『ミッキー17』絵コンテが公開
2025年3月28日(金)より日本での公開が始まった映画『ミッキー17』。『パラサイト 半地下の家族』(2019)でアカデミー賞®4部門を受賞したポン・ジュノ監督の最新作で、『TENET テネット』(2020) などで知られるロバート・パティソンが主演を務め、“使い捨て労働者”ミッキーによる権力者への逆襲が描かれる。
全世界に先駆けて公開された韓国では公開からわずか4日間で観客動員数が100万人を突破、3月7日(金)からは全米公開され、オープニング1位を記録。その後も快進撃を続け、全米及び世界各国での世界興行収入が1億1,000万ドルを突破した(Box Office Mojo調べ ※3月24日(月)時点)。
この度、『ミッキー17』クライマックスの幕開けとなるシーンを描いた、ポン・ジュノ監督直筆の絵コンテが公開された。俳優たちの自由な演技を引き出すために、常に完璧な絵コンテを用意して撮影を進める——それがポン・ジュノ監督の流儀だ。
日本のマンガやアニメが大好きなポン・ジュノ監督は、「私は自分で絵コンテを描くことに非常にこだわっています。精神的にも肉体的にも大変な作業ですが、これがないと映画を作れません。すべてのカットを頭の中で明確にイメージし、それが揃わないと安心できないんです」と、カメラアングルや小道具など、ディティールまで描きこんだ絵コンテを描く。
「絵コンテは、構図やカメラの動きを非常に正確に記していて、撮影中に変更することはほとんどありません。でも、俳優の演技についてはできるだけ自由にさせるようにしています」と、アドリブ大歓迎で撮影を進めていく。俳優たちにとって「私の撮影スタイルは衝撃的かもしれない」と語るポン・ジュノ監督直筆の絵コンテがこちらだ。
今回解禁された『ミッキー17』のポン・ジュノ監督による直筆の絵コンテは、本編のクライマックスのはじまりとなる場面。宇宙船のゲートが開くとマチェーテを手にした2人のミッキーが車両に乗り込む。ゲートは前と後ろからカメラ固定のFIXで撮影すると指示されている。
2人が車両に乗り込む場面ではカメラ位置も細かく指定されている。実はこの時、2人のミッキーはマーシャルによってゼッケンとボタンを押せば即死する時限爆弾を装着させられている。そのためか頬に焦りを感じさせる書き込みもある。
大地に降り立った2人のミッキーは、謎のモンスター“クリーパー”の群れに向かっていく。17号はクリーパーの絶叫に思わず左の耳をふさぐ。その描写は「Long」——引きのショットで撮影するよう指示がある。17号は「ベイビー・クリーパーを殺しちゃダメだ」と大地を駆けていく。彼の視点の先には、クリーパーたちを殲滅させようとする暴君マーシャルが乗り込んだ車両が近づいてくるのだが……。この後、『ミッキー17』はポン・ジュノ史上最大スケールの超弩級のクライマックスを迎えることになる。その先にどんな展開が待ちうけるのか、是非、映画館の大画面で見届けていただきたい。
マイルドな17号と辛辣な18号、2人になったミッキーは権力者たちへの逆襲を開始する。ターゲットは自分の得しか考えていない強欲なボス、マーシャル(マーク・ラファロ)と現場に“死にゲー”任務を強いる、イルファ(トニ・コレット)だ。使い捨てワーカーvs強欲なブラック企業のトップ、逆襲エンターテイメントが開幕する。
『ミッキー17』イントロダクション
人生失敗だらけのミッキー(ロバート・パティンソン)は、何度でも生まれ変われる夢の仕事を手に入れた、はずが……⁉ それは身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んでは生き返る任務、まさに究極の“死にゲー”だった 。
ストーリー
ブラック企業のどん底で、ありとあらゆる方法で搾取され、死んでは生き返らせ続けるミッキー。何度も死に続け、遂に17号となったミッキーの前に、ある日手違いで自分のコピーである18号が現れ、事態は一変、2人のミッキーは権力者たちへの逆襲を開始する。ターゲットは自分の得しか考えていない強欲なボス、マーシャルと現場に“死にゲー”任務を強いる、イルファ(トニ・コレット)だ。使い捨てワーカーvs強欲なブラック企業のトップ、逆襲エンターテイメントが開幕!
ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』は2025年3月28日(金)大ヒット上映中。4D/Dolby Cinema🄬/ScreenX/IMAX🄬 同時公開。
■タイトル:『ミッキー17』
■公開:3月28日(金)公開 4D/Dolby Cinema🄬/ScreenX/IMAX🄬 同時公開
■監督・脚本:ポン・ジュノ(『パラサイト 半地下の家族』)
■出演:ロバート・パティンソン(『TENET テネット』『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』)、ナオミ・アッキー(『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』)、スティーブン・ユァン(『NOPE/ノープ』)、トニ・コレット(『ヘレディタリー/継承』(アカデミー賞R助演女優賞ノミネート))、マーク・ラファロ(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)
■製作年:2025年 ■製作国:アメリカ ■映倫区分:G
■コピーライト表記:© 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
■配給:ワーナー・ブラザース映画
エドワード・アシュトンの原作小説『ミッキー7』は大谷真弓の翻訳で発売中。
ジャパンプレミアでポン・ジュノ監督が語った本作のテーマはこちらの記事で。
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