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SF短編小説大募集!

第3回かぐやSFコンテスト

テーマ 未来のスポーツ

期間 2023年7月27日(木)〜8月14日(月)

受賞作品

  • 大賞

    マジック・ボール

    暴力と破滅の運び手

    「あんたは肩がいいから」といって友に誘われ、野球をすることになったエリザベス。徐々に楽しくなってきたころに、ときおり投げた球が消えてしまうという奇妙な現象が起こり…“消える魔球”というワンアイディアを活かしながら語られる、さわやかなフェミニズムの物語でした。言葉がのせられたボールが、誰かに打ちのめされることなく想う場所へ届くこと。それによって希望を手渡していける仕掛けがうまく効いていて、過去から照射された未来であると同時に、そうして希うことによって生まれくる未来が私たちにはあるのだと感じさせてくれる。「未来のスポーツ」というテーマをうまく取り込むだけでなく、過去―現在―未来をうまく結ぶことができた小説だと感じました。ダーシーが死をあっさり回避したりと、悲劇の引力をすり抜けるような展開も好もしく、読後の余韻も心地よい物語で、たくさんの人に届いてほしいと思える作品でした。(磯上竜也)

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  • 読者賞

    城南小学校運動会午後の部「マルチバース借り物競走」

    牧野大寧

    一次選考の段階でざっとタイトルを眺めたとき、もっとも「うまい」と思わされた作品でした。4000字以内という短い文字数のため、タイトルに前提となるスポーツの概要を入れてしまおうという手法は他作品でも見られましたが、語感・取り合わせ・キャッチーさで群を抜いていたと思います。大賞候補からはやや逸れるテイストかもしれませんが、だからこそ、ショートショートとしての面白さを追求する本作が読者賞に輝いたことを大変喜ばしく思います。実況を置くことで読者がなめらかに物語に接続できる工夫、借り物競走の戦略の多彩さ、想像をさらに超えるオチなど、技術面の高さにも舌を巻きました。借り物競走にお父さんしか参加しないのか?という疑問が個人的にはありましたが、「謎の物体を手にしたお父さん五人という絵面の強さがある」などの好意的な意見が他の審査員から挙がり、なるほどたしかに面白い、とまた笑わされました。借り物競走がなくなることで運動会そのものが消えてしまうラストはかなりの飛躍がありますが、それすらもまあ良いかと思わされる、大胆かつ多くの人に愛される作風は、とても貴重なものでしょう。(佐伯真洋)

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  • 審査員特別賞

    叫び

    糸川乃衣

    語りの力がとても強かったです。 説明や固有名詞は最低限に抑えられ、何が起こっているのか読者も一緒に追っていくなかで、しかしこの作品が書かれた背景にある問題意識ははっきりとわかります。長いこと使役されてきた馬が声を上げる理由を深く鑑みようともせず「馬の形をしたものをまとめて恐れ遠ざけ」る人間の振る舞い、群れとしての馬たちの端的な言葉と、言葉を聞こうとした数少ない人間たちもまとめて見捨てて世界から出ててゆく苛烈な怒り。速く走るためだけに生み出され、足が折れれば殺されてしまう競走馬から始まり、あらゆる馬がひとつになって、どうやってもひとつにはなれない人間たちを追い越してゆく、それこそ濁流のような最後のパートは圧巻でした。示唆やメタファーに溢れ、着地のさせ方も見事です。「未来のスポーツ」をテーマにしたSF小説、として出てくる王道の作品ではないかもしれませんが、テーマを押し広げて魅力的な物語を紡ぐ手腕に感嘆しました。(岸谷薄荷)

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選評を読む

最終候補作品

勝ち負けのあるところ

由嬉平乃

第三回かぐやSFコンテスト最終候補作品 由嬉平乃「勝ち負けのあるところ」   侵略に地球の人々が気付いた時、私はプロレスラーだった。プロレスラーといってもいろいろいる。アンドレ・ザ・ジャイアントみたいにデカくて […]

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プシュケーの海

貞久萬

第三回かぐやSFコンテスト最終候補作品 貞久萬「プシュケーの海」   研究所を出て海岸へと歩いていくと入り江を利用したプールが見えてきた。一匹のイルカが背びれを突き出して泳いでいる。わたしは水辺まで歩くと背びれ […]

