『ピースメイカー』シーズン2配信中
DCスタジオの共同CEOを務めるジェームズ・ガン監督が仕切り直したDCU(DCユニバース)は、2025年7月に公開された映画『スーパーマン』が全世界興収6億ドルを突破して年間のスーパーヒーロー映画ナンバーワンのヒットを記録する快調な滑り出しを見せている。新作映画『マン・オブ・トゥモロー(原題)』も2027年7月の全米公開が発表されるなど、明るいニュースが続いている。
そんな中、DCU作品として2025年8月から毎週金曜日に各話が配信されているのがドラマ『ピースメイカー』シーズン2だ。DCの旧シリーズにあたるDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)に属していたシーズン1から大まかなストーリーは引き継ぎながらも、歴史改変を加えてシーズン2はDCU作品として生まれ変わっている。
『ピースメイカー』シーズン2では、ジョン・シナ演じる主人公のピースメイカーことクリストファー・スミスが、自身がスーパーヒーローとして活躍する別次元の世界へと繋がる扉を開く。馴染みの仲間達はいるが厳しい現実が広がる元の世界との狭間で、ピースメイカーは選択を迫られることになる。
“ピースサイクル”の元ネタは?
2025年9月5日(金) より配信を開始した『ピースメイカー』シーズン2第3話では、予告編にも登場したピースメイカーのバイク、“ピースサイクル”が登場。ピースメイカーが大型バイクを乗り回す姿が描かれる。
スーパーヒーローものではお馴染みのヒーロー専用の乗り物の登場にファンが沸く中、『ピースメイカー』のショーランナーであるジェームズ・ガン監督が初登場となったピースサイクルの元ネタを明かしている。
Threadsでは、ファンが『ピースメイカー』シーズン2第3話で登場したピースサイクルは1982年に公開されたSF映画『メガフォース』からインスパイアされたものかとジェームズ・ガン監督に質問。これに対してガン監督は「仮面ライダーと70年代のキャプテン・アメリカ」と回答した。
70年代のキャプテン・アメリカといえば、1979年に放送され、同年中に続編も制作されたテレビ映画『爆走ライダー! 超人キャプテン・アメリカ』のことだろうか。その邦題通り、バイクを駆使するキャプテン・アメリカの姿が印象的に描かれており、キャプテン・アメリカのバイクはピースサイクルの赤・青・白のカラーリングの元ネタにもなっていると考えられる。
ジェームズ・ガン監督の特撮愛
そして、ジェームズ・ガン監督が挙げたもう一つの“元ネタ”が「仮面ライダー」である。ピースサイクルという名は仮面ライダーのサイクロン号を意識しているのだろうか。
ジェームズ・ガン監督は「ウルトラマン」や「仮面ライダー」といった日本の特撮ファンとして知られており、映画『スーパーマン』にも“怪獣”を登場させている。そもそも『ピースメイカー』シーズン1はジェームズ・ガン監督が指揮した映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021) のスピンオフとして制作されたが、同作にも“宇宙怪獣”のスターロが登場した。
2020年には、米国で『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』が配信されることが発表され「#KamenRider」が旧Twitterのトレンド入りを果たすと、ジェームズ・ガン監督が「#KamenRider がトレンド入りしてるのは良いね」と発信したこともある。
今回、ファンからはピースメイカーの父でシーズン1のヴィランであったホワイト・ドラゴンのデザインにも特撮怪人のテイストがあるとの指摘があがり、ガン監督は「その通り。そういうのが大好きなんです」と応答した。
自他共に認める特撮ファンであるジェームズ・ガン監督による特撮愛は、2027年7月米公開の新作映画『マン・オブ・トゥモロー』でも見ることができるはず。全8話の『ピースメイカー』シーズン2では今後どんなサプライズがあるのか、引き続き観ていこう。
ドラマ『ピースメイカー』はHBO Max on U-NEXT にて独占配信中。シーズン2は全8話で毎週金曜日に新エピソードが更新される。
ドラマ『ピースメイカー』特集や『スーパーマン』の監督・キャスト&スタッフ総勢16名のインタビューやキャラ紹介、充実のコラムなどを収録した『Begin+ 完全新作スーパーマンとDC大特集』は好評発売中。
「スーパーマン」新作『マン・オブ・トゥモロー』と『ピースメイカー』シーズン2の繋がりについてジェームズ・ガン監督が語った内容はこちらから。
【ネタバレ注意】『ピースメイカー』シーズン2第1話冒頭で描かれた“歴史改変”の解説はこちらから。
【ネタバレ注意】映画『スーパーマン』ラストの解説&考察&感想はこちらの記事で。
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