『SSSS.GRIDMAN』3Dカットが公開中 跳ねる車、必殺技、あの名場面も

ライター

『SSSS.GRIDMAN』の3Dカットに注目

惜しまれながら放送終了

『SSSS.GRIDMAN』が放送/配信が最終回を迎えた『SSSS.GRIDMAN』は、円谷プロ創立30周年記念作品『電光超人グリッドマン』(1993-1994)を原作としたアニメ作品。『キルラキル -KILL la KILL-』(2013)で助監督等を務めた雨宮哲監督が指揮を執り、同作でアニメーションを手がけたTRIGGERがアニメーション制作を担当している。『SSSS.GRIDMAN』は放送開始当初から大きな注目が集まり、あれよあれよと大人気作品に。2018年ベストアニメとの声も高い名作が誕生した。

高い評価を得た3Dカットが公開中

そんな『SSSS.GRIDMAN』の評価を決定的なものにしたのが、そのアニメーションのクオリティだ。特にグリッドマンが怪獣と戦う際の3Dカットは、実写特撮の撮影技法を踏襲しながらも、アニメだからこそ表現できるカットのコンビネーションで彩られていた。その3Dカットをはじめ、撮影、特殊効果、編集などを担当した株式会社グラフィニカが、公式Twitter上で、『SSSS.GRIDMAN』に使用された3Dカットを公開している。今回はその一部を見てみよう。

まずは、第二話で公開されたグリッドマンの変身シーン。原作の巨大化シーンを踏襲した見事な仕上がりに。

更に同話から、“怪獣投げ”の3Dカット。実写のような圧倒的な重量感が再現されている。

第三話、アンチの登場シーンでは、実写特撮を意識した撮影技法が取り入れられている。

“跳ねる”車の質感は、ネットでも話題に。車のミニチュア感も演出の一つだという。

滑り込んでくるマックスグリッドマンの姿は圧巻。

特撮の撮影を意識し、敢えて火花のタイミングをずらしたというこのシーン。細かい芸がそこかしこに仕込まれている。

このシーンは、グラフィニカにアドバイザーとして在籍する板野一郎の助言を受け、若手スタッフが完成させたという。板野一郎は、『ウルトラマンネクサス』(2004-2005)をはじめ、複数の「ウルトラマン」作品でCGIモーションディレクターを務めている。

遠慮のないビル破壊は、アニメならでは。怪獣・ナナシBの動きも圧巻だ。

「1コマ1コマに全力を注いだ」というグリッドナイトのカット。制作にかける熱意が伝わってくるクオリティだ。

公開されている全てのカットは、グラフィニカのツイッター上で閲覧することができる。他にも、裏話満載の3Dカットが多数掲載されている。この機会にぜひチェックしておこう。

グラフィニカ公式Twitter

グラフィニカは、『SSSS.GRIDMAN』の他にも、湯浅政明監督の『DEVILMAN crybaby』(2018)の編集、『怪獣娘(黒)〜ウルトラ怪獣擬人化計画』での3DCG、撮影等、様々な作品を手がけている。2019年秋には『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)で助監督を務めた伊藤智彦による『HELLO WORLD』のアニメーション制作を担当するという。

『SSSS.GRIDMAN』の放送は終了したが、進化し続ける日本のアニメーションからはまだまだ目が離せそうにない。

– Thumbnail –
via: Screenshot on 『SSSS.GRIDMAN』on Netflix Ⓒ円谷プロ Ⓒ2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
– Source –
グラフィニカ公式 Twitter

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