倫理プロトタイピング、クラウドファンディングを実施中!
日々進歩し続ける科学技術。それは時に私たちの価値観を揺さぶり、新たな倫理的問題を突きつける。そんな現代に、あらかじめ問題を見通して備えることはできないか。そんな問いから出発した「倫理プロトタイピング」という、研究者とSF作家によるプロジェクトが現在クラウドファンディングを実施中だ。
クラウドファンディングは10月29日(木) 17:00まで。リターンには、配信イベントの参加チケットやZINE、グッズの他、「倫理学者へなんでも相談」といったオリジナリティに溢れたものも。また、ワークショップやディスカッションなど団体向けのリターンも用意されている。
科学技術の発展に応じて、“倫理”にもイノベーションを
「倫理プロトタイピング」は、科学が大きく社会を変える前に、科学技術・制度・文化が変化した社会をフィクションによって具体的に描き出し、そこで必要となる価値・規範・制度を、多様な人々とともに構想するという方法だ。
今回のプロジェクトでは、倫理プロトタイピングの方法論を理論的に確立することがテーマになっており、SF作家をはじめとするクリエイターとともに企業や学術機関でワークショップの開催し、そこで制作した倫理プロトタイプ(試作品)とその成果をSF小説にまとめるという。完成したSF小説は、ZINEとして読むことができる。
クラウドファンディングのメンバーは、矢歌礼次郎(代表/東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程)、高江可奈子(副代表/北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センター 特任助教)、竹下昌志(名古屋大学大学院 情報学研究科 研究員)、そして「倫理プロトタイプ」制作にはSF作家の人間六度が参加している。研究にはさらに、河野理玖(慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 修士課程)、長門裕介(大阪大学 社会技術共創研究センター 講師)、佐藤龍飛(株式会社grubio代表取締役/東京科学大学大学院 生命理工学院 博士課程)が参加する。
クラウドファンディング実施中!
倫理プロトタイピングでは、10月29日(木) 17:00までクラウドファンディングを実施中! クラウドファンディングのページでは、倫理プロトタイピングについての詳細や、プロジェクトにかける思い、今後のスケジュールなどが掲載されている。倫理×フィクションという新しい試みに、今後も目が離せない。
またクラウドファンディングのリターンには、プロジェクトで制作したZINEやグッズのほか、配信イベント「倫理学者になんでも相談!」や学会ツアーなどオリジナリティに溢れたものも。また、団体向けのリターンとしてワークショップの開催や個別のディスカッションなども用意されている。こちらも要チェックだ。
