VGプラス合同会社が社会評論社と業務提携を締結 第一弾としてオーガニックゆうき「龍とカナリア」電子書籍版を刊行 | VG+ (バゴプラ)

VGプラス合同会社が社会評論社と業務提携を締結 第一弾としてオーガニックゆうき「龍とカナリア」電子書籍版を刊行

VGプラス合同会社と社会評論社が業務提携締結

この度、VGプラス合同会社は、株式会社 社会評論社と業務提携契約を締結したことをお知らせいたします。

本提携の目的は、両社がその専門性を活用して双方の事業を推進することを目指すものです。本提携の締結により、VGプラスは社会評論社へ電子化およびウェブマーケティングに関するノウハウの提供を行い、社会評論社はVGプラスへ書籍出版に関するノウハウの提供および出版事業への協力を行います。

また、VGプラス合同会社は本提携を通して、2022年より、SF短編小説の配信プロジェクトであるKaguya Planetと連動したSF書籍の刊行を開始いたします。月間約100万PVのSFウェブメディア・バゴプラを運営するVGプラス社と、多くの読者・書店・販売会社等の皆様と協力関係にある社会評論社の両社は、本提携の締結によって両社の専門知を融合することで、紙媒体とウェブ媒体の交流と連携を促進し、より多くの読者の皆さまへ書籍をお届けすることを目指して参ります。

 オーガニックゆうき「龍とカナリア」電子書籍を刊行

本提携に伴う共同事業の第一弾として、VGプラス合同会社クリエイティブ・ディレクターの井上彼方が編著者として社会評論社から刊行した『社会・からだ・私についてフェミニズムと考える本』(2020) の収録作品から、オーガニックゆうきのジェンダーSF小説「龍とカナリア」の電子書籍版を刊行いたします。「龍とカナリア」は、50年以上の歴史を持つ社会評論社にとって初めての電子出版書籍になります。

「龍とカナリア」電子書籍版は、本提携の発表日である本日2021年10月25日(月)よりAmazon.co.jpにてご購入いただけます。

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オーガニックゆうき プロフィール
1992年生まれの小説家。ウルトラシリーズ好きの、うちなーんちゅ。2018年に『入れ子の水は月に轢かれ』で第8回アガサ・クリスティー賞を受賞し、同作で早川書房からデビュー。2019年10月から2020年6月までは、沖縄タイムスでコラム『うちなぁ見聞録』を連載し、2020年12月には『社会・からだ・私についてフェミニズムと考える本』(社会評論社)にSF中編「龍とカナリア」を寄稿した。ミステリとSFを自在に横断していく多才さを見せる注目の作家。

VGプラス合同会社について

VGプラス合同会社は2020年4月に法人を立ち上げ、日本発のSF企業として、SFメディアのバゴプラSF短編小説をサブスクリプションモデルで配信するKaguya Planetを運営して参りました。2020年と2021年には、日本のSF小説を海外へ発信することを目的とし、大賞作品の英語訳と中国語訳を賞品に設定した“かぐやSFコンテスト”を開催しました。本コンテストには2年連続で360名以上の方から応募が集まる等、SNSを中心に大きな盛り上がりを見せました。

Kaguya Planetでは、日本のSFが抱えるジェンダー不均衡を是正することや、ウェブ上で気軽にSF短編小説を読んでもらうこと、作品発表の場を増やすことを目的に、SF短編小説や作家インタビューの配信を行なっています。SF作品が人々にもたらす想像力や多様性の力を信じ、今後も国境を越えて、「紙とウェブ」といった媒体の違いも越えて、新しく豊かなSFをより多くの方々へ届けていくことを目指します

また、Kaguya Planetでは本日2021年10月25日(月) より、2021年12月と2022年1月に実施するジェンダーSF特集の公募を開始しました。詳細はこちらをご確認ください。

社会評論社について

株式会社 社会評論社は1970年8月に創立された歴史ある出版社です。現代の社会的・思想的課題をラディカルに追求することを編集方針として出発し、人文・社会科学書の出版社として、これまで数多くの社会科学関連書籍を刊行してきました。50年以上の歴史の中で、このたび初めて電子書籍の出版に乗り出しました。

 

お問い合わせ先(〓を@に変えてください)
VGプラス合同会社:info〓virtualgorillaplus.com
社会評論社:book〓shahyo.com

VG+編集部

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