連続ワークショップ「ミン・ジヒョンに学ぶ、短編小説から長編小説を書いてみよう!」を開催します!
短編なら書けるけど、長編となるとなかなか形にならない。アイデアはあるけど、どうやって膨らませていけばいいのか分からない。書きたいテーマをフィクションにどう生かせばいいのか分からない。今回のワークショップは、そんなお悩みを実践を通して作品にしようというプログラムです。
こんな人におすすめ!
◎短編小説は書けるけど、長編の書き方がわからない
◎書きたいテーマをフィクションに昇華させる方法を知りたい
◎編集者のフィードバックがほしい
「ミン・ジヒョンに学ぶ、短編小説から長編小説を書いてみよう!」
2026年11月に、『僕の狂ったフェミ彼女』などで知られるミン・ジヒョンさんの最新の長編小説『忘却する者へ祝福を(原題)』(加藤慧訳)がKaguya Booksから刊行されます。『忘却する者へ祝福を(原題)』は、格差の拡大した社会を舞台に、女性への性暴力という社会問題を取り扱った作品です。そして実はこの作品は、「당신 인생의 랜드 스케이프(あなたの人生の景色)」という日本語にして8000字未満の短い短編小説から生まれました。
今回のワークショップでは、「あなたの人生の景色」と『忘却する者へ祝福を(原題)』を題材に、短編小説から長編小説を書く方法と、現実の社会問題にフィクションで応答したり、自分の描きたいテーマを作品に昇華させて書いたりする方法を実践とともに学びます。もし自分が「あなたの人生の景色」を長編に膨らませるとしたら?というワークと、ミン・ジヒョンさんによる長編の書き方のレクチャー、そしてKaguya Booksの編集者によるフィードバックなどを重ねながら、長編小説の書き方や、描きたいテーマをフィクションへと昇華させていくスキルを学びます。
ワークショップの日程と内容
「ミン・ジヒョンに学ぶ、短編小説から長編小説を書いてみよう!」は10月から12月にかけて全五回で行います。具体的な内容と日程は下記のとおりです。ワークショップにはA日程、B日程があります。A日程とB日程を横断して参加することはできません。定員は、A日程、B日程、それぞれ10名程度です。
全五回(9月〜12月)/参加費 30000円(『忘却する者へ祝福を(原題)』付き)/定員10名程度/主催:Kaguya Books(VGプラス)
第一回 A. 10月3日(土)14時〜16時/B.10月2日(金)19時〜21時/オンライン
・これからの流れと注意事項の説明
・ワークショップ:「あなたの人生の景色」のあらすじと設定を使って長編小説のアイデアを考える
課題①
「あなたの人生の景色」をもとにした長編にした梗概を執筆し、提出する【AとB共通の締切:10月18日(日)】
第二回 A.11月1日(日)14時〜16時/11月7日(土)19時〜21時/オンライン
合評会:参加者の提出した梗概を読んで合評会をする(Kaguya Booksの編集者からのフィードバックも行います)
第三回 AとB. 11月21日(土)18時半〜20時半/ゲスト:ミン・ジヒョン/会場&オンライン
講演会:ミン・ジヒョンさんに「あなたの人生の景色」をもとに『忘却する者へ祝福を』をどうやって執筆したのか、女性への暴力や格差というテーマをどのように作品に昇華したのかをお聞きする
課題②
参加者自身の短編小説(既発表作でも可)と、それを長編に膨らませた梗概を執筆し、提出する
【締切:11月27日(金)】
第四回 12月6日(日)14時〜17時/12月5日(土)19時〜21時/オンライン
フィードバック:短編小説と梗概に、Kaguya Booksの編集部からのフィードバックを行う
第五回 12月13日(日)14時〜16時/12月19日(土) 19時〜21時/オンライン
・読書会:『忘却する者へ祝福を』の読書会
・これまでのワークの振り返り
ワークショップの進行やファシリテーションとフィードバックは、井上彼方さんをはじめKaguya Booksの編集者が行います。
