ネタバレ解説&感想『E.T.』ラストの意味は? 1980年代カルチャー、友情と別れについて考察 | VG+ (バゴプラ)

ネタバレ解説&感想『E.T.』ラストの意味は? 1980年代カルチャー、友情と別れについて考察

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第55回アカデミー賞4部門受賞『E.T.』

1982年に公開され、史上最高の映画とも評されるスティーブン・スピルバーグ監督の名作『E.T.』。宇宙人との出会いを通し、少年の成長を描いた本作は、第55回アカデミー賞では、作曲賞、視覚効果賞、音響賞、音響編集賞の4部門を受賞するなど高く評価され、今なお愛され続けている。

特にジョン・ウィリアムズ作曲のテーマ曲や月を背景に空を飛ぶ自転車などは、映画本編を観たことがなくても知っている人も多いだろう。『E.T.』は知ったつもりで終わらせるのは惜しい作品だ。『E.T.』には最初から最後まで1980年代カルチャーが詰まっており、観ることで今のアメリカのコンテンツをつくっているクリエイターを育んだ環境を知ることができる。

そして何よりも『E.T.』は上質な少年の成長物語だ。本記事ではそんな映画『E.T.』についてネタバレありで解説と考察、感想を述べていこう。なお、以下の内容には映画『E.T.』のラストのネタバレを含むため、本編視聴後に読んでいただけると幸いである。

ネタバレ注意
以下の内容は、映画『E.T.』の内容に関するネタバレを含みます。

『E.T』ネタバレ解説&考察

『未知との遭遇』に続く宇宙人との出会い

宇宙から地球の植物を採集に来た温和な宇宙人E.T.と、家庭に問題を抱えて孤独になってしまった少年エリオット。二人の最初の出会いは衝撃的で、正体のわからない存在としてちょっと恐ろしい部分もあったが、E.T.がエリオットの痛みに共感する姿などを遠し、E.T.が心優しい宇宙人だと知っていく。

大人たちはE.T.を研究対象として見ているが、子どもたちはE.T.を友人として見ている。その対比を描きつつ、大人たちもかつては子どもであり、宇宙から来る友人の夢を見たことも表現しているのが『E.T.』の魅力だ。

スティーブン・スピルバーグ監督はエリオットの繊細な心理描写を壊したくないと思い、吹替に否定的だったことで知られる。しかし、当時子役の浪川大輔の声を聞いて『E.T.』の吹替版の制作に踏み切ったとのことだ。「ルパン三世」シリーズの石川五ェ門で有名な浪川大輔は、このエピソードをきっかえに「スティーブン・スピルバーグ監督に認められた天才」と呼ばれた。

スティーブン・スピルバーグ監督は『未知との遭遇』(1977)で、宇宙人と人類の出会いを描き、高い評価を獲得していた。『未知との遭遇』は大規模なUFOとの接触を描いていたが、そこでSF映画の金字塔を打ち立てたスティーブン・スピルバーグ監督が撮ったのは少年と宇宙人の友情という小規模な接触だった。

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『E.T.』のきっかけは両親の離婚?

スティーブン・スピルバーグ監督にとって代表作となった『E.T.』は、実は彼の少年時代の空想上の友人(イマジナリーフレンド)がきっかけとなっている。そして、当時の子どもたちの生活をリアルに描いていることから、1980年代アメリカン・カルチャーのすべてが詰まっているとも言われている。事実、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(2016-)など、1980年代アメリカを舞台にした作品の多くが『E.T.』の影響を受けている。

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『E.T.』の舞台背景を語る上で、スティーブン・スピルバーグ監督の幼少期についても多少触れておくと、作品の世界観に没入しやすいことだろう。スティーブン・スピルバーグ監督はゴールデン・グローブ賞も受賞した映画『フェイブルマンズ』(2023)で、自身の幼少期の体験を描いている。

