「おじさん」特集第一弾、ティファニー・シュエ「魚を釣るからそばにいて」先行公開開始!
毎月珠玉のSF短編小説を配信しているウェブマガジン Kaguya Planet にて、特集「おじさん」開催中。特集のコンテンツとして、ポストアポカリプスな世界を生きる二人のおじさんの物語、ティファニー・シュエ「魚を釣るからそばにいて」(堀川夢訳)の会員向け先行公開を開始しています。
カバーデザインを手がけたのはVGプラスデザイン部です。月額500円〜会員登録をしてお読みください!
ウェブマガジンKaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!
掲載した作品は、三ヶ月に一回、マガジン『Kaguya Planet』として刊行します。
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1月のKaguya Planetは特集「おじさん」第一弾!
Kaguya Planetでは、2025年1月〜3月にかけて、特集「おじさん」を開催。フィクションを通して「おじさん」の多様なロールモデルや可能性に思いを巡らせ、バックグラウンドの異なる人々がそれぞれの知見を持ち寄って「おじさん」の話をする場を作りたい、という想いから、「おじさん」をテーマにしたSF小説を配信します。そして2025年4月にはこの3作品とブックレビューやコラムを掲載した電子と紙のマガジン『Kaguya Planet おじさん』を刊行予定です。
特集「おじさん」第一弾として、ティファニー・シュエさんの短編小説「魚を釣るからそばにいて」を会員向けに先行公開しています。翻訳は堀川夢さんです。
ティファニー・シュエ(Tiffany Xue)さんはニューヨーク出身、ボストン在住の作家で、生物工学の専門家でもあります。「魚を釣るからそばにいて」は、ClarkesWorldに掲載されているティファニーさんの媒体デビュー作、Fish Fear Me, You Need Me の全訳です。大洪水の後、都市の大部分が水没したアメリカで、それぞれに悲しみやままならなさを抱きながらともに魚を釣って暮らすおじさんふたりの物語です。
翻訳を手がけるのは、Kaguya Planetの堀川夢さん。堀川さんはこれまで、「岸谷薄荷」名義で、タスニーム・アブータビーフ「継承の息吹」、R.B.レンバーグ「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」などの翻訳を手掛けています。
ティファニー・シュエ「魚を釣るからそばにいて」(堀川夢訳)
主人公とマックは大洪水のあとのアメリカでふたりっきりで暮らしている。週に一回、日差しが強くなくて潮が高い日には、二人は釣りに行く。釣りが好きだからではない。〈彼女〉を釣るためだ──。
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マガジン『Kaguya Planet 特集:おじさん』は2025年4月刊行予定!
Kaguya Planetにて「特集:おじさん」に掲載した作品は、2025年4月にマガジン『Kaguya Planet 特集:おじさん』として刊行します。マガジンには、掲載した短編小説の他、特集テーマに関連した書評やコラムなどを掲載します。
【概要】
ティファニー・シュエ「魚を釣るからそばにいて」を含む、「おじさん」にまつわるSF短編作品や論考を三編収録するほか、特集テーマに関連したブックレビューやコラムを掲載します。
刊行:2025年4月中旬
サイズ:A5
ページ数:120ページ(予定)
価格:1500円(税込1650円)
マガジン『Kaguya Planet 特集:おじさん』を予約する
Kaguya Planet 「おじさん」特集第二弾は倉田タカシさんの書き下ろし短編小説!
Kaguya Planetの「おじさん」特集第2弾として、2025年2月に小説家の倉田タカシさんによる書き下ろし短編小説を先行公開予定。こちらもお楽しみに! 倉田タカシさんは1971年生まれ。2023年には一見荒唐無稽な設定やナンセンスな展開の中に切実さが滲む作品が多数収録されている短編集『あなたは月面に倒れている』(東京創元社)を刊行しています。
マガジン『Kaguya Planet No.4 プラネタリウム』発売中!
今年はプラネタリウム記念イヤー! プラネタリウムは1923年にドイツのイエナで初めて試験公開され、1925年にはドイツ博物館での世界初となる常設展示が始まりました。これら2つのできごとから100周年となる2023年から2025年にかけて、世界では様々な記念事業が行われています。
『Kaguya Planet No.4 プラネタリウム』でもプラネタリウムは様々な点で魅力的な場所として出てきます。天文好きを魅了する場所として、大切な人との思い出の場所として、天文好きな店員が集まるグッズショップの舞台として、星を媒介に人の希望を繋いでいく存在として……。さまざまな形で、プラネタリウムや天文の魅力を描き出します。
プラネタリウムが登場する書き下ろし小説やブックガイド、また関連したコラムやブックレビューなどが満載の『Kaguya Planet No.4 プラネタリウム』は、Kaguya Planetのオンラインストア、またいくつかの書店(順次拡大中)で発売中です。
⚫︎小説
田畑祐一「マッチングアプリ」
南木義隆「星と巡り合う者たち」
早海獺「袋のなかはビッグバン」
⚫︎ブックガイド
鬼嶋清美「プラネタリウム小説いろいろ」
⚫︎ブックレビュー/コラム
堀川夢 J・G・バラード『沈んだ世界』ブックレビュー
腐ってもみかん「〈偽物〉にこそ宿るロマン ─プラネタリウムとガンダム─」
井上彼方「偽物と本物が交差するところ」
⚫︎インタビュー
吉田育未「小説と漫画シナリオ、それぞれの魅力や覆面作家の活動のコツ」
柞刈湯葉「怒りと想像力から生まれるものたち」
⚫︎連続企画
持続可能な同人誌作りを考える① 企画・編集・お金
⚫︎Kaguya Future 2025
⚫︎VGプラスの活動報告
サイズ:A5
ページ数:152ページ
一般価格:1650円(税込)
ISBN:978-4-911294-03-1
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※マガジン『Kaguya Planet』は、ベーシック(月額500円)の方にはお届けしておりませんので、登録の際にはご注意ください。またKaguya Planetへの登録方法等につきましては、こちらのマニュアルをご確認ください。