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マジック・ボール

暴力と破滅の運び手

第三回かぐやSFコンテスト大賞受賞作品 暴力と破滅の運び手「マジック・ボール」 第三回かぐやSFコンテスト大賞受賞作品 暴力と破滅の運び手さんの「マジック・ボール」は、SFメディアVG+ (バゴプラ) が開催した第三回か […]

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月面ジャンプ

花園メアリー

第三回かぐやSFコンテスト最終候補作品 花園メアリー「月面ジャンプ」   ※筆者都合により作品の公開を停止しております。詳細は改めてお知らせいたします。     第三回かぐやSFコンテスト特 […]

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城南小学校運動会午後の部「マルチバース借り物競走」

牧野大寧

第三回かぐやSFコンテスト読者賞受賞作品 牧野大寧「城南小学校運動会午後の部『マルチバース借り物競走』」   「りょうや君のお父さんスタートダッシュが速いです!」 実況を務める放送委員の声が校庭に響き渡る。 五 […]

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歴史的な日

鈴木無音

第三回かぐやSFコンテスト最終候補作品 鈴木無音「歴史的な日」   工事請負業者とは、実際に工事をやる俺らみたいな子会社の下っ端じゃなく、受けた仕事を下請けによこす親会社のことらしい。感覚的には逆だ。工事を請け […]

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ベントラ、ボール、ベントラ

鈴木林

第三回かぐやSFコンテスト最終候補作品 鈴木林「ベントラ、ボール、ベントラ」   商店の前に繋がれていた犬を抱えて喜んだのも束の間、焦りを思い出して路地へ入り、家の裏の並びを走り抜けてどぶ川のそばまで辿り着く。 […]

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叫び

糸川乃衣

第三回かぐやSFコンテスト審査員特別賞受賞作品 糸川乃衣「叫び」   一九六三年、チャーチルダウンズ。ケンタッキーダービーの最中に聞く者の鼓膜を引き裂かんばかりの絶叫が次々と上がったとき、私たちにははじめ、それ […]

作品を読む
あの星が見えているか

藤崎ほつま

第三回かぐやSFコンテスト最終候補作品 藤崎ほつま「あの星が見えているか」   試合の前夜に見る夢はやたらと鮮明で起床後も良く覚えている。 もっと、ずっと、はるか遠くの星を探して、より小さい、かすかな、消え入り […]

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月はさまよう銀の小石

関元聡

第三回かぐやSFコンテスト最終候補作品 関元聡「月はさまよう銀の小石」   父が登板する試合を見に行ったことが、一度だけある。小学校に上がる前、確かオハイオ州のどこかだ。母が運転する薄桃色のハッチバックで丸一日 […]

作品を読む

投票は終了しました。

選外佳作

コンテスト概要

2,000字~4,000字のSF短編小説を対象にした「かぐやSFコンテスト」が2年ぶりに帰ってきます!

かぐやSFコンテストは、日本のSFを世界につなげる架け橋になることを目指す短編小説のコンテストです。 主催はSF企業のVGプラスが運営するSFレーベル・Kaguya。 大賞に選出された作品は、英語・中国語に翻訳されます。

また、最終候補に残った作品は読者投票の期間を設け、 最も多くの票を得た作品には読者賞 が授与されます。読者投票は筆者名を伏せた状態で実施されるため、 純粋に読者が「面白い」と思った作品に読者賞が贈られます。 かぐやSFコンテストは、読者と共につくっていくプロジェクトでもあります。

私たちは、”世界の人々に読まれる”という前提でSF小説を書いてもらうこと、 短い作品でも評価される場所をつくりだすことで、日本のSFを更に前進させていきたいと考えています。

紙媒体への展開も

これまで、第一回大賞受賞作の 勝山海百合「あれは真珠というものかしら」 は竹書房の大森望 編『ベストSF2021』に、第二回大賞受賞作の 吉美駿一郎「アザラシの子どもは生まれてから三日間へその緒をつけたまま泳ぐ」 は中国語訳が中国の『科幻世界』2022年3月号に掲載されました。

