新『スーパーマン』予告編公開
2025年7月11日の全米公開を予定している映画『スーパーマン(原題)』より、初の予告編が公開された。本作は新たにDCスタジオの共同会長兼CEOに就任したジェームズ・ガン監督が指揮する新作映画で、元々『スーパーマン:レガシー』というタイトルが発表されていたが、2024年2月には『スーパーマン』への改題が発表されていた。
新映画『スーパーマン』は、これまで『ジャスティス・リーグ』(2017) や「スーサイド・スクワッド」シリーズなどが公開されてきたDCEUフランチャイズを一新し、“DCU”として再出発する船出の映画作品となる。仕切り直しとなるDCUチャプター1の作品は2024年12月よりアニメ『クリーチャー・コマンドーズ』が配信を開始しており、『スーパーマン』はDCUチャプター1最初の劇場公開作品となる。
スーパーマンは、赤ん坊の時にクリプトン星から地球にやってきたエイリアンで、育った地球を愛して地球のために戦うようになる。ジェリー・シーゲルの共同原作者としてスーパーマンを生み出したジョー・シャスターはカナダ人で、『スーパーマン』はアメリカの理念を愛した移民の物語でもある。
Here you go: the #Superman trailer. Krypto, take us home.
Watch the teaser trailer now and ❤ this post to get updates from @superman before it hits theaters this July. pic.twitter.com/w77kiKef54
— James Gunn (@JamesGunn) December 19, 2024
今回公開された予告編では、空から降ってくるスーパーマン、原作通り新聞社で働くクラーク・ケント、スーパードッグ(犬)のクリプトの姿も。ニコラス・ホルト演じるスキンヘッドのスーパーマンの宿敵レックス・ルーサー、グリーンランタンコープスやホークガールの姿も。お馴染みのスーパーマンのテーマ曲も流れており、『スーパーマン』は第1作目からお祭りのような作品になりそうだ。
新『スーパーマン』で主演を務めるのは2024年公開の映画『ツイスターズ』でスコット役を演じたデヴィッド・コレンスウェット。ヒロインのロイス・レインをレイチェル・ブロズナハン、エンジニアことアンジェラ・スピカをマリア・ガブリエラ・デ・ファリア、ホークガールをイザベラ・メルセード、レックス・ルーサーをニコラス・ホルト、グリーンランタンことガイ・ガードナーをネイサン・フィリオン、メタルフォことレックス・メイソンをアンソニー・キャリガン、ミスター・テリフィックことマイケル・ホルトをエディ・ガテギが演じる。
なお、新『スーパーマン』にはバットマンは登場しないということが明言されている。
『スーパーマン』の音楽は、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021) や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023) でジェームズ・ガン監督とタッグを組んだジョン・マーフィーが手がける。
新映画『スーパーマン』は、2025年7月11日全米公開。
『アクアマン/失われた王国』ラストのネタバレ解説&考察はこちらから。