『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』予告編第4弾公開
「アベンジャーズ」シリーズ最新作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』より、第4弾の予告編が公開された。2026年12月18日(金) より日米同時公開を予定している本作では、第1弾でスティーブ・ロジャース、第2弾でソー、第3弾でX-MENに焦点が当てられていた。そして第4弾では、あの人たちにスポットライトが当てられた。
映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』予告編第4弾に登場したのはワカンダとタロカンの人々、そしてファンタスティック・フォーのメンバーだ。冒頭では、ワカンダ王国の新たなブラックパンサーとなったシュリ、新たな王となったエムバク、そして、タロカン帝国の皇帝であるネイモアが登場する。
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022) では、ティ・チャラを演じていたチャドウィック・ボーズマンが2020年に逝去したことから、レティーシャ・ライト演じるシュリが新たなブラックパンサーとなった。一方で、国王の座にはウィンストン・デューク演じるエムバクが就くことになった。
同作で初めて紹介された海底王国のタロカン帝国からは、「ミュータント」として生まれたというネイモアが登場。ヴィブラニウムを狙う米国の思惑も絡み、タロカンとワカンダは対立。ブラックパンサーとネイモアの戦いが繰り広げられ、ワカンダが勝利すると、シュリが手を差し伸べる形で両国の間には同盟関係が結ばれた。
映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の予告編第4弾では、シュリとエムバクが砂漠のような場所でドーラ・ミラージュを引き連れて現れると、ファンタスティック・フォーのザ・シングことベンと合流。ファンタスティック・フォーのメンバーは、映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025) に続く登場となる。
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』では、MCUのメインユニバースであるアース616ではなく、別ユニバースのアース828が舞台になった。一方で、映画『サンダーボルツ*』(2025) ではファンタスティック・フォーのものと見られる宇宙船が別次元から飛来する場面も。シュリとザ・シング達はどちらのユニバースで会っているのだろうか。
米マーベル公式では、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが、アース828に存在するファンタスティック・フォーの拠点バクスター・ビルに登場する人物の数が大幅に増えると発言している。ワカンダの人々が先にアース828を訪れるという展開もあり得るだろう。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の第4弾予告編では、シュリの声で「大切な人は全て失った。王には民を備えさせる務めがある。私にも務めがある」というセリフが流れている。民に備えさせるのは王になったエムバクの役目、シュリはブラックパンサーとして民を守る務めがあるということだろうか。
エムバクはザ・シングことベンに「ワカンダのエムバク王だ」と自己紹介。ベンは「ブルーム通りとグランド通りの間にあるヤンシー通りのベンだ」と自己紹介している。ヤンシー通りは原作コミックにも登場するストリート名で、映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』にも登場した。
ニューヨークのヤンシー通りは、2025年にファンタスティック・フォーの生みの親の一人であるジャック・カービーに敬意を表して、ジャック・カービー・ウェイ&ヤンシー通りという通りが誕生したが、それまでには現実には存在していなかった。もしかすると、ワカンダという国名とヤンシー通りの名前を通して二人が別のユニバースに所属していることを表現しているのかもしれない。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』第4弾予告編のラストでは、「『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でワカンダとファンタスティック・フォーは帰ってくる」と表示される。これで、スティーブ・ロジャース、ソー、X-MEN、ワカンダ王国、ファンタスティック・フォーという5組のプレイヤーが紹介されることになった。
ケヴィン・ファイギは2025年4月に、ドクター・ドゥームと戦う“5大勢力”を、①アベンジャーズ、②ワカンダ王国、③サンダーボルツ、④ファンタスティック・フォー、⑤X-MENとしていた。今回4連続で公開されたトレイラーには、サンダーボルツの面々は登場せず。また、サム・ウィルソンを中心とする本家アベンジャーズのメンバーも、ソーが入っているかどうかというところだ。
総じて、ドラマ作品に登場したキャラの姿は描かれず、旧来のファンにとっても知名度の高いキャラにのみ焦点が当てられていた印象だ。ただ、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』にロキが登場することは発表されており、ドラマ『ロキ』(2021-) のストーリーラインが本作に影響することは確かだろう。
気になるのは、第4弾の予告編には、ファンタスティック・フォーのメンバーのうちザ・シングことベンしか登場しなかったことだ。この時点で、ファンタスティック・フォーのメンバーがバラバラになっている可能性も考えられる。
シュリとリード・リチャーズという二つの頭脳が揃えば、天才科学者のドクター・ドゥームにも対抗できそうだが、まずはヒーロー達が“アッセンブル”できるのかどうかという点も焦点になりそうだ。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018) でも描かれたヒーロー達の共闘の困難さは、分かりやすいリーダーを欠く中でどのように描かれることになるのだろうか。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では、シュリの甥が紹介されており、これまでの予告編では、赤ん坊を抱いていたスティーブ・ロジャース、養娘のラブのために誓いを立てたソー、選ばれし子らの学園を創ったプロフェッサーXと共に、子どもと関係があるキャラが登場していたことも興味深いポイントだ。『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』では、ドクター・ドゥームは4歳のフランクリンの前に現れたが、『ドゥームズデイ』はドゥームから子ども達を守る/取り返すというのが基本のストーリーラインになるのかもしれない。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の予告編は4週連続の公開になると噂されており、それが事実であれば、一旦予告編の連続公開はこれで終わりということになる。次の予告映像はどのタイミングで公開されるのか、という点にも注目しよう。
なお、Marvel EntertainmentのYouTubeアカウントでは、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の公開に向けたカウントダウンの配信も始まっている。
2026年のMCUでは、1月28日(水) よりドラマ『ワンダーマン』が全8話一斉に配信される。『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2が3月4日より配信される他、「パニッシャー」のスペシャルドラマの配信も控えている。夏には『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』も控えているなど、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の公開に向けて楽しみな予定が続いている。引き続き、2026年のMCUも一緒にチェックしていこう。
映画『アベンジャーズ/ドゥームデイ』は2026年12月18日(金) 日米同時公開。
MCUの多数のコンセプトアートが収録されている『マーベル・スタジオ:ジ・アート・オブ・ライアン・メイナーディング』はKADOKAWAより発売中。
デッドプールの30年の歴史を振り返る『デッドプール 30th Anniversary Book』も発売中。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』予告第3弾の考察はこちらから。
予告第2弾の考察はこちらから。
予告編第1弾の情報はこちらから。
ケヴィン・ファイギが明かした『ドゥームズデイ』に登場する5大勢力の解説はこちらから。
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』ラストの解説&考察はこちらから。
