同人誌／ZINEのユニバーサルデザインについて考えてみませんか。

VGプラスのワークショップ「同人誌／ZINEのユニバーサルデザインを考える」を開催します。

SNSにおいて画像にALTをつけるという文化が少しずつ浸透してきているように、「情報の受け手には色々な人がいる」という視点を持ち、アクセシビリティを確保するために尽力するということが、少しずつ広まってきているように感じます。

同人誌やZINEなどの本を自分で作っている方の中にも、ユニバーサルデザイン（UD）を意識した本を作りたい、より多くの人に開かれた本作りを模索したいという志を持っている方も多くいるのではないでしょうか。

一方で、個人が主体となって制作し、費やせる時間や資金に制約の多い同人誌／ZINE作りにおいて、アクセシビリティを確保するための実現可能な方法がわからないという方もいるかと思います。

本企画では、UDの基本的な考え方から、同人誌やZINEをつくるにあたって個人が無理なく取り組める配慮方法、これからの可能性まで、「多様な人に伝えやすくするための技術」を考えます。

同人誌／ZINEのユニバーサルデザインを考える

【開催日時】2025年5月25日（日）18:00-19:30

【開催方法】オンライン（Zoom）
【アーカイブ】 6月8日（日）23:59まで、アーカイブを視聴することができます。‬
【字幕】トークには、Zoomの自動字幕機能による字幕がつきます。

【ゲスト】
醍醐利明
TOPPANエディトリアルコミュニケーションズ株式会社　クリエイティブ・ディレクター／UDコミュニケーションラボ主管
高校時代に同人誌を発行して以降、出版・広告・広報の各分野で、グラフィックデザイン、編集、コピーライティング等に従事。2009年、UD視点で編集ノウハウを体系化。2016年、UDコミュニケーションラボ主管着任。近年は、企画・制作業務のほか、UD／ダイバーシティ＆インクルージョン関連の原稿執筆やセミナー講師なども務める。共著に『増補版 人間工学とユニバーサルデザイン新潮流』（2017年, 日本工業出版）

【当日のトピック】
・ユニバーサルデザイン（UD）の基本的な考え方
・作家にとってのUD的思考
・情報媒体のUDと「エディトリアルUD」
・個人で紙の同人誌やZINE作りの際に実践できるUDノウハウ（組版／書体など）
・読書バリアフリー法ほか、社会の潮流（これから考えていきたいこと）

※本イベントでは主に、文字を中心とした、紙の本作りを想定してお話しいただきます。

【チケット代】
チケット　1,000円
Kaguya Planetの会員の方には500円引きのクーポンコードを発行しております。
クーポンコードをこちらからご確認いただき、チケット購入の際にご記入ください。

チケットの購入はこちらのチケットページ、あるいは下記のフォームから。

【注意事項】
・アーカイブ視聴用のURLを第三者に共有する行為を固くお断りしております。
・イベントの録音、録画、撮影（スクリーンショットなど）は固くお断りいたします。

【主催】VGプラス

【お問合せ】info@virtualgorillaplus.com

VGプラスのワークショップとは

VGプラスのワークショップは、ライターや作家、編集者や出版社など執筆に関わる方々に向けたワークショップです。できるだけ多くの人が安心して働ける環境を目指して、必要な知識を共有したり、差別やハラスメントについて実践的に学んだりしていくことのできる様々なワークショップや講演会、同人誌やZINE作りについての講座を開催しています。

VGプラスはSFメディアのバゴプラとSF小説レーベルのKaguyaを運営する企業です。バゴプラでは日々SF関連のニュースや解説・考察記事を配信しています。Kaguyaでは、4,000字以下で参加できるウェブ上のかぐやSFコンテストの開催やオンラインSF誌 Kaguya Planetの配信、紙の書籍を刊行するKaguya Booksを展開し、2022年に第一弾となる書籍『SFアンソロジー 新月／朧木果樹園の軌跡』を刊行して以降、日本SF作家クラブ編『SF作家はこう考える　創作世界の最前線をたずねて』など様々な書籍を刊行してきました。その他にも、VGプラスではSF関係のエージェント業務やコンサルティング、編プロとしての活動も行っています。