映画『スーパーガール』ティザー予告公開
映画『スーパーガール』のティザー予告が公開された。2026年6月26日米公開を予定している『スーパーガール』は、『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017) や『クルエラ』(2021) で知られるクレイグ・ギレスピーが監督、アナ・ノゲイラ脚本を担当し、ミリー・オールコックが主人公のスーパーガールことカーラ・ゾー=エルを演じる。
DCスタジオの共同会長兼CEOに就任したジェームズ・ガンと共に再出発したDCユニバース(以下、DCU)における映画第2作目にあたり、2025年に世界的なヒットを記録した映画『スーパーマン』に続く最新作となる。
映画『スーパーガール』の予告編では、異星を舞台にしたかなりSF色の強い作風が確認できる。滅びたクリプトン星の生き残りであるカーラ・ゾー=エルが、ある少女と出会う様子が収められている。
冒頭から犬のクリプトが登場し、スーパーマンが原子炉の爆発から街を救ったという見出しが一面を飾る新聞におしっこをかけている。ブロンディ「Call Me」の曲に合わせてカーラが自己紹介すると、カーラがクリプトン星の生き残りであることについて尋ねる少女が登場する。
予告編ではスーパーマンとスーパーガールの故郷であるクリプトン星と思われる場所も描写され、少女はカーラの故郷が滅びた時のことを切実な面持ちで尋ねている。この少女はルシー・メアリ・ノルといい、コミック『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー』にも、父を殺された少女としてスーパーガールの前に現れる。
映画『スーパーガール』は同コミックをベースにした作品だが、実写化の特徴としては、ジェームズ・ガン監督の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズからの影響を大きく感じさせる作風になっている。
映画『スーパーガール』ではジェイソン・モモア演じるロボの登場が報じられていたが、予告編の1分35秒あたりに一瞬だけその姿が確認できる。ジェイソン・モモアは既に幕を閉じたDCEUではアクアマンことアーサー・カリーを演じてきたが、DCUでは新たにロボ役を演じることが発表されていた。
予告編のラストでは、スーパーマンについて聞かれたカーラが「彼は人の善を見抜く。私は真実を見抜く」と答えるシーンも収められている。コミックでは、クリプトンの崩壊に備えて地球に送られたスーパーマンと違い、カーラはクリプトンが滅びていく様子を目撃していたという設定があるが、この辺りが映画版でどのように扱われるのかという点にも注目だ。
スーパーガールことカーラ・ゾー=エルは、映画『スーパーマン』にも登場。スーパーマンのいとこであるカーラは犬のクリプトをカル=エルに預け、酒を飲んで酔うことができる赤い太陽がある星で遊んでいたことが明かされている。
スーパーガールは希望の象徴と言えるスーパーマンのいとこだが、DCUではやや冷笑的かつ奔放な印象もある。一方で、ドラマ『ピースメイカー』シーズン2でも少しだけその姿を見せていたが、そのシーンでは地球でヒーロー活動に取り組んでいることが示唆されていた(詳しくはこちらの記事を)。
映画『スーパーマン』は希望を通して抵抗を描く“ホープパンク”作品として高い評価を得た。『スーパーガール』ではどんな物語が描かれるのだろうか。
今後のDCUに注目
DCUとしては、2024年12月からアニメ『クリーチャー・コマンドーズ』シーズン1、2025年7月に映画『スーパーマン』、同年8月からドラマ『ピースメイカー』シーズン2がそれぞれ配信および劇場公開されている。2026年5月には、グリーンランタンを主人公にしたドラマ『ランタンズ(原題)』の配信も予定されており、『スーパーガール』は同作に続いて2026年6月26日に劇場公開される。
その後もDCU映画第3弾として『クレイフェイス(原題)』が2026年9月11日米公開予定、シーパーマンの新作『マン・オブ・トゥモロー(原題)』が2027年7月9日米公開を予定している。他にもいくつもの計画が進められており、DCUではコンスタントな作品発表が期待できる。
一方で、DCスタジオの親会社であるワーナー・ブラザースは、配信大手のNetflixが11兆円規模の買収を発表。これに対してジェームズ・ガンは劇場体験の重要性に言及したが、更にパラマウントがワーナーに対する17兆円規模の敵対的買収に向けて動き出している。
ワーナーとDCスタジオの動向に注目しつつ、『スーパーガール』の公開を楽しみに待とう。
映画『スーパーガール』は2026年6月26日米公開、日本では2026年夏公開予定。
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