。
(別途料金)
【朗読作品】
北野勇作:『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』より、北野勇作「バンパクの思い出」
なかむらあゆみ:『巣 徳島SFアンソロジー』より、なかむらあゆみ「ぼくはラジオリポーター」
御守ミコ:『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』より、鈴木無音「聖地と呼ばれる町で」&織戸久貴「春と灰」
【チケット】
会場チケット 3000円
サイン入りTシャツ付きチケット 5500円
配信チケット 2500円
サイン入りTシャツ付き配信チケット 5000円
配信とアーカイブ
会場チケットと配信チケットはどちらも二週間程度のアーカイブを視聴できます。
書籍のチケット
書籍のチケットをご購入いただくと、事前に書籍をお送りいたします。
ただし、7月10日以降に、会場チケットと一緒にお申し込みいただいた場合には、書籍は会場でのお渡しとなります。
7月10日以降に、配信チケットと一緒にお申し込みいただいた場合には、イベント終了後に発送となります。
サイン入りTシャツ
北野勇作さんと御守ミコさんのサイン入りTシャツです。
サイン入りTシャツ付き配信チケットを購入いただいた方にはイベント終了後に発送いたします。
【お申込み】
下記のフォームから直接お申し込みいただけます。またこちらのイベントページからもお申し込みいただけます。
【注意事項】
・イベント会場の開場は13:45です。先着順にご入場いただきます。
・席数は20席程度の小さな会場です。また、会場となっているビルには他の施設もございます。早過ぎる会場前での待機は、施設へのご迷惑となってしまいますのでご遠慮ください。
・登壇者への迷惑行為等は固くお断りいたします。イベントの遂行に差し障りがあると主催で判断した場合、ご退場いただく可能性がございます。
・チケットの変更についてはPeatix経由で主催までご連絡ください。
・会場設備等について必要な情報がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
【主催】VGプラス合同会社(Kaguya Books)
【問い合わせ】info@virtualgorillapus.com
《地域SFアンソロジー》シリーズ好評発売中!
今回朗読する、『京都SFアンソロジー ここに浮かぶ景色』、『大阪SFアンソロジー OSAKA2045』、『巣 徳島SFアンソロジー』は、各地の書店やウェブショップでも販売しています。
『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』は京都にゆかりのある8名の作家が綴るアンソロジー。1200年の都? いえいえ、わたしたちの棲む町。アート、池、記憶、軒先駐車、松ぼっくり、物語——。妖怪もお寺も出てこない、観光地の向こう側をお届けします。
『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』に収録されるのは、大阪を知る10名が綴る2045年の大阪の物語。万博・AI・音楽・伝統、そして、そこに生きる人々――。そこにあるのが絶望でも、希望でも、この場所の未来を想像してみよう。
『巣 徳島SFアンソロジー』(あゆみ書房)は7名の徳島在住の女性の作家と、徳島にゆかりのある芥川賞作家・小山田浩子さんと吉村萬壱さんによるアンソロジー。「そっとふみはずす」をテーマに、SF的な想像力が徳島の日常を描き出します。取扱書店一覧はこちら。