スティーブン・スピルバーグ監督の人生の転機として、両親の離婚があった。『フェイブルマンズ』では、スティーブン・スピルバーグ監督をモデルにした主人公サミーが父親の親友と母親のキスシーンを撮影してしまい、映画への情熱を失いかけるという展開がある。

これは事実であり、スティーブン・スピルバーグ監督は16歳のとき、自主映画の撮影中にピアニストで母親のリア・アドラーの不倫現場を見てしまった。その衝撃は凄まじく、リア・アドラーを母ではなく弱さを持つ人間として見るようになったと語るほどである。しかし、その視点の変化があったためか、成人後もリア・アドラーとは良好な関係を保っている。

この不倫による離婚の衝撃は『E.T.』にも残されており、『E.T.』では主人公エリオットの父親は愛人とメキシコ旅行に行っている設定だ。このスティーブン・スピルバーグ監督が幼少期に感じた「大人も弱さを持った人間。だから頼れないときがある」という感覚は、エリオットたちがE.T.を匿い、子供たちだけで問題を解決しようとする姿勢につながっていると考察できる。

宇宙人と大人たち

地球に植物採取に来ていた宇宙人たち一行。しかし、人間がやって来たことで撤退を余儀なくされる。そのとき、1人の宇宙人は街並みを眺めていたせいで地球に置いてきぼりにされることに。そんなことなど露知らず、その街では少年たちがTRPGで遊んでいた。

このとき、E.T.を追っている車から降りてきた大人たちは、腰から上が映らないようになっている。その後の学校のシーンなどでも共通で、基本的に母親を除いて大人たちは腰から上が映らない。この演出は『E.T.』はあくまでも子どもたちの世界を中心に描いているためだ。

子どもたちの視点から宇宙人との出会いと友情を描くため、大人たちは基本的に邪魔なものなのだ。子どもたち、特にエリオットの視点が中心であるため、大人たちが何を考えているのかわからないシーンもある。これは大人が子どもたちにとって、時として理解できない存在であることを表現している。

そのため、E.T.の宇宙船を追っていた車の目的は何なのか、どこでE.T.の存在を政府は知ったのかははっきりしない。『E.T.』において宇宙人と少年の友情が主軸であり、大人は添え物でしかないと言えるだろう。

子供たちを虜にしたダンジョンズ&ドラゴンズ

ここで遊んでいるゲームはRPGの草分け的存在とも言えるダンジョンズ&ドラゴンズ、通称D&Dだが、雰囲気に注目してほしい。エリオットはゲームに参加したがっているが、兄マイケルはタバコを吸い、部屋は煙でモクモクだ。プレイヤーたちにはちょっと不良っぽさもある。

これには理由がある。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でも描かれていたものだが、1980年代初期、D&Dは悪魔崇拝や魔術、ポルノグラフィ、殺人などの誘因になりうる不良の遊びというレッテルを貼られてきた。今のオタクたちの遊びというイメージとは大きな違いだ。

D&Dを憂慮する連盟、シュノーバレン論説、ヒックマン論説などTRPGを否定するような団体や論争をあげればきりがない。それでも当時の子供たちにとって、D&Dは魅力的なゲームであり、特に背伸びをしたい年頃のエリオットにとってはプレイしたくてたまらないちょっと不良っぽくて大人っぽいゲームだったと考察できる。

プレイ中に流れている曲はジム・キャロルの「People who died」(1980)で、ジム・キャロルが若くして亡くなった友人たちのことを歌ったロックだ。そしてリクエストしている楽曲はアカペラグループのザ・パースエイジョンズが歌った「Papa-Oom-Mow-Mow」(1962)。このピザのシーンが印象的だったのか、サーファー文化をテーマにした様々なピザを提供するレストラン名にも引用されている。

 