※いずれの回も、欠席される場合は音声のアーカイブの配信等の措置を検討します。
※※11月21日(土)の会場は、東京都内(神保町近辺)を予定しております。
本ワークショップでは、ジェンダー・エスニシティ・身体的特徴や特性、その他のあらゆる属性にかかわらず、すべての人が安心して過ごせる場作りを目指します。下記のハラスメントポリシーを守っていただけるよう、お願い申し上げます。
本ワークショップでは、下記の行為を禁止いたします。
・他の参加者やスタッフに対する攻撃的・威圧的な態度や発言
・ワークショップを通じて知り得た個人情報やプライバシーを第三者に伝えること、SNS等に投稿すること
・プライバシーに関する情報について尋ねること
・性的な嫌がらせや、差別的な発言
・ワークショップ外での付きまとい行為
・その他ハラスメント行為とみなされる行為
これらの行為が確認され、やめるように指示された場合は、直ちにその指示にしたがってください。従わない場合は、主催者の判断により、ワークショップへの参加をお断りする場合がございます。その場合、参加費の返金は致しません。行為が悪質なものであった場合には、警察・弁護士に相談の上、厳正に対処いたします。
※本イベントで題材とする「あなたの人生の景色」と『忘却する者へ祝福を(原題)』は、性暴力、家庭内暴力、虐待、暴力の描写を含みます。
本イベントのついての問い合わせはこちらのフォームからお願いいたします。
ミン・ジヒョンさんも参加している『日韓SF交換日記』好評発売中!
ミン・ジヒョンさんが「講演:フェミニズムとSFは韓国でどう出会い、広がったのか」で参加している『日韓SF交換日記』はKaguya Booksから好評発売中! 総勢三十名以上のSF作家・翻訳者が集って、「SFの魅力」「フェミニズム」「病気や障害と創作」「作家として大切にしているもの」「クリエイターと政治」など、様々なトピックについて綴った一冊です。
編:日本SF作家クラブ・韓国SF作家連帯
『日韓SF交換日記 あなたの言葉を聞くための対話』
収録しているコンテンツ
講演:フェミニズムとSFは韓国でどう出会い、広がったのか ──ミン・ジヒョン
日記:韓国と日本のSF作家24人12組による交換日記
イ・コンヘ/イ・サンファ/イ・シド/イ・ソヨン/ソ・ユンビン/チェ・イテク/チョン・ドギョム/チョン・ヘジン/チョンイェ/デイナ/ホン・ジウン/ミン・イアン/訳:廣岡孝弥
揚羽はな/池澤春菜/井上雅彦/白井弓子/上田早夕里/立原透耶/田場狩/中野伶理/長谷敏司/林譲治/溝渕久美子/八島游舷
対談:わたしとあなたのエンカレッジ! ──チョン・ソヨン×池澤春菜
座談会:日本から見た韓国SF、韓国から見た韓国SF フェミニズム、男性性、兵役、連帯の可能性
ソ・ユンビン/ファン・モガ/へ・ドヨン/ミン・ジヒョン/藤井太洋/堀川夢
小説:エコーズ ──かかり真魚
サイズ:四六判
ISBN:978-4-911294-09-3
ページ数:304ページ
価格:2700円+税
『日韓SF交換日記』の刊行記念イベント、神保町のチェッコリで開催!
『日韓SF交換日記』の刊行を記念して、東京・神保町にある韓国文学専門の書店チェッコリでトークイベント『日韓SF交換日記』から考える「障害・フェミニズム・SF」を9月10日(木)19時〜開催します(配信・アーカイブあり)。
日本と韓国の作家・翻訳者たちは、社会問題にどのように応答し、国や文化圏を超えてどう言葉を交わすのか。イベントには『僕の狂ったフェミ彼女』などフェミニズム的な課題に小説を通して応答してきたミン・ジヒョンさん、短編集『光雨往来』で台湾の食文化や歴史、人々を描いた池澤春菜さん、『日韓SF交換日記』で障害や病気にまつわる内容も含むエッセイを翻訳した廣岡孝弥さんが登壇します。フィクションを通じて他の国・地域の文化や歴史、お互いの違いに向き合うこと、文化圏を横断して言葉を交わすことなどについて語り合っていただきます。直前に刊行される『日韓SF交換日記』の韓国語版との比較やライターズリトリート@韓国・青江大学の報告も!
