映画『異端者の家』よりインタビュー映像が公開
『ミッドサマー』や『LAMB/ラム』など規格外の作品を提示し続けてきたA24が、『クワイエット・プレイス』の脚本で注目を浴びたスコット・ベック&ブライアン・ウッズを監督・脚本に迎え、人間に対するプリミティブな恐怖を突きつけたヒュー・グラント主演の脱出サイコ・スリラー『異端者の家』が2025年4月25日より公開される。
この度、映画『異端者の家』のメインキャスト3名による3ショットインタビュー映像が解禁された。宣教に訪れた2人のシスターを並外れた頭脳で翻弄する謎の男ミスター・リードを演じるヒュー・グラント、ミスター・リードが支配する、迷宮のような家から命をかけた脱出を試みるシスターたちを演じるフレッシュな二人ソフィー・サッチャーとクロエ・イーストらが本作の見どころや役作りについて語っている。
「僕はこの8〜10年間、変わり者の役にどうしても惹かれるんだ」――本作の脚本に惹かれた理由について明かすヒュー・グラント。その言葉通り、本作で猟奇的な演技を体現したヒューは「死ぬほど恐ろしい」「キャリア史上、最も印象に残る演技の一つになる」と絶賛、第82回ゴールデングローブ賞や第78回英国アカデミー賞など名だたる賞にノミネートされ、これまで『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなど元祖“ロマンティック・コメディの帝王”として名を馳せてきた彼にとって、また新たな<新境地>となった。
役作りについて、ソフィー・サッチャーとクロエ・イーストは、布教活動の参考にするため宣教師の友人に「すごい数の質問を投げかけてた」「撮影の合間に電話をかけたこともあった」と、嫌がらせに近い?ほど、助けてもらったからこそより現実に近いシスターを演じされたことを振り返った。
ヒュー・グラントは、自身が演じる常軌を逸した男・リードを、血肉とするために「考古学者のように作品を掘り下げ」「連続殺人犯やカルトリーダーについて」リサーチしたという執念の役作りプロセスを披露する。
最後に、見どころについて聞かれたクロエ・イーストが、恐ろしいはずの作人なのに、会場で笑いが起こっていたことをあげ「新感覚のホラーと言えるかもしれない」と分析。その言葉を受けたヒュー・グラントはすかさず「観客の心を乱すのがこの作品の狙い」「一生セラピーが必要になる」と警告、まさにヒュー・グラントらしいシニカルなジョークで締めくくっている。
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シスター・パクストンとシスター・バーンズは、布教のため森に囲まれた一軒家を訪れる。ドアベルを鳴らすと、出てきたのはリードと いう気さくな男性。妻が在宅中と聞いて安心した 2 人は家の中で話をすることに。早速説明を始めたところ、天才的な頭脳を持つリードは「どの宗 教も真実とは思えない」と持論を展開する。不穏な空気を感じた 2 人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、助けを呼ぼうにも携帯 の電波は繋がらない。教会から呼び戻されたと嘘をつく 2 人に、帰るには家の奥にある 2 つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言う。信仰 心を試す扉の先で、彼女たちに待ち受ける悪夢のような「真相」とは――。
映画『異端者の家』は4月25日 (金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
監督/脚本:スコット・ベック、 ブライアン・ウッズ
キャスト:ヒュー・グラント、ソフィー・サッチャー、クロエ・イースト
原題:Heretic|2024 年|アメリカ・カナダ|字幕翻訳:松浦美奈
上映時間:1時間51分
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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