2022年には、書籍レーベルのKaguya Booksを立ち上げ、第一回&第二回かぐやSFコンテストの受賞者と最終候補者の作品を中心に、 選外佳作の筆者を対象とした公募の採用作を加えた書籍・井上彼方 編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』 を刊行しました。発売前に重版が決定するなど、SNSで大きな話題を呼んでいます。

匿名での応募

かぐやSFコンテストでは、第二回より 「応募者には完全匿名で作品を応募していただく」 という審査の仕組みを導入しています。これにより、読者・審査員ともに作品とタイトルのみを審査の対象として、賞をおくる作品を決めることになります。

第三回かぐやSFコンテストの応募期間は2023年7月27日(木)から8月14日(月)まで。 「未来のスポーツ」をお題にした自由な発想の作品をお待ちしています!

最終候補作品

  • 「あの星が見えているか」
  • 「勝ち負けのあるところ」
  • 「月面ジャンプ」
  • 「叫び」
  • 「城南小学校運動会午後の部『マルチバース借り物競争』」
  • 「月はさまよう銀の小石」
  • 「マジック・ボール」
  • 「プシュケーの海」
  • 「ベントラ、ボール、ベントラ」
  • 「歴史的な日」

(五十音順)

9月9日(土) から、筆者名を伏せて全文を公開して読者投票を開始します。

スケジュール

応募期間

2023年7月27日(木)〜2023年8月14日(月)

一次選考期間

2023年8月15日(火)〜2023年9月2日(土)

※ 最終候補に残った作品の筆者には、9月2日から9月8日の間に、誤字脱字の確認や簡単なプロフィールの提出にご協力いただきます。

最終候補作品を筆者匿名で公開/読者投票期間

2023年9月9日(土)〜2023年9月19日(火)

審査員による最終選考期間

2023年9月20日(水)〜2023年9月23日(土)

選評および結果の発表/最終候補作品の筆者名公開

2023年9月30日(土)

大賞受賞作品の英語・中国語翻訳を公開

冬頃

最終候補について

大賞は英語と中国語に翻訳!

大賞

受賞作品を英語と中国語に翻訳

翻訳した作品は海外媒体またはバゴプラに掲載

読者賞

Kaguya からの仕事(小説の執筆や企画の開催など)の依頼。
どのような依頼をするかは、受賞者の希望をお聞きし、Kaguya 運営と協議の上決定します。

各賞について

大賞……審査員4名が最終候補の中から選出。

読者賞……読者投票で最も得票数が多かった作品を選出。

大賞と読者賞が同一作品になった場合、全ての賞品が同一の筆者に贈呈されます。

最終候補について

最終候補作品は、第三回かぐやSFコンテストの応援キャンペーンとして作成される『第三回かぐやSFコンテスト最終候補作品集』に収録されます。 また、最終候補作品の筆者には、2024年刊行予定の書き下ろしSFアンソロジー『SFアンソロジー 新月 #2(仮)』へのオファーを予定しています。2022年には第一回と第二回かぐやSFコンテストの最終候補者を中心とした井上彼方 編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(Kaguya Books/社会評論社)を刊行しました。

応募について

作品のテーマ

第三回かぐやSFコンテストのテーマは
「未来のスポーツ」です。

皆さんは未来のスポーツについて考えてみたことはありますか?

スポーツは多くの人に夢を与え、生きる活力になり得るものです。 地域に根ざしたスポーツ活動/事業は人々の日々の生きがいとなり、 AI技術や身体拡張、フェムテックといったテクノロジーとスポーツの 結びつきが未来に対する希望を与えてくれることもあります。

一方で、スポーツは国粋主義やトランス差別の煽動に利用され、 国家規模の汚職の温床にもなっています。 性別二元論や賃金格差といった様々な問題を抱え、 体罰やハラスメント、マイノリティの排除が起きやすいブラックボックスな環境の醸成にもつながるのがスポーツです。

あなたが思い描くスポーツの未来に、希望はありますか? それとも、そこに広がるのはディストピアと化したスポーツの世界でしょうか。 自由な発想で書かれたあなたの作品をお待ちしています。

