注目ポイントは?『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』予告編公開 7月31日日米同時公開も決定 | VG+ (バゴプラ)

注目ポイントは?『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』予告編公開 7月31日日米同時公開も決定

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『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』予告映像公開

MCU映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』より、ついに初予告映像が公開された。合わせて2026年7月31日(金) の日米同時公開が発表された本作は、MCU「スパイダーマン」の第4作目。前作で人々の記憶から消え去ったピーター・パーカーのその後の姿が描かれる。

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の予告映像は、細切れにした映像を徐々に公開していくという斬新な形でリリースされていたが、日本時間の3月18日(水) の20時、その全容が明らかになった。

公開された映像では、冒頭からSNSで大学に進んだネッドとMJの様子を確認するピーター・パーカーの姿が描かれている。次いで、前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021) のラストで着ていたものに近いデザインのコスチュームでニューヨークを飛び回るスパイダーマンの姿が捉えられる。

ピーター・パーカーはみんなが自分の存在を忘れたことを今一度説明し、街中で自分のことを忘れたネッドの姿を目にする場面も描かれる。スパイダーマンが「市の鍵」を贈られる映像をMJが見るシーンも。「市の鍵」は通常、市長から感謝の印として地域社会に貢献した人物に贈られるものだ。

ヒーロー“スパイダーマン”として生きる今のピーター。なお、スパイダーマンはホームであるニューヨークの市長から贈られたものと予想できるが、鍵を授与しているのは『デアデビル:ボーン・アゲイン』(2025-) でニューヨーク市長になったキングピンことウィルソン・フィスクではない。

一方で、予告編ではパニッシャーことフランク・キャッスルがスパイダーマンと軽口を叩き合いながら戦うシーン(スパイダーマンの華麗なライダーキック)も収められている。ジョン・バーンサル演じるパニッシャーは『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン1で正式にMCU入り。時系列も含めて、MCUのニューヨークを舞台とした作品との関わりにも注目したい。

また、恋人だったMJがパーティーで別の誰かに髪を触られるのを遠くから眺めるピーターの姿も。まぁでも、ピーターが顔出ししてこういう場所に出られている点は良かった。

しかし、ピーターは突如として異変を感じて倒れると、繭に包まれた状態で目を覚ます。身体に異変を感じたピーターが頼ったのは、ハルクことブルース・バナーだった。ブルースはドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』(2022) 以来の登場となるが、大学で教えているようで、こちらもちょっと安心する新事実だ。

もちろんブルースはピーターのことを覚えておらず、「君の名前は?」と尋ねている。サノス襲来時にはあんなに見事なチームプレーを見せていたのに……。ブルースは「DNAが変異してたら危険」と忠告するのだが、英語では「変異」は「mutating」と表現されている。MCUの次のサーガで主要な要素になると見られているミュータントを想起させるワードだ。

続いてピーターは、クモには三つの成長の周期があり、その周期の間に危険があること、同時にニューヨークが見えない危険の脅威に晒されていることが語られる。「試練を乗り越えたクモは必ず生まれ変わる」とも。

そこで現れる敵は、「スパイダーマン」シリーズの代表的なヴィランの一人であるスコーピオン、そしてドラマ『デアデビル』(2015-2018) などに登場したヤミノテを想起させる忍者の集団だ。あるいは『シャン・チー』でシャーリンが率いることになったテン・リングスの可能性もあるだろうか。

スパイダーマンは忍者の集団の前ではマスクをしていないが、再びその正体が世に知られることになるのだろうか。『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』予告のラストでは、ピーターはMJと再会。だが、ピーターは正体やこれまでの経緯を明かそうとしないが、これはMJの安全のためにMJから離れたという経緯があるためだ。

ピーターはMJにお祝いの花を持ってきたようだが、「ただの隣人」と自己紹介をする。するとMJは「親愛なる隣人?」と、スパイダーマンの異名を口にし、ピーターが飲み物を吹き出したところで『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の予告は幕を閉じている。シリーズの特徴であるコミカルな側面も変わらず残っているようだ。

映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』では、ピーター・パーカーの高校生時代を描いた「ホーム」三部作のジョン・ワッツに代わり、映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021) を手掛けたデスティン・ダニエル・クレットン監督が指揮を取る。音楽はマイケル・ジアッチーノ、脚本はクリス・マッケナとエリック・ソマーズが第一作目から続投する。

予告編の公開に合わせて、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日(金) の日米同時公開が発表された。MCUの「スパイダーマン」映画が日米同時公開となるのは史上初のことだ。MCUではドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2が3月25日(水) より配信を開始する。合わせてチェックしていこう。

映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日(金) 日米同時公開。

アートブック『スパイダーマン:ホームカミング アート・オブ・ザ・ムービー』は3月27日発売。

トム・ホランドとゼンデイヤが語った前作ラストの二人の気持ちについてはこちらの記事で。

ピーター・パーカーが噛まれたクモについての考察はこちらから。

ドラマ『ワンダーマン』の全話解説はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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