『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・エンパイア』配信決定
米時間の2024年4月4日(木)、“フォースの日”である5月4日を一ヶ月後に控え、「スター・ウォーズ」最新作『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・エンパイア』がディズニープラスで配信されることが発表された。配信日は『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』(2021-2023) シーズン3の最終話が配信される5月1日(水)の直後となる5月4日(土) だ。
『テイルズ・オブ・エンパイア』はそのタイトル通り、2022年に配信されたアニメ『テイルズ・オブ・ジェダイ』と同じく全6話を収録したアンソロジー形式のショートアニメ集になる。なお、『テイルズ・オブ・ジェダイ』シーズン2は2024年に配信開始とアナウンスされていたが、『テイルズ・オブ・エンパイア』がそれに該当する作品かどうかは不明だ。
In one month, #TalesOfTheEmpire arrives on @DisneyPlus with six all-new Star Wars Original shorts. https://t.co/HzjzaW8pZk pic.twitter.com/0hTHfhIWEQ
— Star Wars (@starwars) April 4, 2024
モーガン・エルズベスとバリス・オフィーの物語
『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・エンパイア』は発表と共に公式トレイラーが公開された。『テイルズ・オブ・ジェダイ』シーズン1では、アソーカ・タノとジェダイ時代のドゥークー伯爵のオリジンが描かれたが、『テイルズ・オブ・エンパイア』では帝国側のキャラクターに焦点が当てられることになる。
アニメ『テイルズ・オブ・エンパイア』では、モーガン・エルズベスとバリス・オフィーという二人の人物のストーリーが描かれる。モーガン・エルズベスはドラマ『マンダロリアン』(2019-) で登場し、アソーカ・タノと戦った人物で、ドラマ『アソーカ』(2023-) でナイトシスターとしてのルーツが描かれた。
『アソーカ』ではスローン大提督に対する忠誠心を見せていたが、『テイルズ・オブ・エンパイア』の予告では若き日のモーガンがスローンに帝国入りを志願する姿が描かれている。モーガンは一族が虐殺されたという過去を持っており、それが帝国傘下に入るきっかけとなったようだ。
また、『マンダロリアン』の時にいた惑星コルヴァスの街カロダンでの姿も描かれている。モーガンが新共和国時代にどうやってあの場所に至ったのかという経緯も明かされるのかもしれない。また、ディン・ジャリンがもらうことになるベスカーの槍も手にしており、マンダロリアンが作らない“ベスカー製の武器”の出自も明かされる可能性がある。グリーヴァス将軍と戦うシーンも気になるところだ。
一方のバリス・オフィーは『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008-2020) に登場した元パダワンで、アナキン・スカイウォーカーとアソーカ・タノとも共闘した。しかし、バリス・オフィーはアソーカがジェダイ・オーダーを追放される原因となった事件を起こした人物であり、クローン大戦中にダークサイドに転向している。
『テイルズ・オブ・エンパイア』の予告編では、ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022) でも実写化された大尋問官から教えを受け、帝国の中で力をつけていく様子が描かれている。予告編の最後には大尋問官が紹介する「新たなマスター」が登場。その人物は、もちろんダース・ベイダーである。
ラストは『テイルズ・オブ・ジェダイ』のロゴが焼き尽くされ、『テイルズ・オブ・エンパイア』のロゴに。一体どんな物語が6話で綴られるのか、配信開始を楽しみに待とう。
アニメ『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・エンパイア(原題)』は2024年5月4日(土)よりディズニープラスで配信開始。
6月4日配信開始のドラマ『アコライト』の特報予告はこちらから。
『アソーカ』シーズン1最終回のネタバレ解説はこちらの記事で。
『アソーカ』シーズン1最終回から考察するシリーズの今後についてはこちらから。