対象となる作品

「未来のスポーツ」をテーマに書かれたSF小説。日本語で書かれた自作未発表の作品。
ウェブ上や非商業同人誌など、いかなる媒体でも既に発表した作品は応募不可とします。

応募資格

不問。プロ・アマ問わず、どなたでもご応募いただけます。

文字数

2,000字~4,000字。

応募可能数

一人につき一作品まで。

応募方法

本ページの下部にあるフォームに、Eメールアドレスと作品タイトルと本文を記入の上ご応募ください。

応募期間

2023年7月27日(木)〜8月14日(月) 23時59分迄

選考方法

第三回かぐやSFコンテストでは、応募者には完全匿名で作品を応募していただきます。 審査員は一次審査において、作品のタイトルと本文だけで選考を行います。 審査員は、様々な種類のバイアスから自由になった上で選考を行い、 純粋に「面白い」「海外に向けて発信したい」と思える作品を選出します。 選考の流れと注意事項は以下の通りです。

選考の流れと注意事項

1) 全ての応募者は無記名で、①作品のタイトル、②作品の本文(2,000字〜4,000字)、③Eメールアドレスをフォームに入力してご応募いただきます。

2) タイトルや本文にご自身の筆名や本名が記載されていた場合は失格となります。ご注意ください。

3) 応募者のEメールアドレスは事務スタッフが管理し、審査員には伏せられます。そのため、Eメールアドレスには筆者の名前が含まれていても構いません。

4) 応募作品は各審査員に振り分けられ、一編につき二名の審査員が下読み(一次選考)を行います。

5) 応募期間終了後、審査員4名による一次選考会議を行い、最終候補作品(10編)を決定します。

6) 最終候補作に選ばれた作品の筆者には、事務スタッフより応募時に入力したEメールアドレスへ連絡が入ります。

7) 最終候補に選ばれた作品は、読者投票の期間中、筆者名を匿名として特設ページ内に掲載します。

8) 読者は投票期間中、一人一票だけ好きな作品に投票できます。

9) 最終選考を経て審査員に選ばれた「大賞」と、読者の投票によって選ばれた「読者賞」の二賞が選出されます。

10) 9月30日(土)に最終候補作品の筆者名と共に結果を発表します。

審査員

磯上竜也

大阪にある本屋toibooksの店主。toibooksでは、磯上さんが「これは」と思った書籍を100冊仕入れる《100冊仕入れ》などユニークな取り組みや、TwitterやInstagramで充実した書籍紹介を行っている。国内外の文芸作品を多数読んでおり、雑誌やウェブメディアに複数の書評を寄稿。本屋プラグの嶋田詔太さん、文筆家で農家の鎌田裕樹さんと一緒にSANBON RADIOという番組を月に一回程度開催しており、テーマに合わせて書籍を紹介したり、読書会を開催したりしている。

井上彼方

SF企業VGプラス合同会社。オンラインSF誌 Kaguya Planetコーディネーター。編書に『社会・からだ私・私についてフェミニズムと考える本』(社会評論社)、『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(Kaguya Books/社会評論社)、『結晶するプリズム 翻訳クィアSFアンソロジー』(共編)など。

岸谷薄荷

1993年生まれ。海外文学と博物館が好きなフェミニスト。ジェーン・エスペンソン「ペイン・ガン ある男のノーベル賞受賞式に向けたメモ」、R・B・レンバーグ「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」(いずれもKaguya Planet)、ジェニー・カッツォーラ「パーティ・トーク」(『結晶するプリズム 翻訳クィアSFアンソロジー』収録)の翻訳を手掛けている。創作に「ナイトフォール」(CALL magazine)、「サメと鈴虫」(『クジラ、コオロギ、人間以外』収録)。

佐伯真洋

1991年生まれ。2020年、卓球SF「青い瞳がきこえるうちは」が第11回創元SF短編賞の最終候補に選出される。同作は、伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(ハヤカワ文庫JA)に収録。また第一回かぐやSFコンテストで「いつかあの夏へ」が読者賞を受賞。その後、Kaguya PlanetにポストヒューマンSF「月へ帰るまでは」を、『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(Kaguya Books/社会評論社)に「かいじゅうたちのゆくところ」を寄稿。

かぐやSFコンテスト
応援キャンペーン

第三回かぐやSFコンテストでは、「かぐやSFコンテスト応援キャンペーン」を実施します!

