『エイリアンVSプレデター3』はある? 『プレデター:バッドランド』監督が『エイリアン:ロムルス』監督にアンサー | VG+ (バゴプラ)

『エイリアンVSプレデター3』はある? 『プレデター:バッドランド』監督が『エイリアン:ロムルス』監督にアンサー

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『エイリアンVSプレデター3』はある?

2025年11月に公開された映画『プレデター:バッドランド』は、「プレデター」フランチャイズに再びスポットライトを当てる作品として大きな注目を集めている。監督を務めたのはダン・トラクテンバーグ監督で、ディズニープラスで配信された『プレデター:ザ・プレイ』(2022)、『プレデター:最凶頂上決戦』(2025) に続き3作連続で同フランチャイズの指揮を執っている。

『プレデター:バッドランド』は、「エイリアン」シリーズでお馴染みのウェイランド・ユタニ社と同社製のアンドロイドが登場したことでも話題となった。「エイリアン」シリーズもまた、映画『エイリアン:ロムルス』(2024) とドラマ『エイリアン:アース』(2025-) と共にフランチャイズを再起動しており、両作の三度のコラボレーションに期待がかかっている。

「プレデター」と「エイリアン」はコミックでのクロスオーバーが人気を呼び、映画でも『エイリアンVS.プレデター』(2004) が制作された。両シリーズのストーリーとは繋がらない外伝的な作品ではあったが、ヒットを記録して続編『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(2007) も制作された。

2024年に『エイリアン:ロムルス』が公開されると、同作を手がけたフェデ・アルバレス監督「エイリアンVS.プレデター」の新作に意欲を示していた。「相棒のダンと一緒に監督しないといけないかもしれません(笑)」と、『プレデター:バッドランド』のダン・トラクテンバーグ監督の名前を挙げて共同監督を務めるアイデア披露していた。

では、肝心のダン・トラクテンバーグ監督は「エイリアンVS.プレデター」の復活に興味はあるのだろうか。The Directのインタビューでは、上記のフェデ・アルバレス監督の発言について、その後何かしらの会話があったのかと問われ、ダン・トラクテンバーグ監督はこう答えている。

私としては、一番面白いパートはそれらの材料を手にして、じっくり料理するところだと思っています。ほら、オーブンから早めに取り出して、生焼けのままということにはしたくありません。ちゃんと煮込んで、茹でて、完璧な温度にまで持っていきたいんです。知りませんけど。料理しないので。料理用語を使い過ぎましたね!

ダン・トラクテンバーグ監督には、『エイリアンVS.プレデター3』に早々に手を出して「生焼け」にしたくないという思いがあるようだ。一方で「エイリアンVS.プレデター」の復活と同監督がそれを手がける未来については否定しておらず、新作が始動するのは時間の問題というところだろうか。

「プレデター」と「エイリアン」の今後は?

『プレデター:バッドランド』の今後については、もちろんあのエンディングの続きが描かれる可能性は高い。一方で、第1作目の主演を務めたアーノルド・シュワルッツェネッガーがカムバックする可能性も示唆されており、『プレデター:最凶頂上決戦』のラストから繋がる物語が展開されることも予想されている。

『プレデター:バッドランド』公開直後の時点で、ダン・トラクテンバーグ監督はまず本作がヒットするかどうかを見守りたいという姿勢をとっている。リリースから3週末を経た時点で、本作の全世界興行収入は約1億6,000万ドル(約250億円)となり、「プレデター」フランチャイズとしては過去最高のヒット作に。『エイリアンVS.プレデター』が記録した世界興収1億7,774万ドルも目前に迫っている。

一方で、1億500万ドルの予算が投じられた『プレデター:バッドランド』の損益分岐点は2億1,000万ドルから2億6,200万ドルと報道されている。米国では11月最終週に一年間の内で最大の連休となるサンクスギビングホリデーを控えており、『プレデター:バッドランド』は『ウィキッド 永遠の約束』や『ズートピア2』といった人気作品とぶつかることになる。

それでも、『ウィキッド 永遠の約束』が公開された11月21日から23日にかけての週末興収では米国内で第3位につける好成績を残しており、米国内の興行収入の続伸は期待できる。まずは2億ドル、そして黒字に持っていけるかどうかが今後に向けての焦点になる。

「エイリアン」フランチャイズの方は、『エイリアン:ロムルス』の続編については、フェデ・アルバレス監督が脚本を完成させ、2025年10月からの撮影開始を予定していることが明かされていた。ただし、フェデ・アルバレスは監督としては続投しないという。

ドラマ『エイリアン:アース』については、クリエイターのノア・ホーリーが2025年11月に製作のFXおよびディズニー・エンターテインメント・テレビジョンと新たな包括契約を締結。合わせて『エイリアン:アース』もシーズン2への更新が発表された。

2025年になり、改めて大きな動きを見せている「プレデター」と「エイリアン」の両フランチャイズ。ダン・トラクテンバーグ監督の言う「完璧な温度」になる日が訪れることに期待しよう。

映画『プレデター:バッドランド』は2025年11月7日(金) より全国公開。

『プレデター:バッドランド』公式

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Source
The Direct

『プレデター:バッドランド』のラストの解説&感想はこちらから。

監督が明かしたラストの意図についてはこちらの記事で。

監督が明かした『プレデター:バッドランド』のシリーズにおける時系列の解説はこちらから。

エル・ファニングが演じたティアについての考察はこちらから。

 

「エイリアン」シリーズのアンドロイドの系譜の解説&考察はこちらから。

【ネタバレ注意】『エイリアン:ロムルス』ラストの解説&考察はこちらから。

『エイリアン:ロムルス』を含む「エイリアン」シリーズの時系列の解説はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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