『バレリーナ:The World of John Wick』プレスツアー、LAからレポート到着
キアヌ・リーブスが体現する切れ味鋭いアクションに全世界が熱狂、シリーズを追うごとにそのスケールと世界興収を更新し続け、一大ヒット作となった「ジョン・ウィック」シリーズ。映画史を変えた過剰な超絶アクションと、スタイリッシュで奇妙な独自の世界観はそのままに、シリーズ最新作となる『バレリーナ:The World of John Wick』が、8月22日(金)より全国で公開される。
いよいよ全米公開を6月6日に控え熱狂がピークに達している本作。これまでにロンドン、ベルリン、パリを巡ったワールドプレスツアーの最終地・LAプレミアが現地時間6月3日(火)<日本時間:6月4日(水)>に開催された。会場には、アナ・デ・アルマス、キアヌ・リーブス、ノーマン・リーダス、レン・ワイズマン監督らキャスト・スタッフが一挙に集結。最終地LAから届いたレポートをお届けしよう。
LAプレミアは、映画の都の象徴でもあるチャイニーズ・シアターにて開催。会場には、作品のシックでクールなイメージを思わせるブラックカーペットが敷かれ、熱狂的な『ジョン・ウィック』ファンで埋め尽くされていた。
HOLLYWOOD, CALIFORNIA – JUNE 03: <> attends the special screening of “Ballerina” at TCL Chinese Theatre on June 03, 2025 in Hollywood, California. (Photo by Jon Kopaloff/Getty Images for Lionsgate)
キアヌ・リーブス主演の伝説的大ヒットアクション『ジョン・ウィック』シリーズ。超絶怒涛のアクション、謎めいた裏社会の世界観、人間ドラマや終わることのない復讐劇、その全てを継承した全く新しい復讐のヒロイン誕生を描く本作。新たな”復讐の女神”主人公・イヴを演じ、シリーズの代名詞である激しくスタイリッシュなアクションを完璧にマスターしたアナ。トレーニングを振り返り「毎日のようにテストとトレーニングを繰り返した。ここまで集中と成果を求められた映画は初めて。1つのアクションシーンのために何週間も何カ月も準備に時間をかけた」と撮影を振り返った。さらに約10年ぶりとなるキアヌとの共演について「素晴らしかった! 彼と再び一緒に働けたのはとてもスペシャルでクール! セットでの彼との時間はとても楽しかった!彼は最高でクール!」とキアヌの献身的で愛溢れるサポートに心から感謝していた。
HOLLYWOOD, CALIFORNIA – JUNE 03: Ana de Armas attends the special screening of “Ballerina” at TCL Chinese Theatre on June 03, 2025 in Hollywood, California. (Photo by Jon Kopaloff/Getty Images for Lionsgate)
再びジョン・ウィックを演じるキアヌ・リーブスは、「約10年間このシリーズに携わってきて、有難いことにそのすべてが成功を収めることができた。アナは本当に勇敢な女優で彼女とのアクションシーンはとても楽しかったよ」とシリーズファンへの感謝を述べアナを賞賛。
全米でも大ヒット中の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の主演・トム・クルーズとの共演の可能性を聞かれたキアヌは「彼は世界を救うのに忙しいだろ!!たくさんのミッションを抱えているし。でも是非、トムとは共演したいね。闘った後に仲良くなるストーリーなんていいね。たぶんジョン・ウィック9あたりで」と冗談でもファンには大興奮のコメントを残してくれた。さらに日本のファンに向けて「ハロー!ハリウッドの歴史あるチャイニーズ・シアターにようこそ。『バレリーナ』を日本の皆さんにも是非楽しんでほしいな!」と嬉しいメッセージも飛び出した。
HOLLYWOOD, CALIFORNIA – JUNE 03: Keanu Reeves attends the special screening of “Ballerina” at TCL Chinese Theatre on June 03, 2025 in Hollywood, California. (Photo by Jon Kopaloff/Getty Images for Lionsgate)
謎の暗殺教団の手がかりを握るパインを演じるのは、キアヌとも長年親交がある「ウォーキング・デッド」シリーズのノーマン・リーダス。兼ねてより『ジョン・ウィック』シリーズのファンだったノーマンは「この作品はジョン・ウィックのハートとスタイルと感情が全て詰まっています。この映画に参加できたことを光栄に思います。」と誇らしげに語り、胸を張って作品の出来栄えをアピールした。
HOLLYWOOD, CALIFORNIA – JUNE 03: <> attends the special screening of “Ballerina” at TCL Chinese Theatre on June 03, 2025 in Hollywood, California. (Photo by Jon Kopaloff/Getty Images for Lionsgate)
本作の脚本を担当したのはNetflixの人気作「アーミー・オブ・ザ・デッド」や「デイ・シフト」など過激でスピード感あるストーリーが評価されるシェイ・ハッテン。「この脚本はオリジナルとして9年前に書き始めたものなんです。しかし、スタエルスキ監督に気に入ってもらえ、ジョン・ウィックの物語の中に組み込まれることになりました。そのため、ジョン・ウィックの世界観に落とし込むために9年もの時間を費やしたんです。」と驚きの裏話と本作の公開が祈願だったことをしみじみと明かした。
一貫してシリーズを監督し今回は製作として本作を見守ったチャド・スタエルスキからは「日本の皆様に心から感謝申し上げます。私とキアヌは日本の大ファンで、出来る限りこの映画に日本のテーマやキャラクターを取り入れるように努めています。日本の皆さんにもこの映画とアナの事を気に入って頂けるよう祈っています」とキアヌ同様、日本のファンに向けて愛溢れるメッセージが贈られた。
5月のロンドンでのワールドプレミアを皮切りに、ベルリン、パリ、そしてLAと巡り、主演作の公開を全力で盛り上げてきたアナ。今回は華麗な衣装を身に纏った、各プレミアでのルックも全公開!全都市でアナは自身がアンバサダーを務めるルイ・ヴィトンのドレスを着用し、キュートな笑顔とラグジュアリーな着こなしで会場を圧倒していた。
HOLLYWOOD, CALIFORNIA – JUNE 03: <> attends the special screening of “Ballerina” at TCL Chinese Theatre on June 03, 2025 in Hollywood, California. (Photo by Vivien Killilea/Getty Images for Lionsgate)
映画『バレリーナ:The World of John Wick』は2025年8月22日(金)日本公開。
『バレリーナ:The World of John Wick』公式サイト
監督:レン・ワイズマン『ダイ・ハード4.0』
製作:チャド・スタエルスキ『ジョン・ウィック』シリーズ
出演:アナ・デ・アルマス ノーマン・リーダス アンジェリカ・ヒューストン
ガブリエル・バーン イアン・マクシェーン キアヌ・リーブスほか
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ
2025/アメリカ/原題:From the World of John Wick: Ballerina
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孤児を集めて暗殺者とバレリーナを養成するロシア系犯罪組織:ルスカ・ロマ。裏社会に轟く伝説の殺し屋:ジョン・ウィックを生み出した組織で殺しのテクニックを磨いたイヴは、幼い頃に殺された父親の復讐に立ち上がる。しかし、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる……
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