E.T.との出会い

トウモロコシ畑で衝撃的な出会いを果たしたエリオットとE.T.だったが、誰もE.T.を見たことを信じない。母親だけではなく兄たちも最初、SFドラマ『トワイライト・ゾーン』(1959-1964)のテーマ曲ではやし立てるのだから、大人が信じるはずがない。「パパなら信じる」とエリオットが言うと空気が静まり返るが、これは父親と愛人がメキシコ旅行に行っているためだ。

母親は3人の子供を抱えて精神的に参っており、マイケルは父親の話題を持ち出したエリオットを叱りつける。両親の不倫によって家庭がどう崩れるのか、そして子供たちの心にどのような影響を与えるのかを、スティーブン・スピルバーグ監督の実体験をもとに描いたシーンだ。

E.T.と庭で遭遇する場面、エリオットは菓子を差し出すが、この菓子はリーシーズ・ピーシーズだ。当初は日本でも有名なM&M‘sを使用する予定だったが、M&M‘sを発売するマース社が可愛いとは言い難いE.T.のデザインを見て使用を許可しなかった。だが、ご存じの通り『E.T.』は世界的に大ヒットし、そこで使用されたリーシーズ・ピーシーズの売上は大幅に増加した。

『E.T.』の影響を大きく受けた『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でもリーシーズ・ピーシーズは至るとこで登場し、特に主要人物のノアの好物として描かれた。エリオットとE.T.の出会いのきっかけとなったリーシーズ・ピーシーズはこれをきっかけに1980年代を代表する菓子となり、今なお愛されるものになったのである。

エリオットが紹介する1980年代カルチャー

E.T.に地球を紹介するエリオットだが、その内容は現代の私たちに1980年代のカルチャーを紹介してくれるものにもなっている。例えば、エリオットが紹介するグリード、ハンマーヘッド、ウオラス・マン、スナグルトゥース、ランド・カルリジアン、ボバ・フェットのフィギュアは「スター・ウォーズ」シリーズのケナー社の3.75インチフィギュアだ。

このケナー社のフィギュアは映画界において、オモチャ展開で利益をあげるというビジネススタイルを確立した草分け的存在で、今なお「レトロ・ケナー」という名で愛され続けている商品である。この商品の発売はジョージ・ルーカス監督が文房具屋の息子であり、グッズ展開の重要性にいち早く気付いたためとされている。

サメが一番強いと紹介するのは1975年に公開したスティーブン・スピルバーグ監督作『ジョーズ』の小ネタだと考察できる。また、オーストリア生まれのキャンディーPEZを紹介するが、PEZディスペンサーには熱烈な愛好家がおり、スティーブン・J・グリューという男はこの輸入業で一大帝国を築き上げた。

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マイケルが帰宅時来ているのは日本でも大ヒットしたインベーダーゲームのTシャツで、歌っているのはエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズの「Accidents Will Happen」だ。マイケルはE.T.が念動力を使ったのを見て「エキストラ・テレストリアル(地球外生物)」と言い、その略称としてE.T.と呼ぶ。E.Tの原題もこちらが由来となっている。

他にもE.T.がビールを飲み、精神的につながりを持っているエリオットも酔っ払う場面ではE.T.は漫画「バック・ロジャース」シリーズを読み、救出場面に呼応してエリオットは解剖用のカエルを逃がす。その後、『静かなる男』(1952)を観たためロマンチックなキスをする、「セサミストリート」シリーズで英語を学ぶなど留守番中のE.T.が起こす騒動も1980年代のカルチャーに満ちているのがE.Tの特徴だ。

『E.T.』ラスト ネタバレ解説&考察

空を飛ぶ自転車

『E.T.』は前述の通り、スティーブン・スピルバーグ監督が少年時代に離婚の悲しみを埋めるために生み出したイマジナリー・フレンドの物語だ。そのため、イマジナリー・フレンドとしてのE.T.とは必ず別れなければならない運命にあるとも言える。

