「この世は舞台」クロエ・ジャオ監督が『ハムネット』の絵画のような映像の秘密を語る特別映像公開 | VG+ (バゴプラ)

「この世は舞台」クロエ・ジャオ監督が『ハムネット』の絵画のような映像の秘密を語る特別映像公開

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映画『ハムネット』より特別映像到着

『ノマドランド』で、第93回アカデミー賞®にて作品賞、監督賞を受賞したクロエ・ジャオ監督の最新作で、第83回ゴールデングローブ賞 作品賞(ドラマ部門)、主演女優賞(ドラマ部門)の2部門を獲得したほか、第98回アカデミー賞Ⓡでは、作品賞、監督賞、主演女優賞などの主要部門含め合計8部門にノミネートされた『ハムネット』が4月10日より公開される。

撮影監督は『関心領域』で世界的評価を受けたウカシュ・ジャル。「写実的な映像を目指した」という、クロエ・ジャオ監督が語る、まるで絵画のような美しい映像の秘密、そしてポール・メスカル、ジェシー・バックリーらキャストからのコメントも収めた特別映像が解禁された。

舞台は16世紀イギリスの小さな村。森を愛し、薬草の知識に優れ、不思議な力を宿した妻アグネス・シェイクスピアと、劇作家としてロンドンで活動する夫ウィリアム・シェイクスピア、そしてその3人の子どもたちが描かれる。ロンドンへ単身で出稼ぐ夫を尊重し、父親不在のなかで子どもたちを守り奮闘するアグネスだったが、あるとき一家に大きな不幸が降りかかる――。

この度解禁されるのは、まるで絵画のような気品と静謐さをたたえた『ハムネット』の撮影の秘密が明かされる特別映像。「写実的な映像を目指した」という、クロエ・ジャオ監督。そのためには、「すべてが対称性を意識して設計され、舞台背景のような役割を果たしている。“この世は舞台”」と語り、構図そのものが物語を支える重要な要素であることを明かしている。

撮影監督を務めたのは、第96回アカデミー賞®国際長編映画賞を受賞した『関心領域』で世界的評価を受けたウカシュ・ジャル。『関心領域』では、固定的なロングショットや観察的なフレーミングを多用し、暴力を直接映さず音のみで存在させることで観客との間に意図的な“距離”を創出。冷徹な視点によって「無関心」という主題を視覚化した手腕が高く評価されたが、『ハムネット』では、自然光を生かした柔らかなライティングと人物に寄り添うカメラワークを採用。

ジャルは「静物画の素材を探すようにシンプルに撮った。現実の断片を映しながら俳優の表情や感情を観察し、彼らの目を通じて世界観を築いた」と振り返り、肌の質感や風、布の揺れといった繊細なディテールまで丁寧に捉え、喪失と愛の物語を“触覚的”に描き出したことを明かしている。

シェイクスピア役のポール・メスカルは「ウカシュはまさに天才」と称賛し、妻アグネス役のジェシー・バックリーも「真実だけを撮るから、人間としての経験を味わえるの」とコメント。作品ごとに撮影言語を大胆に変化させるジャルの表現力が、本作でも鮮やかに発揮されている。

2020年に発表され、英女性小説賞、全米批評家協会賞を受賞し、世界から喝采を浴びたマギー・オファーレル著の同名小説「ハムネット」の実写映画化である本作。アグネス・シェイクスピアを演じるのは、『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のジェシー・バックリー、ウィリアム・シェイクスピアを演じるのは『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のポール・メスカル、その他、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィンなど実力派たちが脇を固める。製作には、スティーヴン・スピルバーグとサム・メンデスが名を連ね、本年度賞レースを席巻する珠玉の1作だ。

映画『ハムネット』は2026年4月10日(金)公開。

『ハムネット』公式サイト

<STORY>
1580年イギリスの小さな村。貧しいラテン語教師ウィリアム・シェイクスピアは、森を愛する自由奔放なアグネスと出会う。2人は互いに惹かれ合い、情熱的な恋愛の末に結婚して3人の子供を授かるが、ウィリアムが遠く離れたロンドンで演劇のキャリアを模索する一方、アグネスは独りで子どもたちを守り家庭を支えていた。そんななか一家に大きな不幸が訪れ、かつて揺るぎなかった夫婦の絆が試されることになる――。

監督・製作総指揮:クロエ・ジャオ
脚本:マギー・オファーレル、クロエ・ジャオ
製作:スティーヴン・スピルバーグ、サム・メンデス
出演:ジェシー・バックリー、ポール・メスカル、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィン
2025年/イギリス/ビスタサイズ/126分/カラー/英語/5.1ch/原題:HAMNET/日本語字幕翻訳:風間綾平/日本語字幕監修:河合祥一郎/映倫区分:G/配給:パルコ ユニバーサル映画  ©2025 FOCUS FEATURES LLC.

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