『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』9月19日公開
音楽ドキュメンタリー『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』が2025年9月19日(金)よりヒューマントラスト有楽町ほか全国順次公開される。本作は、2019年に逝去した唯一無二の作曲家、ミシェル・ルグランの軌跡を辿りながら、2018年12月にフィルハーモニー・ド・パリで行われた“人生最後の公演”に臨む姿に迫る。
ミシェル・ルグランはジャック・ドゥミ監督とのコンビで名作を生み出し、中でも『シェルブールの雨傘』は、全てのセリフを音楽で展開させるという画期的な手法で世界を驚嘆させ、後にデイミアン・チャゼルが『ラ・ラ・ランド』(2016)のモデルにしたことでも知られる。この度、『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』より日本版予告編、場面写真、サウンドトラック発売情報、特典付き前売り券情報が解禁された。
今回解禁となった予告編は、『シェルブールの雨傘』のテーマソングにのせて、デイミアン・チャゼル(映画監督)のコメントから幕を開ける。「双子姉妹の歌」や「キャラバンの到着」など、ミシェル・ルグランが手がけた名曲の数々とともに、彼の多彩な表情を捉えた貴重なアーカイブ映像が映し出される。さらに、これまでに携わった数々の名作の一部、そしてスティング(ミュージシャン)やジャン=ポール・ラプノー(映画監督)をはじめとする、ルグランを敬愛する著名人たちのインタビューも収められ、彼の軌跡と魅力が濃密に凝縮された映像となっている。
併せて、新たな場面写真も解禁。幼少期から青年期、そして晩年に至るまでのルグランの姿をとらえた貴重なショットをはじめ、ジャック・ドゥミやバーブラ・ストライサンドとのツーショット、2018年にブルーノート東京で行われた来日公演の様子などが収められている。また、インタビュー映像に登場するナナ・ムスクーリ、カトリーヌ・ドヌーヴら、彼と親交の深い著名人たちの姿も写し出されており、ルグランの軌跡と人脈の豊かさを物語っている。
オリジナル・サウンド・トラック 発売決定
本作のオリジナル・サウンド・トラックが、9月3日(水)からユニバーサルミュージックより発売決定。詳細は下記の通り。
■ミシェル・ルグラン『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家 – オリジナル・サウンド・トラック』
SHM-CD:UCCM-1279
価格:3,300円(税込)
特典付き前売券 発売中
特典付きの前売券が発売中。特典は、クリアファイル(A5サイズ)で、グランドピアノの蓋の中に、指揮するルグランの姿が描かれ、その下には彼の代表作『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』の名シーンを象徴するシルエットが並ぶデザイン。
詳細は以下の通り。
購入情報:一部上映劇場、メイジャー通販サイト
価格:1,600円(税込)
メイジャー通販サイト:
https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=M39907159330
特典:クリアファイル(A5サイズ)
※全国の本作上映劇場にてお使いいただけます。
※こちらのチケットは劇場サイトからのWEB予約にはお使いいただけません。
※舞台挨拶や価格の異なる特別興行ではご利用いただけない場合がございます。
【作品概要】
2019年1月26日に逝去した、フランスが生んだ偉大なジャズ・ミュージシャンであり、唯一無二の作曲家、ミシェル・ルグラン。75年に及ぶ音楽人生の中で、特にジャック・ドゥミ監督とのコンビで名作を生み出し、『シェルブールの雨傘』(64)、『ロシュフォールの恋人たち』(67)などで知られる。3度のアカデミー賞受賞に輝き、これまで手掛けた映画は200作以上。マイルス・デイヴィス、シャルル・アズナヴール、バーブラ・ストライサンドなど伝説的なアーティストと共演を重ね、今世紀最も評価された音楽家のひとり。『シェルブールの雨傘』は、全てのセリフを音楽で展開させるという画期的な手法で世界を驚嘆させ、後にデイミアン・チャゼルが『ラ・ラ・ランド』(16)のモデルにしたことでも有名。
彼のこれまでの軌跡を辿りながら、2018年12月にフィルハーモニー・ド・パリで行われた“人生最後の公演”に臨む姿に迫る音楽ドキュメンタリー『Once upon a time Michel Legrand(英題)』が邦題を『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』 とし、9月19日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて劇場公開されることが決定した。
本作は、ルグランの晩年の姿に密着すると共に、スティングをはじめ、ナナ・ムスクーリ、クロード・ルルーシュ、ノーマン・ジュイソンなど、45名以上の音楽家や映画監督、ルグランの家族たちのインタビューを交え、練習において自他共に一切の妥協を許さない厳格な姿勢、数々の栄光の裏に隠された挫折と苦悩など、これまで知ることのなかったルグランの素顔を余すことなく描く。さらに、ジャック・ドゥミの『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』、ジャン=リュック・ゴダールの『女と男のいる舗道』(62)、アニエス・ヴァルダの『5時から7時までのクレオ』(62)、ノーマン・ジュイソンの『華麗なる賭け』(68)、クロード・ルルーシュの『レ・ミゼラブル』(95)、バーブラ・ストライサンドの『愛のイエントル』(83)など、ルグランが携わった30作以上の名場面が登場。16mmカメラで撮影された若き日のルグランの秘蔵映像・音声録音など個人的アーカイブも盛りだくさん。
日本映画『ベルサイユのばら』(79)、『火の鳥』(78)の音楽(『火の鳥』はメインテーマのみ)も手掛け、死の直前まで日本でのブルーノート公演に情熱を燃やすなど、長年にわたる親日家としても知られている。ルグランの生き様は、私たちに心揺さぶる感動と生きる指針を与えてくれる。
『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』は9.19(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。
撮影:ニコラス・ボーシャン リヤド・カイラット スタン・オリンガー 音響:テオドール・セラルド 音楽:デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス ミシェル・ルグラン
出演:ミシェル・ルグラン アニエス・ヴァルダ ジャック・ドゥミ カトリーヌ・ドヌーヴ バンジャマン・ルグラン クロード・ルルーシュ バーブラ・ストライサンド クインシー・ジョーンズ ナナ・ムスクーリ
2024年/109分/フランス/原題:IL ÉTAIT UNE FOIS MICHEL LEGRAND/カラー/5.1ch/1.85:1
日本語字幕:大塚美左恵 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ 配給:アンプラグド
©-MACT PRODUCTIONS-LE SOUS-MARIN PRODUCTIONS-INA-PANTHEON FILM-2024
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