スティーブン・スピルバーグ監督は『未知との遭遇』で宇宙人と遭遇する大ヒット映画を公開したのち、『ナイトスカイ』というダークなテイストのSF作品の制作に取り掛かった。『ナイトスカイ』は失敗に終わったものの、そのときの案は活かされ『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)でのホームシックも加わり、イマジナリー・フレンドを思い出すきっかけとなった。

幼少期のイマジナリー・フレンドをもとにした『E.T.』の世界では、母親以外の大人は極力腰から上が映らないようにされ、子供たちだけの世界であることが強調される。そして、E.T.との出会いでエリオットの世界が広がったことを象徴したのが空飛ぶ自転車のシーンだ。

数多くの映画でパロディされる名シーンの一つの「空飛ぶ自転車」。その最初のハロウィンの夜の飛行シーンでは、E.T.のおかげで心の穴が埋まったエリオットがE.T.に一緒に地球で暮らそうと提案する。しかし、E.T.は胸を指さし「イタイ」「オウチ」と言い、別れなければならないことを告げるのだった。

空飛ぶ自転車はイマジナリー・フレンドによって家庭の悩みから解放されたエリオットの心情を表すとともに、その心の穴は自分で解決しなければならず、E.T.に頼り続けてはいけないというラストのメッセージへとつながっていくものになっている。

迫るエージェント

ラストに近づくにつれ、エリオットに迫るE.T.との別れ。しかし、迫るのはそれだけではなかった。E.T.が地球に飛来した痕跡を追い、政府のエージェントもエリオットを追っていたのだ。政府のエージェントはエリオットの家を隔離し、夜の寒さで衰弱したE.T.を確保しようとする。

空気は一変し、これまでのE.T.との友情物語からSFホラーのような雰囲気となる。E.T.はエリオットにとっては父親の不倫による不在という心の穴を埋めてくれる友人だが、政府にとっては正体不明の地球外生命体でしかないのだ。

確かに大人になってから政府職員の目線で『E.T.』を観てみると、E.T.は恐怖の対象に見えてくる。人類の科学力を超える星間移動技術を持った生命体が、仲間を呼ぶための装置を森に仕掛けていた。E.T.が友好的なのかどうかは一緒にすごしたエリオットと違ってわからない。強力な軍隊を率いてくる可能性もあるのだ。

また、注目すべきは顔の映る数少ない大人の一人で、政府の科学者のキーズだ。キーズはE.T.を救いたいという人物で、軍人相手に意見を言える人物でもある。彼はエリオットがE.T.が自分に会いに来たと言ったとき、自分も待っていたと返す。ラストに登場する彼はE.T.と出会えなかったエリオットと言えるだろう。

E.T.が自分とのつながりのせいでエリオットが弱っていると知り、つながりを断って仮死状態になったとき、キーズは瞼を閉じさせて哀悼の意を示す。エリオットが撮影当時の子供の視点の代表者だとすれば、キーズは「辛かった頃、自分のところにも宇宙人がきてほしかった」と思うスティーブン・スピルバーグ監督そのものではないかと考察できる。

永遠の友情と別れ

エリオットはE.T.が命を吹き込んだ花が蘇るのを見て、E.T.が今も生きていることを知り、大人たちの手からE.T.を救い出すことを決意する。そして、マイケルは友人たちに自転車で丘に集まるように呼びかけ、子供たちの最後の脱走劇が始まる。

この『E.T.』のラストを象徴する自転車で集まって走るシーンは、プロのBMXライダーたちのスタントで撮影された。これは丘のジャンプシーンと最後の自転車での飛行シーンを撮影するためであり、パトカーとのチェイスは多くの作品でパロディされる名シーンとなった。

政府のエージェントから逃げ切ることに成功したエリオットたちは通信機を設置した森に着陸するが、それはE.T.との永遠の別れも意味していた。ラストでのE.T.とのそれぞれ別れを告げるエリオットたちは、もうただの子供ではない。誰かを救うために命をかけられる自立した存在になったのだ。

