『スーパーマン』続編『マン・オブ・トゥモロー』ヴィランはブレイニアック 鍵になるのはクリプトン星? | VG+ (バゴプラ)

『スーパーマン』続編『マン・オブ・トゥモロー』ヴィランはブレイニアック 鍵になるのはクリプトン星?

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『スーパーマン』続編のヴィランは?

2025年に公開されたジェームズ・ガン監督の映画『スーパーマン』の続編にあたる『マン・オブ・トゥモロー(原題)』に登場するヴィランのブレイニアックを、ドイツ人俳優のラース・アイディンガーが演じることが分かった。ジェームズ・ガン監督が自身のSNSで発表した。

映画『マン・オブ・トゥモロー』は2027年7月9日の米公開を予定しており、スーパーマン役のデヴィッド・コレンスウェット、レックス・ルーサー役のニコラス・ホルトがカムバックを果たす。ジェームズ・ガン監督は、『マン・オブ・トゥモロー』について「『スーパーマン』の完全な続編かと言われると、必ずしもそうではない」と発言、本作がスーパーマンとレックス・ルーサーが共闘する物語になることを認めている。

そして、スーパーマンとレックス・ルーサーが対峙するより大きな脅威がブレイニアック、ということになりそうだ。ブレイニアックは1958年に原作コミックに登場したヴィランで、文明の保存を目的に都市を縮小し、“瓶詰め”にすることで知られる。

ブレイニアックの特徴は、知識を保存する最適解として文明を丸ごと持ち去るという合理主義的な思考だ。方向性は異なるが豊かな感情を持つスーパーマンとレックス・ルーサーとは、対極に立つキャラクターになりそうだ。

ブレイニアックとは

原作コミックでは、ブレイニアックはスーパーマンの故郷であるクリプトン星が滅びる前に首都のカンドールを保存しており、スーパーマンは故郷の人々が生き残っていたことを知る。映画『スーパーマン』ではクリプトン星の“闇”の部分も描かれただけに、『マン・オブ・トゥモロー』でも同様の展開があるとすれば、その真相に迫る展開を見せることが予想できる。

過去、ブレイニアックは『ヤング・スーパーマン』(2001-2011) や『KRYPTON/クリプトン』(2018-2019) といったドラマ作品に登場している。ブレイニアックには、アンドロイドや未来人など様々な設定が存在するが、『マン・オブ・トゥモロー』では異星人かアンドロイドか、はたまた人間か、どのような設定で登場するのかという点にも注目だ。

また、ブレイニアックは映画『スーパーマンIII/電子の要塞』(1983) やドラマ『スーパーマン&ロイス』(2021-) での登場が計画されていたことも。制作が頓挫した幻のニコラス・ケイジ主演作『スーパーマン ライブス』では、ジェイソン・リーや、ティム・アレン、そしてジム・キャリーがブレイニアック役のキャストとして検討されていた。今回ブレイニアックを演じることになったラース・アイディンガーは、Netflix映画『ジェイ・ケリー』や仏独共同制作の映画『約束の宇宙』(2019) といった作品に出演している。ジェームズ・ガン版ブレイニアックをどのように演じるのか、期待が高まる。

クリプトン星を三作品?

DCユニバース(DCU)の映画作品としては、2026年6月26日米公開予定の『スーパーガール』からティザー予告が公開されたばかり。映像にはクリプトン星と思われる場所も登場し、スーパーガールことカーラがクリプトン人の生き残りとなった状況についても触れられている。2025年から2027年にかけて公開される『スーパーマン』『スーパーガール』『マン・オブ・トゥモロー』では、立て続けにクリプトン星をめぐる物語を描くことになるのかもしれない。

一方、『マン・オブ・トゥモロー』は2025年に配信されたドラマ『ピースメイカー』シーズン2のラストと「非常に強く繋がっている」とジェームズ・ガン監督は語っている。『ピースメイカー』シーズン2のラストでは新たなチームとしてチェックメイトが結成されており、『マン・オブ・トゥモロー』に登場する可能性は高い。

『スーパーマン』がそうであったように、『マン・オブ・トゥモロー』にはブレイニアック以外のヴィランも登場する可能性もある。それ以外にも、映画『スーパーガール』や2026年9月11日米公開の『クレイフェイス(原題)』、2026年5月配信開始のグリーンランタンを主人公に据えたドラマ『ランタンズ(原題)』といったDCU作品との繋がりにも注目だ。

直近のDCUの公開作品は以下の通り。

24年12月 アニメ『クリーチャー・コマンドーズ』S1
25年7月  映画『スーパーマン』
25年8月 ドラマ『ピースメイカー』S2
26年5月 ドラマ『ランタンズ』
26年6月  映画『スーパーガール』
26年9月  映画『クレイフェイス』
27年7月  映画『マン・オブ・トゥモロー』

映画『マン・オブ・トゥモロー』は2027年7月9日米公開。

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『スーパーガール』ティザー予告の解説はこちらから。

ジェームズ・ガン監督が『マン・オブ・トゥモロー』と『ピースメイカー』シーズン2の繋がりについて語った内容はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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