新潟県・佐渡島が舞台のSF映画『コスモ・コルプス』 5月2日より上映開始 長谷川億名監督、KID FRESINO主演『イリュミナシオン』再上映も決定 | VG+ (バゴプラ)

新潟県・佐渡島が舞台のSF映画『コスモ・コルプス』 5月2日より上映開始 長谷川億名監督、KID FRESINO主演『イリュミナシオン』再上映も決定

SF映画『コスモ・コルプス』が二週間限定で劇場初公開

長谷川億名監督による、新潟県・佐渡島を舞台にした最新SF映画『コスモ・コルプス』が、2026年5月2日(土)から15日(金)までシアター・イメージフォーラムにて二週間限定で劇場初公開されることが決定した。同期間には、KID FRESINO主演の2014年作『イリュミナシオン』も上映される。

セントラルゲームは、2026年5月2日(土)から15日(金)にかけて、長谷川億名(はせがわよくな)監督の最新作となるSF長編映画『コスモ・コルプス』をシアター・イメージフォーラムで上映する。本作は今回が劇場初公開となる。

また同期間には、長谷川監督の2014年作でKID FRESINO主演の『イリュミナシオン』の上映も行われる。

本作『コスモ・コルプス』は、長谷川監督自身が新潟県・佐渡島を20回以上訪れ、現地の人々とコミュニケーションをとりながら4年の歳月をかけてインディペンデント(自主制作)で完成させたSF映画だ。佐渡島という大自然の環境と人々とのつながりが生み出した本作の公開に注目が集まる。

映画『コスモ・コルプス』特設サイト

長谷川億名監督が描く『コスモ・コルプス』の世界

『イリュミナシオン』『デュアル・シティ』で近未来の日本を舞台としたSF映画を制作してきた長谷川監督が、企画構想・プロデュース・脚本も担当した最新作『コスモ・コルプス』。

「未来と現代、地球を離れた人類と地球に残った人類が時空を超えて出会う」というテーマを、「未来篇」「未来縄文篇」「現代篇」の三篇構成で描く。独創的でありながら普遍性を持ち、現代の私たちの心にも響くSF長編となっている。

新潟県・佐渡島のオールロケで撮影

本作は全編が新潟県・佐渡島で撮影されたオールロケ作品だ。佐渡島は離島でありながら東京23区の約1.5倍の面積(約855km²)を持ち、「能」をはじめとする豊かな歴史文化とジオパークに代表される特徴的な自然環境が育まれている土地である。

この環境からインスピレーションを受けてSF作品が構想され、主要キャストとして佐渡島の住民も数多く参加。ドキュメンタリーの手法で捉えられた島の生活や雄大な自然も映し出され、時間や場所を越えて移り変わる映像美が特徴となっている。

音響・音楽

作品の音響は、濱口竜介監督作品の整音も担当する松野泉が担当。佐渡島で実際に聞こえる波や風などの音を活かしながら、SF世界へと昇華させている。

主題歌はNozomu Matsumoto + Cuusheによる「Cosmo Corpus」。三篇の時代の感情表現をつなぐ劇中音楽をNozomu Matsumotoが手がけ、浮遊感のある音世界を生み出すシンガーソングライターCuusheが歌と歌詞を担当した映画のための書き下ろし楽曲となっている。

あらすじ

遥か未来、人類は新たな資源を求めて地球を離れた一族「離派」と、地球に残った一族「残派」に分かれていた。

高度なテクノロジーによって宇宙で繁栄する離派に対し、地球に残った残派は限られた資源の中で徐々に数を減らしている。地球を失った離派も、地球で仲間を失い続ける残派も同じ孤独を抱えていた。

強いつながりを求める意識は、やがて現代の孤独と呼応していく。時空を超え、生と死の境界すら越えて「宇宙的孤独共同体」は生まれるのか。

未来篇

地球で最後の生き残りの一人となったケンは、かつて共に暮らした仲間たちを海辺に埋葬し、深い孤独の中にあった。そこへ地球外からユイが降り立つ。言葉の通じない二人は、不思議な友情を築いていく。

未来縄文篇

人類の多くが地球を離れた後の時代。ミツキとタイヨーは前時代の遺物を拾い集めながら暮らしていた。海に憧れるミツキは「汚染された海に近づいてはならない」という言い伝えを破り、海辺へ向かう。

現代篇

幼くして父を失った山本海知(カイチ)は、何も残さなかった父と、その父に執着する母・幸(ユキ)に苛立ちを抱えていた。ある日、母が運転する車で猫を轢いてしまうが、猫は無傷だった。父が猫を蘇らせたのではないかと考えたカイチは、父の書斎に忍び込み読書記録を書き換える作業を始める。

監督プロフィール

長谷川億名
1985年、栃木県那須塩原市生まれ。新潟在住。Yokna Patofa名義で2006年よりインターネットで映像作品を発表。
写真家としてキヤノン写真新世紀2013佳作(佐内正史選)を受賞。2010年代には南北に分断された日本を舞台とするSF三部作『日本零年』の第一部『イリュミナシオン』、第二部『デュアル・シティ』を監督。
2015年、ドイツ・フランクフルトの日本映画祭ニッポンコネクションでニッポンヴィジョンズ審査員特別賞を受賞。2017年、恵比寿映像祭で特集上映。2019年、第69回ベルリン国際映画祭タレンツ部門に招待された。

作品情報
タイトル:コスモ・コルプス
監督・脚本:長谷川億名
配給:セントラルゲーム
公開日:2026年5月2日(土)〜15日(金)
公開劇場:シアター・イメージフォーラム
公式サイト:https://yoknahasegawa.com/cosmocorpus/
公式XInstagram
2025年/134分/16:9/5.1chサラウンド/カラー/DCP
©2026 Yokna Hasegawa

同時上映作品

『イリュミナシオン』(2014)
KID FRESINO主演の2014年作SF映画が2026年に東京で再上映。南北に分断された日本を舞台に、紛争が始まった時代の若者の生活を描く中編作品。

作品情報
タイトル:イリュミナシオン
主演:KID FRESINO、石田法嗣
監督:長谷川億名
公開日:2026年5月2日(土)〜15日(金)
公開劇場:シアター・イメージフォーラム
公式サイト:https://yoknahasegawa.com/illuminations/
2014年/59分/16:9/ステレオ/カラー/DCP

VG+編集部

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