かぐやSFコンテストを持続可能なコンテストにしつつ、更に盛り上げていくために、 かぐやSFコンテスト関連のアイテムやイベントのチケットを購入できるキャンペーンをお送りします。

頂いた個人情報は本キャンペーンの用途以外には一切使用いたしません。

個人情報の取り扱いについては当ウェブサイトのプライバシーポリシーをご参照ください。

商品についてのお問い合わせはこちらから。

応募規約

ご応募の前に必ずお読みください

・他の文学賞と重複して投稿した作品は失格といたします。

・審査に関するお問い合わせには応じられません。

・本コンテストで入手した個人情報は、他の目的には使用いたしません。

・本コンテストでは、完全匿名で応募を受けた作品を対象に審査を行います。応募に関連した審査員への直接の連絡や、 公の場において自作のタイトルや内容を匂わせる行為は失格の対象となります。

・応募は一人一作品のみです。不正が発覚した場合は失格となります。

・最終候補作品への読者投票を匿名で行うため、全ての応募者は、 どのようなタイトルと内容で応募を行なったかについて、 最終候補作品のタイトルが発表されるまで公言しないでください。

・最終候補に残った作品の筆者は、最終候補に残ったということは公言して頂いて構いません。 ただし、どの作品が自分の作品かは、9月30日(土) に運営から各作品の筆者名を公開するまでは秘匿していただきます。 不正が発覚した場合は失格となり、最終候補への選出は取り下げとなります。

執筆におけるAIの利用について

応募作品の執筆に際するAIの利用に関して、以下の点にご注意ください。

1.日本国の各種法令を遵守し、著作権の侵害に当たる行為は行わないでください。

2.人間の執筆者が執筆の主たる役割を担ってください。具体的には以下の行為を必ず行ってください。
a)作品全体の統括
b)AIが生成した文章の取捨選択、大幅な加筆および改変

3.最終候補に選出された作品は、オンラインでの公開・商業利用・海外翻訳の可能性があります。利用規約でこれらを許可していないサービスを利用して執筆された作品は応募できません。

4.AIを利用したか否かに関わらず、応募作品とその内容については執筆者が責任を負うものとします。

5.執筆の過程で生成AIを使用した場合、応募フォームの「執筆に生成AIを使用しました」にチェックを入れてください。

6.最終候補作品は、読者投票終了後、筆者名を発表する際に生成AI使用の有無を公表します。

7.最終候補作品の執筆者に対しては執筆のプロセスの開示を求めます。その際、AIの利用方法、使用したAIの種類とバージョン、AIの担った役割、AIが実際に作成した文章等を説明できるよう、記録を残しておいてください。プロセスはコンテストの運営だけではなく、審査員、大賞作品の翻訳者も確認できることとします。

8.英語と中国語に翻訳された大賞作品は翻訳者の推薦等により、それぞれの言語圏の雑誌等に掲載される可能性があります。その際、AIを用いて執筆した作品は掲載が認められない媒体があることにご留意ください。

AIを用いた小説の執筆についてのKaguya のスタンスはこちらをお読みください。

よくある質問

誤字脱字の修正は可能ですか。

基本的には対応致しませんので、あしからずご了承ください。 ただし、最終選考に残った作品は誤字脱字の対応をいたします。

手書きによる応募は受け付けていますか。

手書きでの応募は受け付けておりません。応募フォームにてご応募ください。

応募フォームには何を使用しますか。

応募フォームにはGoogleフォームを使います。応募にはGoogleアカウントは必要ありません。

自作品が最終候補として掲載されたのですが、取り下げたいです。

掲載前の作品取り下げは受け付けます。掲載後、コンテスト期間中の作品取り下げは原則受け付けておりません。掲載後でも、2024年1月1日以降は取り下げを受け付けます。

どのような作品が「SF」にあたりますか。

あなたがSFだと思った作品がSFです。自由な発想でご応募ください。

ルビは文字数に含めますか。

含めません。ルビは【】や《》などの括弧を用いて表記してください。