『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』予告第3弾公開
2026年12月18日(金) より日米同時公開を予定している映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』より、第3弾の予告編が公開された。これまでに公開された予告編では、第1弾でスティーブ・ロジャース、第2弾でソーに焦点が当てられた。そして第3弾の予告編では、ついにあの人たちが登場した。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の予告編第3弾では、3人の人物が登場。2025年3月のキャスト発表で出演が明かされていたパトリック・スチュワートのプロフェッサーX、イアン・マッケランのマグニートー、ジェームズ・マースデンのサイクロップスである。
この3人は映画「X-MEN」シリーズのオリジナルキャスト。パトリック・スチュワート演じるチャールズ・エグゼビアは映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022) でアース838のプロフェッサーXを演じていたが、イアン・マッケランのマグニートーとジェームズ・マースデンのサイクロップスは、初めて正式にMCUに登場することになる。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』予告編第3弾の冒頭では、冒頭からマグニートーの声で、「死は私たち皆に訪れる。例外はない。問われるのは死を覚悟できているかどうかではなく、最期に目を閉じる時、あなたがどんな人間であるか、ということだ」と語る。
映像では、チャールズ・エグゼビアが創設した、若きミュータントのための学園、“恵まれし子らの学園”の看板と、その内部が映し出されている。気になるのは、学園内に子ども達がいないという点だ。映画『LOGAN/ローガン』(2017) ではミュータントの子どもが生まれなくなった未来が描かれたが、その設定が反映されているのだろうか。
そして、チェスの駒が浮かぶシーンが挿入され、磁場を操る能力を持つマグニートーの登場が示唆される。チェスは、プロフェッサーXことチャールズとマグニートーことエリックの絆を示すアイテムで、映画で二人での姿が最後に描かれた『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019) のラストも、二人がチェスを始めるシーンだった(俳優はジェームズ・マカヴォイとマイケル・ファスベンダー)。
笑顔のプロフェッサーX/チャールズが映し出された後、その手を握り、同じく笑みを浮かべるマグニートー/エリックが登場。一方、荒廃した土地で叫び声をあげながら目から光線を放つサイクロップスことスコット・サマーズの姿も。『X-MEN:アポカリプス』(2016) と『ダーク・フェニックス』では、タイ・シェリダンが若き日のスコットを演じたが、ジェームズ・マースデンが同役を演じるのは、『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014) でのカメオ出演以来となる。
オリジナルの映画三部作の締めくくりとなった『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006) ではサイクロップスは死亡していたが、『フューチャー&パスト』では歴史が書き換えられて初老になった姿が描かれている。旧シリーズでは不遇だったスコットだが、MCUでの活躍に期待したい。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の予告編第3弾のラストでは、「『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でX-MENは帰ってくる」という文字が表示される。注目は英語で「The X-Men(あのX-MEN)」と表記されている点で、私たちの知らないX-MENではなく、私たちがよく知る「あのX-MEN」が帰ってくることが示唆されている点だ。
アース10005のX-MEN?
2025年3月のキャスト発表時には、ビースト役のケルシー・グラマー、ナイトクロウラー役のアラン・カミング、ミスティーク役のレベッカ・ローミンの出演も発表されていた。これらの面々は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011) でキャストが若手に一新される前の「X-MEN」のオリジナルキャストだ。
もし、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に登場するX-MENが『X-MEN:フューチャー&パスト』で描かれた平和な未来のその後の姿だとすれば、舞台は『デッドプール&ウルヴァリン』(2024) と同じアース10005で、時系列は『フューチャー&パスト』後、『LOGAN/ローガン』前ということになる。
やはり気になるのは学園に子ども達がいない点だ。『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025) で4歳のフランクリンの前に現れたドクター・ドゥーム、『ドゥームズデイ』の予告第1弾で赤ん坊を抱いていたスティーブ・ロジャース、第2弾で娘のために戦うことを誓っていたソーの姿を踏まえると、ドクター・ドゥームは様々なユニバースでスーパーパワーを持つ子ども達を誘拐しているのかもしれない。
スティーブ・ロジャースにソー、オリジナルのX-MENと、長年のマーベルファンにとっては嬉しい大集合作品になりそうな『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』。一方で、ここまでは白人男性のキャラクターを中心にした予告となっており、マルチバース・サーガで積み上げた新世代の多様なキャラクター達がどうなるのかも気になるところだ。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の予告編は4週連続で公開されると噂されている。ここまでは旧来のファンを呼び戻す戦略で、第4弾で現在のファンにとってもワクワクするような予告が見られることに期待したい。
映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年12月18日(金) 日米同時公開。
MCUの多数のコンセプトアートが収録されている『マーベル・スタジオ:ジ・アート・オブ・ライアン・メイナーディング』はKADOKAWAより発売中。
デッドプールの30年の歴史を振り返る『デッドプール 30th Anniversary Book』も発売中。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』予告第2弾の考察はこちらから。
予告編第1弾の情報はこちらから。
ケヴィン・ファイギが明かした『ドゥームズデイ』に登場する5大勢力の解説はこちらから。
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』ラストの解説&考察はこちらから。
