BIGBOSS登場! 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』前夜祭スペシャルイベントレポート | VG+ (バゴプラ)

BIGBOSS登場! 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』前夜祭スペシャルイベントレポート

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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』いよいよ公開

全世界待望のトム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ最新作、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が2022年1月7日(金)に全国の映画館にて公開。全米におけるオープニング3日間の興行成績は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を抜いて歴代2位に、全米累計興行収入は『アベンジャーズ』を抜いて歴代8位に。全世界興行収入が約1600億円突破し、公開から約3週間にして映画界の歴史に残る驚異的な快進撃を記録するなど、前代未聞の熱狂を予感させている。

レッドカーペットイベントのレポートが到着

そして日本での公開が明日に迫った1月6日(木)に前夜祭スペシャルイベントが実施された。本作の日本語吹替版で主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役の声優を務める榎木淳弥、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)に登場し、今回はユニバースを超えてスパイダーマンと再び戦うことになる敵・エレクトロの声優を7年ぶりに務める中村獅童が登壇。

さらに、実写だけではないスパイダーマンのユニバースを超えたゲストとして、アカデミー賞®長編アニメーション賞受賞し、2022年に続編公開も決定している『スパイダーマン:スパイダーバース』で主人公マイルス・モラレス/スパイダーマン役の声を演じる小野賢章、マイルスを導く別の次元のピーター・B・パーカー/スパイダーマンを演じる宮野真守という2人のスパイダーマン役声優も祝福に駆け付けた。

本作では、マルチバースの扉がドクター・ストレンジの魔術によって開かれたことで、過去のスパイダーマンシリーズに登場した敵たちがピーター・パーカーに襲いかかり、最大の危機にさらされたピーターが下す選択が描かれる。イベントでは、本作でも印象的に登場する空間移動を行うドクター・ストレンジのアイテム、スリングリングのゲートを模したオブジェから登壇者たちが登場した。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』での初登場から5年以上ピーター・パーカーの吹替を務める榎木は、いよいよ明日公開を迎える本作について「これ以上の作品はできないんじゃないかな、と思うくらい最高傑作です」と語り、トム・ホランド主演のスパイダーマンシリーズの<最終章>となる本作への感慨深い心境を語る。

そしてここで本日もう一人、大のスパイダーマンファンであるスペシャルゲスト“BIGBOSS”ことプロ野球・北海道日本ハムファイターズ新監督である新庄剛志が、今日のために特注で作られたド派手なスーツに身を包み華麗に登場。今日のために鍛えてきたという新庄BIGBOSSは登壇するやいなや、「小さい頃からキングコング、仮面ライダー、スパイダーマンに憧れていたから今日はとても嬉しい」と笑顔を見せる。

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現役時代には試合前にスパイダーマンのマスクコスプレで大いに野球界を賑わせるなど、大のスパイダーマンファンとして知られる新庄だが、スパイダーマンのイベントには初登壇。本日のイベントのために特注してきたという衣装は「採寸も2回してサイズもぴったり。サングラスも3回作り直したんだよ。足元は足袋なんだけど、これは自分の父親が造園やってるから」と頭から足先まで徹底してこだわったことを明かすと、榎木が「色はスパイダーマンですけど、モチーフはそれだけじゃないですよね? 腕のパーツやマントはドクター・ストレンジですか?」と、本作に登場するドクター・ストレンジのモチーフも入っていることに気づく一幕も。

あまりの衣装のインパクトに「負けたー。俺もスパイダーマンのスーツ着たかったのに」と中村がコメントして笑いを誘う場面もあった。すでに作品を観たという新庄は、本作について「プロ野球でいうオールスターズの集まったような作品」と語ると、「スパイダーマンがニューヨークでスイングするシーンに、昔住んでいた家が映って『俺の家ー。』ってなって」とさらなるサプライズがあったことを明かした。

スパイダーマン愛に溢れる登壇者たちだが、ここでそれぞれにスパイダーマンの好きなところは? という質問が。新庄は「ちょっとだらしなさそうなんだけど、ヒーローになれるっていうところがちっちゃい時から大好きでしたね」とコメントすると、中村も「(新庄)監督と同じになりますが、正統派じゃないところがいいですよね」と同意。榎木は「敵を出来るだけ傷つけない、優しいところ」、小野は「悩んだり、葛藤があるところがいいですよね。ピーターに親近感がわいて好きになります」と等身大で誰にとっても“親愛なる隣人”であるスパイダーマンの魅力を語った。

宮野は「敵役もただ悪なのではなく、それぞれの理由やポリシーがあったうえで変わっていく「正しさ」があるのが最高です」と、スパイダーマンだけでなく、登場するそれぞれのヴィランの魅力についても言及し、それぞれがスパイダーマンというヒーローや作品についての魅力を存分に語った。

最後に「本当に素晴らしい作品になっていますので、劇場に足を運んでいただいて、楽しんで頂ければと思います」といった榎木からの挨拶をはじめ、新庄からも「Weloveスパイダーマン。僕はあと4回見に行く予定なので、競争しましょう。みんなは5回以上観てくださいね。スパイダーマン愛してるよ。」と盛大なラブコールが送られ、レッドカーペットイベントの幕が閉じた。

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舞台挨拶も

舞台挨拶にも、レッドカーペットから続けて榎木淳弥、中村獅童、小野賢章、宮野真守、そして新庄剛志が登壇。これから作品を一足先に観賞する観客に向けて、すでに観賞している榎木は「これ以上のスパイダーマン映画はないんじゃないなと思います。すべてが込められている作品です」と語ると、新庄はネタバレなしで魅力を語るのは難しいと頭を抱えつつ、「映像音楽の迫力すごくて感動した。俺は今日1回観たから、あと4、5回観たい」と何度も観たい作品であることを語った。

吹替の収録部分のみでまだ作品全体の内容を知らないという中村は、「秘密厳守で大変でした。当日まで台本も映像ももらってないままやるというのは初めてでした」と収録の様子を振り返り、早く観たい。と本作を観賞できることを心待ちにしていることを明かした。

小野は「(スパイダーマンの)正体がバレてしまったので、その後の立ち回りが気になりますよね」といちスパイダーマンファンとして本作の気になるポイントについてコメントすると、宮野も「スパイダーマン好きなら気になるキャラがいっぱい出てくるじゃないですか。楽しみですよね」と語り、「僕らもうマルチバースは得意なんでね」と、お茶目に吹き替えを担当した『スパイダーマン:スパイダーバース』に触れる一幕もあった。

最後に、サプライズでスパイダーマンが登場すると新庄の、「スパイダーマン愛してるよ」というコールと共に、舞台挨拶は終了した。

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金) 日本全国の劇場で公開。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』公式サイト

グリーン・ゴブリン、ドクター・オクトパス、エレクトロの三大ヴィランの俳優によるコメントはこちらの記事で。

ピーターの親友ネッドのこれまでの活躍と原作での設定はこちらの記事で。

日本語吹き替え版主題歌は、SixTONESが担当する。詳しくはこちらから。

予告の解説&考察はこちらの記事で。

ソニーが展開するスSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)最新作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のポストクレジットシーンの解説はこちらから(ネタバレ注意!)。

『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース (パート1)』の初映像の解説&考察はこちらから。

MCU版「スパイダーマン」シリーズのプロデューサーが『ノー・ウェイ・ホーム』後の新三部作について語った内容はこちらから。

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