『マンダロリアン・アンド・グローグー』注目ポイントは?
「スター・ウォーズ」シリーズの約7年ぶりとなる劇場版最新作『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』が2026年5月22日(金) より日米同時公開を迎える。ディズニープラスの人気ドラマ『マンダロリアン』(2019-) の劇場版として制作された本作は、ペドロ・パスカルが主演を続投する。
監督を務めるのは、ドラマ版でもシリーズを率いてきたジョン・ファヴロー。賞金稼ぎのマンダロリアンであるディン・ジャリンと、ヨーダと同じ種族で強いフォースの力を持つグローグーの新たな旅はどのような道のりになるのだろうか。
グローグーの変化とは
米「スター・ウォーズ」公式サイトのStarWars.comでは、ジョン・ファヴロー監督が映画『マンダロリアン・アンド・グローグー』の見どころについて語っている。同監督は、本作がドラマシリーズの延長となる作品ではなく、劇場版として独立して成立するアドベンチャー映画であると説明。「スター・ウォーズ」ファンだけでなく新規の客も楽しめると前置きした上で、こう語っている。
グローグーの視点で見れば、彼は自力で活動するようになってきています。より多くの役割を担い始めて、父親(ペドロ・パスカル演じるマンダロリアンのディン・ジャリン)も彼により責任を担わせるようになっています。
今や彼(ディン・ジャリン)はただ子どもを守るだけではありません。子どもを教え、未来に備えて準備させ、私たち皆がそうするように、世代から世代へとバトンを繋いでいくのです。
グローグーは50歳だが、900歳まで生きたヨーダと同じ長寿の種族であるため、ドラマ『マンダロリアン』ではほとんど言葉も話せない赤ちゃんとして描かれた。シーズンを重ねるごとにできることが増えていき、最後にはディン・ジャリンを助けるほどの成長を見せていたが、映画『マンダロリアン・アンド・グローグー』ではもう一段階上の物語が描かれるようだ。
予告編でも、ディン・ジャリンはグローグーに船の操縦を手伝わせているなど、以前よりもグローグーを“相棒”として扱っている様子を見せていた。ファイナル予告では、ディン・ジャリンの判断でふたりが別行動をとる場面や、「親は子を守り、子は親を守る」というディン・ジャリンの印象的な言葉も確認できる。
ロッタの成長にも注目
一方で、『マンダロリアン・アンド・グローグー』では、ジャバ・ザ・ハットの息子であるロッタがムキムキで巨大な姿で登場する。アニメ映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008) では幼い姿で登場したロッタもまた、本作では成長した姿で登場することになり、これはグローグーの成長と対になる要素だ。
ロッタはジャバ・ザ・ハットを父に持つと共に、“父を失った息子”でもある。ジョン・ファヴローは、ロッタの登場により、また別の父と息子の関係性を掘り下げることができるようになったといい、「ジャバの息子であるとはどういうことなのか、そこにどうやって深みを持たせるのか」について考えたと話している。この“父と息子”というテーマは、「スター・ウォーズ」旧三部作のテーマであり、ある意味で「スター・ウォーズ」シリーズの原点回帰とも言える。
ジョン・ファヴローは、『マンダロリアン・アンド・グローグー』で描かれる物語について、このように締めくくっている。
全ての親がそうであるように、子どもが成長すると親との関係は変化し、やがて親の役割も変化し始めます。それぞれの世代が責任を次の世代に託しますが、次の世代に引き継ぐ時に備えて準備をしておくのが私たちの務めなのです。この映画では、そうしたテーマをより深く掘り下げることができたと思います。彼(グローグー)の種族はとても長生きですから、待ち受ける試練に備えて、彼がしっかりと備えられるようにしたいですよね。
これまでグローグーを甘やかしてきたディン・ジャリンは、子に責任を引き継ぐ親として、異なる動きを見せることになりそう。それはつまり、『マンダロリアン・アンド・グローグー』はグローグーの成長譚でもありながら、パパであるディン・ジャリンにとっての親としての成長譚でもある、ということなのかもしれない。物語の行方は、劇場で見届けよう。
映画『マンダロリアン・アンド・グローグー』は2026年5月22日(金) より日米同時公開。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』公式リリース
『マンダロリアン』シーズン3 Blu-rayは発売中。
絵本『マンダロリアンとグローグー』は発売中。
Source
StarWars.com
スター・ウォーズ セレブレーション ジャパンのイベントレポートも掲載している『Kaguya Planet No.6 特集:ヴィラン』は発売中。
ドラマ『マンダロリアン』シーズン3最終回のネタバレ解説&感想はこちらから。
