北海道に思いを馳せるあたたかな短編小説を解説付きで Kaguya Planet 10月の執筆者発表 | VG+ (バゴプラ)

北海道に思いを馳せるあたたかな短編小説を解説付きで Kaguya Planet 10月の執筆者発表

10月のKaguya Planetは『北海道SFアンソロジー:無数の足跡を追いかけて』連動企画!

SFのウェブマガジン Kaguya Planet より、2025年10月の執筆者を発表します。10月のKaguya Planetは、出版レーベルKaguya Booksが2026年1月に刊行予定の『北海道SFアンソロジー:無数の足跡を追いかけて』との連動企画。北海道紋別市にゆかりの作家、吉野雪音さんによる作品を、秋永真琴さんによる解説とともに掲載します。

Kaguya Planetは、毎月SF短編小説を配信しているSFのウェブマガジンです。

掲載した作品は、三ヶ月に一回、マガジン『Kaguya Planet』として刊行します。

Kaguya Planetの会員になると、配信している短編小説を先行公開に読むことができたり、マガジン『Kaguya Planet』が無料で届いたり、イベントに割引価格で参加できたり……魅力的な特典が盛りだくさん!

Kaguya Planetについて詳しく知る

『北海道SFアンソロジー:無数の足跡を追いかけて』来年1月刊行!

『北海道SFアンソロジー:無数の足跡を追いかけて』は、Kaguya Booksによる〈地域SFアンソロジー〉シリーズの第5弾です。2026年1月15日に刊行を予定しており、北海道にゆかりある作家が北海道を舞台に描いた作品を10作収録します。どんな切り口から見ても一筋縄では語れない北海道という場所をできるだけ誠実に真摯に語るために、現実を拡張したり、現実から飛翔したり、未来を想像したりする『もしも』の力を用いるこころみです。あなたや私の目から見た物語を並べて、比べて、書かれていないものを探して、そこにある誰かの(誰もの)無数の足跡から、北海道のかたちを想像してみませんか。

10月のKaguya Planetでは、『北海道SFアンソロジー:無数の足跡を追いかけて』の刊行と連動して、北海道紋別市にゆかりのある作家、吉野雪音さんによる短編小説を掲載します。

10月の作品は吉野雪音さんによる短編小説の再録、解説は秋永真琴さん

吉野雪音さんは大阪府出身。配偶者の方と二人で北海道一周旅行をしたのをきっかけに北海道紋別市に移住し、30年近くお住まいでした。紋別在住時には文芸サークルに参加し、地域の文芸誌に短編小説を投稿していました。当時その文芸誌に寄稿した「ウサギ列車」を、秋永真琴さんの解説とともに再録します。

秋永真琴さんは北海道函館市出身、札幌市在住の作家。『北海道SFアンソロジー:無数の足跡を追いかけて』では、Kaguya Booksの編集者の堀川夢さんとともに、編者を務めています。2009年、『眠り王子と幻書の乙女』でデビュー。その後『ワンド オブ フォーチュン』『怪物館の管理人』などのファンタジー小説を発表し、2017年『行き先は特異点 年刊日本SF傑作選』に「古本屋の少女」が、2018年『一万年の午後 創元日本SFアンソロジー』に「ブラッド・ナイト・ノワール」が収録されています。近年は青春小説も発表し、好評を博しています。

吉野雪音「ウサギ列車」を読むには

Kaguya Planetの会員になると、吉野雪音「ウサギ列車」と秋永真琴さんによる解説をいち早くウェブ上で読むことができます。また、会員のプランに応じて、マガジン『Kaguya Planet』が無料で送られてきます。Kaguya Planetの特典についてこちらに詳しく掲載しています。

Kaguya Planet

11月1日より、『北海道SFアンソロジー:無数の足跡を追いかけて』先行予約第2弾!

Kaguya Planetの近刊、『北海道SFアンソロジー:無数の足跡を追いかけて』は9月に先行予約を行っておりましたが、刊行スケジュールの調整に伴って先行予約第2弾を開催いたします! 先行予約限定の特典や、他の〈地域SFアンソロジー〉シリーズ、またアクリルキーホルダーとのまとめ買いセールも行います。お得なこの機会にぜひご予約ください!
先行予約期間は11月1日〜11月9日。お見逃しなく!

『北海道SFアンソロジー:無数の足跡を追いかけて』
編者:堀川夢、秋永真琴
発行:Kaguya Books
刊行:2026年1月(予定)
価格:1,800円(税込1,980円)
サイズ:文庫版
ページ: 320頁(予定)
装幀:谷脇栗太

収録作品(収録順は未定です。また、作品タイトルは変更になる可能性があります)

    • 秋永真琴「夜会」
    • mai ishihara「センノセカイ」
    • うるさいと言われて修理途中のスノーモービル(草野原々、宮本道人、麦原遼)「あなたは特産品です。広まってください」
    • 阿部登龍「馬たちの時間」
    • 伊藤なむあひ「不完全なQたち」
    • 貝塚円花「ヒナタとアメンコ」
    • 永山源「ひかり、極まる」
    • 林譲治「デレッキ」
    • 福雪蕗乃「佳園」
    • みちのみそ「時はその背に」

 

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