ドラマ『ペニーワース』主演俳優が決定

若き日のアルフレッド役に若手俳優を起用

「バットマン」シリーズに登場するバットマンことブルース・ウェインの執事、アルフレッドの過去を描くドラマ『ペニーワース（原題：Pennyworth）』の主演に、若手俳優のジャック・バノンが抜擢された。『ペニーワース』公式Twitterが発表した。

ドラマ『ペニーワース』の製作は、2018年5月に発表された。バットマンやペンギンらヴィラン達の誕生の物語を描く「バットマン」シリーズの前日譚『GOTHAM/ゴッサム』(2014-)で人気を呼んだアルフレッド・ペニーワースの若き日々を描く更なる前日譚だ。『GOTHAM/ゴッサム』で製作総指揮と脚本を務めたブルーノ・ヘラーとダニー・キャノンが、『ペニーワース』でも製作総指揮を務める。

『GOTHAM/ゴッサム』は、2019年にアメリカで放送を開始するシーズン5でバットマンが誕生し、完結するとされている。人気シリーズの終了を惜しむ声も多い一方で、『ペニーワース』では新たな前日譚を楽しめるとあってファンの期待も高まっている。

明らかになるアルフレッドの過去

『ペニーワース』は全10話で制作される予定だ。1960年代のロンドンを舞台に、イギリス陸軍特殊空挺部隊（通称SAS）を退役し、民間警備会社を立ち上げたアルフレッドと、若き大富豪トーマス・ウェインの出会いが描かれる。もう一人の主役であるブルース・ウェインの父、トーマス・ウェイン役を、映画や舞台で活躍するベン・オルドリッジが演じる。

ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』では、アルフレッドが心に抱える闇を扱ったストーリーも放送された。謎に包まれたアルフレッドの過去がどのように描かれるのか、今から楽しみである。

新たなスター誕生なるか、演技にも注目

今回、アルフレッド役に抜擢されたジャック・バノンは、2014年に公開されたベネディクト・カンバーバッチ主演の映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』に出演、クリストファー・モーコム役を演じている。トーマス・ウェインを演じるベン・オルドリッジは、コリン・ファース主演の映画『レイルウェイ 運命の旅路』(2013)や、舞台『ロミオとジュリエット』(2009)に出演している。
『GOTHAM/ゴッサム』では、『The O.C.』(2003-2007)で主役のライアン・アトウッドを演じたことで知られるベンジャミン・マッケンジーが、主人公のジェームス・ゴードン警部を演じた。『ペニーワース』では新たなスター俳優の誕生となるか、演技にも注目しよう。

ドラマ『ペニーワース』は、2019年放送開始予定。10月22日からイギリスで撮影を開始する。
ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』は、アメリカで2019年に放送開始予定。日本では12月2日より、AXNにてシーズン4の放送を開始する。シーズン4の日本版DVD&Blu-rayは、11月14日発売予定。Amazonビデオ、U-NEXT他では、10月19日からデジタル先行配信が始まる。

『GOTHAM/ゴッサム』公式サイト

Source
Pennyworth Twitter