“The Game Awards 2018” ノミネート作品発表！

SFゲームでは、スパイダーマンとDBHに注目

世界最大級のゲーム賞として知られるThe Game Awards 2018のノミネート作品が発表された。その年最高のゲームを選ぶゲーム・オブ・ザ・イヤーには、『Marvel’s Spider-Man』や『レッド・デッド・リデンプションII』などがノミネートされた。世界で150万本を売り上げた『デトロイト ビカム ヒューマン』は、優れたストーリーを持つ作品に贈られるベスト・ナラティブ賞を始め、3部門にノミネートされている。日本からは、『ロックマン11 運命の歯車!!』がベスト・アクションゲーム賞にノミネートされた。

世界最大級のゲームアワード

The Game Awards 2018は、今年で５年目を迎える世界最大級のゲーム賞だ。Eスポーツや開発者、ゲームの出演者を対象とした賞を含む全30部門で表彰が行われる。「メタルギア」シリーズで知られる小島秀夫監督や、米任天堂のレジナルド・フィサメィ社長らも、諮問委員会 (advisory board) に名前を連ねている。小島監督は学生を対象としたStudent Game Awardsの審査員も務める。2018年のThe Game Awardsは、全世界の40以上のメディアで中継される予定だ。

『デトロイト ビカム ヒューマン』は3部門にノミネート

近未来SF作品として高い評価を受けた『デトロイト ビカム ヒューマン』は、計3部門にノミネート。前述のベスト・ナラティブ賞の他、クリエイティブで革新的なゲームの方向性を示したベスト・ゲームディレクション賞にもノミネートされた。同作はプレイヤーの選択肢により無数の展開が生まれる“オープンシナリオアドベンチャー”と、2038年のデトロイトを舞台とした近未来SFを見事に融合させている。更に、声優やモーションキャプチャーを担当した俳優を対象としたベスト・パフォーマンス賞に、『デトロイト ビカム ヒューマン』でコナー捜査官を演じたブライアン・デッカートがノミネート。『アサシン クリード オデッセイ』でカサンドラを演じたメリサンティ・マウー、『Marvel’s Spider-Man』でピーター・パーカーを演じたユーリ・ローエンタールらと同賞を争う。

“親愛なる隣人”が7部門でノミネート

2018年9月に発売され、3日間で330万本という脅威的な売り上げを記録した『Marvel’s Spider-Man』は、ゲーム・オブ・ザ・イヤー、ベスト・パフォーマンス賞の他、ベスト・ゲームディレクション賞、ベスト・ナラティブ賞、ベスト・スコア/ミュージック賞、ベスト・オーディオデザイン賞、ベスト・アクションアドベンチャーゲーム賞の計7部門にノミネート。これは最多の8部門ノミネートとなった『レッド・デッド・リデンプションII』に次ぐ数字だ。米時間11月12日に亡くなったスパイダーマンの生みの親、スタン・リーが遺した“親愛なる隣人”は、ゲーム界でも多くの栄誉を手にしそうだ。

全30部門の受賞作品および受賞者は、一般投票で決定される。今回ノミネートされた全作品は、The Game Award 2018の公式ウェブサイトでチェックできる。

The Game Award 2018

The Game Award 2018は米時間の2018年12月6日、ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで開催される予定。

Source
The Game Awards Ⓒ 2018 The Game Awards