ジェシカ・ジョーンズ復活!『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2は「より邪悪な世界に」 | VG+ (バゴプラ)

ジェシカ・ジョーンズ復活!『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2は「より邪悪な世界に」

©︎MARVEL

『デアデビル:ボーン・アゲイン』S2でジェシカ・ジョーンズ復活

2025年にシーズン1が配信され、高い評価を受けたドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』は、2026年3月よりシーズン2の配信を予定している。2025年10月11日(土) に米国で開催されたニューヨーク・コミコン2025には、主演のチャーリー・コックスとジェシカ・ジョーンズ役のクリステン・リッターが登場。シーズン2の予告映像も披露されたという。

ジェシカ・ジョーンズはABC製作、Netflixで配信された〈ザ・ディフェンダーズ〉サーガのキャラクターで、『デアデビル』(2015-2018) に続いて配信されたドラマ『ジェシカ・ジョーンズ』(2015-2019) は3シーズンが製作された。『ジェシカ・ジョーンズ』シーズン3は〈ザ・ディフェンダーズ〉サーガの最終作となっている。

その後、デアデビルはドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』で正式にMCUのユニバースに参戦。ジョン・バーンサル演じるパニッシャーことフランク・キャッスルも登場し、〈ザ・ディフェンダーズ〉サーガのその後が描かれることになった。

ジェシカ・ジョーンズ復活を俳優が語る

『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2にジェシカ・ジョーンズが登場することは2025年5月に明らかになっていた。ニューヨーク・コミコン2025ではジェシカ・ジョーンズが登場する映像が公開されたという。クリステン・リッターがジェシカ・ジョーンズを演じたのは実に6年ぶりで、米マーベル公式によると、クリステン・リッターは壇上では復帰について以下のように話したという。

現実じゃないみたいでしたが、まるであの頃から時間が止まっていたようでした。チャーリーを人として心から愛しています。彼と一緒にいるのも、共演するのも、このキャラクターを演じるのも大好きなことです。壮大で祝福されていて、現実を超越したような気持ちでした。

チャーリー・コックスは、ジェシカ・ジョーンズとクリステン・リッターのカムバックについてこう語っている。

クリステンが帰ってきて、JJ(ジェシカ・ジョーンズ)がこのドラマに参加してくれるのは本当に嬉しいです。でも、台本を読んだ途端に、「いいね、デアデビルとその”耳”(角)について皮肉をいろいろ言われるんだろうな」って思いました(笑)。

クリステン・リッターはこのコメントに対し、「即興で演技する機会があれば、必ずチャーリーをからかいます」とおどけている。

『ボーン・アゲイン』シーズン2はどうなる?

チャーリー・コックスは『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2の世界観について、「マットにとっても、スーパーヒーローたちにとっても、世界は大きく変わってしまいました。正しいことをしようとする人々にとって、より邪悪な世界になってしまったんです」と語っている。この世界の変化が、シーズン1で姿を見せなかったジェシカ・ジョーンズがシーズン2で再びマットと再会する流れと関わっているのだろうか。

『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2の映像には、エルデン・ヘンソン演じるフォギー・ネルソンの姿もあったという。ヴィンセント・ドノフリオ演じるキングピンことウィルソン・フィスクがボクシングに挑む姿もあったといい、シーズン2の内容に期待が高まる。

また、『デアデビル:ボーン・アゲイン』はシーズン3への更新が決まったばかりだが、ニューヨーク・コミコン2025でも、チャーリー・コックスとクリステン・リッターがこの事実を認めている。パニッシャーを主人公に据えたスペシャルドラマの配信も予定されており、〈ザ・ディフェンダーズ〉サーガはここからさらなる盛り上がりを見せることになりそうだ。

加えて、2026年は前作でマット・マードックがゲスト出演しており、同じニューヨークを舞台にする『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』も7月の米公開が予定されている。同作にデアデビルが登場するのかどうかにも注目しつつ、フィスクとマットの戦いの行方を見守ろう。

ドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』はシーズン1がディズニープラスで配信中。シーズン2は2026年3月に米配信予定。

『デアデビル:ボーン・アゲイン』配信ページ

『デアデビル』のコンセプトアートも収録されている『マーベル・スタジオ:ジ・アート・オブ・ライアン・メイナーディング』はKADOKAWAより発売中。

Source
Marvel.com

『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン1最終回のネタバレ解説&考察はこちらから。

ニューヨーク・コミコン2025で正式発表された『ヴィジョンクエスト(原題)』についてはこちらの記事で。

同じくニューヨーク・コミコンで予告編が公開された『ワンダーマン』の情報はこちらから。

 

【ネタバレ注意】『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』ラストの解説&考察はこちらから。

【ネタバレ注意】『アイアンハート』最終回の解説&考察はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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