第39回東京国際映画祭が開幕 レッドカーペットに永野芽郁、浅野忠信ら登場 『我々は宇宙人』門脇監督&キャストも | VG+ (バゴプラ)

第39回東京国際映画祭が開幕 レッドカーペットに永野芽郁、浅野忠信ら登場 『我々は宇宙人』門脇監督&キャストも

第39回東京国際映画祭が開幕

2026年10月26日(月)、第39回東京国際映画祭が東京・日比谷にて開幕した。オープニングイベントとして開催されたレッドカーペットには、永野芽郁、岡田准一、松坂桃李、清野菜名、浅野忠信、出口夏希、北村匠海ら国内外の映画関係者262名が登場した。

東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場から日比谷仲通りにかけて、約250mにわたるレッドカーペットが設置された。あいにくの雨模様となったが、ゲストたちは傘を手にファンや報道陣に笑顔を見せ、映画祭の開幕を華やかに彩った。東京国際映画祭には、今年も実写映画だけでなく、アニメーションや漫画原作作品、ファンタジーなど、多彩な作品が参加している。

『我々は宇宙人』門脇康平監督らが登場

アニメーション部門からは、長編アニメーション映画『我々は宇宙人』の門脇康平監督が登場。幼少期のキャラクターを演じた槙木悠人、中込佑玖、鈴木咲、末永陽らキャストとともにレッドカーペットを歩いた。

『我々は宇宙人』は、内気な少年・翼と、クラスの人気者である暁太郎の出会いから始まる、30年間にわたる友情を描いた物語。YOASOBI「優しい彗星」のミュージックビデオなどを手がけたアニメーション作家・門脇康平が、初の長編映画監督を務めた。

第79回カンヌ国際映画祭監督週間でワールドプレミア上映されたほか、アヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門にも選出。シッチェス・カタロニア国際映画祭ではアニメーション長編映画賞を受賞するなど、海外でも高い評価を獲得している。

『恋する地球人』上田慎一郎監督とキャストが集結

Nippon Cinema Now部門の『恋する地球人 -劇場特別版-』からは、『カメラを止めるな!』で知られる上田慎一郎監督をはじめ、カトウシンスケ、清瀬やえこ、菊池豪、有坂心花ら多数のキャストが登場した。

本作は、2025年に配信され、SNSで累計6,000万回再生を記録した縦型連続ドラマを長編映画として再構築した作品。2000年、高校生の晋平は想いを寄せる舞にヒロイン役を頼み、初めての映画を撮影する。それから25年後、映画監督となった晋平は若年性認知症を患っていた。

出演者の有坂心花は、東映の新特撮シリーズ「PROJECT R.E.D.」の『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』などで自律型AIアシスタント・アギを演じていることでも知られる。『恋する地球人 -劇場特別版-』は12月11日(金)より全国公開予定。東京国際映画祭ではワールドプレミア上映が行われる。

『妖怪、化物をひろう』余貴美子主演、オダギリジョーも製作に参加

コンペティション部門には、池田暁監督による日本・台湾合作映画『妖怪、化物をひろう』が選出され、作品関係者がレッドカーペットに参加した。

本作は、貧しい団子売りの女性・タエが、ある日、奇妙な赤ん坊を拾ったことから始まる、妖怪や異形の存在を題材にしたヒューマンドラマ。タエを余貴美子が演じ、オダギリジョーが警官役で出演するとともに、プロデューサーとしても参加している。

『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』などで知られる池田監督が、1990年代のロシアで起きたという奇妙な出来事に着想を得て制作。台湾の金門島で撮影され、人間と異形の存在との関係を描く。池田監督は映画祭のインタビューで、水木しげるの漫画から大きな影響を受けてきたことも明かしている。

『ヒマチの嬢王』永野芽郁、伊藤健太郎、平祐奈ら登場

特別上映作品『ヒマチの嬢王』からは、主演の永野芽郁、伊藤健太郎、平祐奈、宮本秀光監督、久保田哲史エグゼクティブ・プロデューサーが登場した。

茅原クレセによる同名漫画を原作とするドラマで、鳥取県米子市の歓楽街・朝日町、通称「ヒマチ」を舞台に、元No.1キャバ嬢の一条アヤネがキャバクラ店の経営に挑む姿を描く。主人公のアヤネを演じる永野は、本作で初めてプロデューサーも担当。10月27日(火)には東京国際映画祭で第1話のワールドプレミア上映が行われ、出演者による舞台挨拶も行われた。

 『君の話』北村匠海&出口夏希が登場

ガラ・セレクション部門の『君の話』からは、主演の北村匠海と出口夏希、中川龍太郎監督がレッドカーペットに登場した。

本作は、三秋縋の同名小説を実写映画化した作品で、記憶の中にしか存在しないはずの女性が目の前に現れたことから始まる純愛ラブストーリー。『四月の永い夢』『静かな雨』などを手がけてきた中川監督が、記憶と愛をめぐる物語を描く。北村と出口はともにフォーマルな装いで登場し、集まったファンや報道陣に笑顔を見せた。

『すべて真夜中の恋人たち』岸井ゆきの、浅野忠信ら集結

ガラ・セレクション部門の『すべて真夜中の恋人たち』からは、岸井ゆきの、浅野忠信、深川麻衣、森田望智、塩野瑛久、岨手由貴子監督が登場した。

川上未映子の同名小説を、『あのこは貴族』の岨手由貴子監督が映画化した作品。岸井が主演を務め、浅野や森田ら実力派俳優が共演する。浅野は、マーベル・スタジオの『マイティ・ソー』シリーズや、海外で高い評価を受けたドラマ『SHOGUN 将軍』などにも出演。レッドカーペットでは大きなサングラスを合わせたスーツ姿を披露した。

 『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』岡田准一、松坂桃李、清野菜名ら登場

今年の東京国際映画祭のオープニング作品に選ばれた映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』からは、岡田准一、松坂桃李、清野菜名、瀬々敬久監督が登場した。

本作は、世界的なヒット曲「上を向いて歩こう」の誕生秘話を描く音楽エンターテインメント映画。作詞家・永六輔、作曲家・中村八大、歌手・坂本九の「六八九トリオ」を中心に、音楽に情熱を注いだ人々の青春と挑戦を描く。レッドカーペット終了後にはヒューリックホール東京でオープニングセレモニーが開催され、キャストや監督が作品への思いを語った。

第39回東京国際映画祭は、2026年10月26日(月)から11月4日(水)まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区を中心に開催。映画祭のセンターピース作品には山崎貴監督の『ゴジラ-0.0』、クロージング作品には『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督による『コロニー/群体』が選出されている。

東京国際映画祭 公式サイト

コピーライト:©2026 TIFF

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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