『リロ&スティッチ』新ポスターが公開
2025年5月米公開、日本では初夏公開を予定している実写映画版『リロ&スティッチ』の新ポスターが公開。映画『モアナと伝説の海』(2016) に登場したココナッツの海賊カカモラをくわえるスティッチのやんちゃな姿が捉えられている。
You never know how far Stitch will go 🥥 #LiloAndStitch, coming to theaters May 23, 2025. pic.twitter.com/GdWhPYrjCU
— Disney (@Disney) November 27, 2024
『リロ&スティッチ』は現代のハワイに漂着した生物兵器のスティッチと、ハワイのカウアイ島に住む少女リロの物語。『モアナと伝説の海』では、2,000年ほど前のポリネシア文化圏(ハワイを含む)が舞台に。主人公のモアナの声はハワイ先住民の子孫であるアウリイ・クラヴァーリョが演じており、両作は共にハワイとの縁が深い。
『リロ&スティッチ』と『モアナと伝説の海』は、時代は違えど同じ文化圏を舞台にするとあって、最初のコラボレーションに選ばれたようだ。“最初の”というのは、アニメ映画版『リロ&スティッチ』でも他作品との“コラボ”は話題になっていたからだ。
過去にもスティッチが大暴れ
2002年に映画『リロ&スティッチ』が公開された際には、アニメ『リトル・マーメイド』『ライオンキング』『美女と野獣』『アラジン』とコラボしたパロディCMが放送されている。
この時も、スティッチはアリエルが歌っている海でビッグウェーブに乗って登場したり、シンバの代わりにラフィキに持ち上げられたり、ベルと野獣が踊っているところにシャンデリアごと落ちてきたり、宇宙船で空飛ぶ絨毯に乗り付けてジャスミンを連れて行ってしまったりするなど、ディズニー映画の名シーンを台無しにしている。
今回公開されたのは実写版『リロ&スティッチ』の広告ポスターだが、米国ではサンクスギビングの連休期間に合わせて『モアナと伝説の海2』が2024年11月27日(水) 公開されたばかり。実写版『リロ&スティッチ』をアピールしつつ、カカモラが再登場する『モアナと伝説の海2』の宣伝にもなるポスターになっている。
今後のディズニー映画のスケジュールとしては、2024年12月20日(金) に“超実写版”『ライオキング:ムファサ』が日米同時公開を控えている。アニメ版でもコラボしたスティッチと「ライオンキング」が実写版(CG版)でもコラボする可能性は高い。
2025年3月にも実写版『白雪姫』の公開が予定されている他、実写版『リロ&スティッチ』の公開後にはなるが、2026年7月には実写版『モアナと伝説の海』も公開される。『モアナと伝説の海』へのスティッチの“逆輸入”があるのかどうかにも注目だ。
実写版『リロ&スティッチ』は2025年初夏公開。アニメ映画『モアナと伝説の海2』は2024年12月6日(金) 日本公開。
アニメ映画『リロ&スティッチ』はブルーレイ&DVDセットが発売中。
『モアナと伝説の海』実写版の情報はこちらから。
『ライオン・キング:ムファサ』についてはこちらから。
【ネタバレ注意】『モアナと伝説の海』ラストの解説はこちらの記事で。