とくに最後のエリオットがE.T.からの「行コウ」という誘いを断り、地球で生きていく道を選ぶのは、少年期の終わりを表現していると考察できる。このシーンにはエリオットたちだけではなく、幼少期から宇宙人との出会いを夢見ていたキーズもおり、笑顔で宇宙船を見つめている。この最後はスティーブン・スピルバーグ監督なりの、かつてのイマジナリー・フレンドとの別れだったのではないだろうか。

『E.T.』のラストでは、E.T.が宇宙船に乗り込み、空に虹がかかる。それを見てエリオットは大人の世界へと一歩踏み出せたのではないだろうか。そしてエリオットを通して、両親の離婚で深く傷ついたスティーブン・スピルバーグ少年も、一歩踏み出して人生の区切りをつけたと考察できる。

『E.T.』ネタバレ感想

1980年代のアメリカを代表する作品

筆者は昔、大学の講義で「1980年代のポップ・カルチャーを知りたかったら、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズか、『E.T.』を観なさい」と言われたのを覚えている。その意味を、記事を執筆していく中で再認識させられた。

エリオットがE.T.に自分の趣味や生活を紹介する場面は、現在の視聴者が1980年代はどのようなカルチャーが流行していたのかを理解するのにちょうどいい。オモチャ、音楽、テレビ番組、映画など様々な1980年代カルチャーにE.T.が初めて触れるのは現代の視聴者ともリンクしているといえる。

また、エリオットの兄のマイケルがアメフトクラブに所属するスポーツマンであり、D&Dで遊ぶところもあるため、俗に言う陽キャでも陰キャでもないニュートラルな視点で物語が進むのも良いところだ。エリオットの子供視点、マイケルの青年視点の二つが存在することで、大人へと成長していく流れが見えてくるのも素晴らしい。

何度も見返す中、当時のキッズやティーンエイジャーたちは何に盛り上がり、何に親しんでいたのかを知る上で、エリオットが解説してくれるのがありがたい。「文化的、歴史的、美学的に重要な作品」として、米国議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に登録されるのも納得の作品だ。

イマジナリー・フレンドとの別れ

『E.T.』は、スティーブン・スピルバーグ監督が子供時代に経験した両親の離婚の寂しさが生んだイマジナリー・フレンドをきっかけとした映画だ。しかし、子供はいつまでもイマジナリー・フレンドと一緒にいられない。最後は別れなければならない運命にあるのだ。

『E.T』では別れをラストシーンの宇宙船に乗らないかと誘うE.T.と、誘いを断って父親が不倫で自分たちのもとから去った地球に残るエリオットとの対話で描いている。辛くてもこの世界で生きていかなければいけない、それでも友情があれば生きていくのも辛くないのではないかというエリオットの考えが読み取れる。

エリオットの「死ぬまで忘れない」という言葉には、大事なのは思い出を支えに一歩踏み出せるかどうかが人生において大事だと意味があると考察できる。最後の最後でエリオットは別れに涙しながらも、地球で生き続ける道を選んだ。ラストでE.T.との身体的なつながりは断たれたが、友情は続くことを表現しているように思える。

1980年代に公開され、今もなお、誰かの新しい一歩を応援する作品となっている『E.T.』。筆者が大人になってみて観直してみたら政府の科学者キーズへの印象が変わったように、最後まで観るたびに新しい発見がある作品だ。何か心に穴が空いたと感じたとき、『E.T.』を観返してみるのはいかがだろうか。

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映画『E.T.』のテーマ曲・サントラ・作曲家についての解説はこちらから。

映画『E.T.』の出演キャスト・吹き替え声優まとめはこちらから。

映画『E.T.』のE.T.役の声優が決まった意外な経緯についてはこちら。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のネタバレ解説&考察はこちらから。

 

鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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