ドラマ『ジェン・ブイ』シーズン2 ティザー予告公開
Amazonプライムビデオの人気ドラマ『ザ・ボーイズ』(2019-) と世界観を共有するドラマ『ジェン・ブイ』(2023-) より、シーズン2が米時間の2025年9月17日(水) より配信されることが発表された。同時にティザー予告も公開されている。
ドラマ『ジェン・ブイ』は、スーパーパワーを持つ能力者達だけが通うゴドルキン大学を舞台にした作品。『ザ・ボーイズ』のスーパーヒーローチームであるセブンに入ることを夢見る若者達の青春を描く学園ものドラマでありながら、しっかり本編の展開を踏まえたヒーロー社会の闇も描き出される。
今回公開された『ジェン・ブイ』シーズン2の予告映像では、ジャズ・シンクレア演じるマリー・モローがカムバック。シーズン1のラストはマリー、ジョーダン、エマ、アンドレの4人が謎の部屋に閉じ込められたところで幕を閉じたが、その後の展開が明らかになる。
本作の対象年齢は18歳以上です。予告映像には大量の出血を含むグロテスクなシーンが含まれます。
冒頭でマリーが面談をしている人物は、ティザーの中盤でゴドルキン大学の新学部長であることが明かされる。マリーは“戻ってこれた”ことに謝意を示すが、新学部長のサイファーは「君は今にも飛びかかってきて私の喉を食いちぎりそうだな」と冷静に分析している。
続けてサイファーは、マリーの怒りは理解できると言い、エルマイラ・リハビリセンターが映し出される。エルマイラ・リハビリセンターは『ジェン・ブイ』シーズン1第1話で名前が登場している。マリーのように親を殺してしまった能力者はエルマイラ・リハビリセンターに送られて監禁されるが、ゴドルキン大学を出れば人生をやり直せると助言され、マリーはゴドルキンに進学した。
どうやら『ジェン・ブイ』シーズン1のラストでマリー達はエルマイラ・リハビリセンターに入れられてしまっていたようだ。マリーはエルマイラに行かないためにゴドルキンに行ったのに、結局エルマイラへと辿り着いてしまったのだ。だが、シーズン2でマリー達は釈放されて大学に戻るようだ。
シーズン2でスポットライトが当たるキャラクター達
そしてシーズン1のヴィランで、本来捕まるべき人間であったケイトが登場。この後にはサムも登場する。この二人は『ザ・ボーイズ』シーズン4最終回に登場し、ヴォートのために働いていることが明かされていた。
新学部長のサイファーは学生への挨拶で「人間達は、私たちの血管が流れているものが“純真なるヴォート・ブルー”だと学ぶべきだ」と宣言。ヴォート社が開発したスーパーパワーを授ける青い液体、コンパウンドVのことを言っているのだろう。
ゴドルキン大学の前の学部長インディラ・シェティは、シーズン1でケイティに操られて自死させられている。インディラは能力者への復讐を誓っていたが、今度の学部長は人間を敵視し、ヴォートを信奉している様子。そもそもヴォートによって力を与えられたことを積極的に開示しようとしているようにも見える。
『ジェン・ブイ』シーズン2の予告編では、アンドレの父ポラリティにも焦点が当てられる。ポラリティは「学校を焼き払いたい」と怒りを燃やしている。今回の予告にアンドレは登場しない。同役を演じたチャンス・パードモは2024年3月にバイク事故で亡くなり、製作陣は代役を立てずにシーズン2の脚本を変更すると発表していた。
おそらく劇中でアンドレは死んだことになるのだろう。代わりに息子を失ったポラリティが主要な役割を果たすことになると見られる。一方で、ポラリティはシーズン1で能力を使うたびに神経が断裂していると診断を受けていた。ポラリティの身体は限界を迎えつつあるのだ。
その後、マリー達はサイファーに「ポテンシャルを最大化させる」として、ハンマーを持つ相手と対峙させられたり、格闘技のリングのような場所に上げられたりする場面も。「君たちは学生ではない、兵士であり、戦うんだ」と、シーズン2ではマリー達が大人によって戦いを強いられる展開が示唆されている。
ティザー予告の終盤には『ザ・ボーイズ』シーズン4に登場したファイアクラッカーも登場。ファイアクラッカーはホームランダーの側近としてテレビ番組を持つようになっており、同シーズンのラストはファイアクラッカーの「We will make America super again.」という言葉で締めくくられていた。
『ジェン・ブイ』シーズン2の予告でもファイアクラッカーはテレビ番組でカメラの向こうに「祝福を。でも気をつけて(Hold onto your butts.)」と告げている。最後の「Hold onto your butts.」という言葉は、今回のティザーをシェアした『ザ・ボーイズ』公式も投稿している言葉だが、映画『ジュラシック・パーク』(1993) でサミュエル・L・ジャクソン演じるレイ・アーノルドが放った言葉としても知られている。
Hold on to yer butts, @genv pic.twitter.com/cENaTu4vrV
— THE BOYS (@TheBoysTV) June 1, 2025
ジョーダンが逃げるべきだと主張する中、ホームランダーの写真に「RESIST(抵抗)」という落書きがなされているシーンも。一方で能力者達は「人間はくたばれ」と非能力者達への憎悪を募らせている。終盤には『ザ・ボーイズ』からローブを被ったディープと思われる人物の姿も。
シーズン1を遥かに超える混乱状態にあることが予想できるが、それでもマリーは「何をするにしても一緒」と、友人達との絆を強調している。この辺りはザ・ボーイズと少し違うところかもしれない。マリーは最後にSNS配信で「2年目は更に盛り上がるよ」と発信。メタ的にシーズン2への期待も煽っている。
ドラマ『ザ・ボーイズ』はシーズン5での完結が発表されているが、「ザ・ボーイズ」フランチャイズはまだまだ拡大を続けていく。『ジェン・ブイ』に加えてメキシコ版『ザ・ボーイズ:メキシコ(原題)』や、若き日のソルジャー・ボーイとストームフロントを主人公にヴォート社の起源に迫る『ヴォート・ライジング(原題)』の制作も予定されている。
まずは2025年9月に公開される『ジェン・ブイ』シーズン2の配信を楽しみに待とう。
ドラマ『ジェン・ブイ』はシーズン1がAmazonプライムビデオで独占配信中。シーズン2は米時間2025年9月17日(水) より配信予定。
『ザ・ボーイズ』原作コミックの日本語版は、G-NOVELSから発売中。
『ジェン・ブイ』のベースになったチャプター〈We Gotta Go Now〉(23話〜30話)は日本語版の第2巻に収録されている。
『ジェン・ブイ』シーズン1最終回のネタバレ解説&考察はこちらから。
【ネタバレ注意】『ザ・ボーイズ』シーズン4最終回の解説&考察はこちらから。
『ザ・ボーイズ』のシーズン5での終了についてエリック・クリプキ監督が語った内容はこちらの記事で。
