第2話ネタバレ感想!『takt op.Destiny-タクトオーパス-』あらすじ・解説~外に出たタクトとムジカートの出会い~ | VG+ (バゴプラ)

第2話ネタバレ感想!『takt op.Destiny-タクトオーパス-』あらすじ・解説~外に出たタクトとムジカートの出会い~

©DeNA/タクトオーパスフィルハーモニック

『takt op.Destiny-タクトオーパス-』放送開始!!

2021年10月5日(火)より『takt op.Destiny-タクトオーパス-』のTV放送およびネット配信が始まった。TV放送はテレビ東京系6局ネットによる。ネット配信ではAmazon Prime VideoがほぼTV放送と同時の最速配信だ。10月8日(金)午後7時からはABEMA、GYAO!、ニコニコにて最新話一週間無料配信が開始されている。その他のオンエア情報に関しては公式サイトをチェックして頂きたい。

第2話のサブタイトルである「reincarnation」とは再受肉、生まれ変わりという意味だ。まさにその通りの物語が描かれた訳だが、未だ「ムジカート」が何であるのかは明かされていない。これからの展開に期待しつつ、早速第2話を振り返っていこう。

ネタバレ注意
以下の内容は、アニメ『takt op.Destiny-タクトオーパス-』第2話の内容に関するネタバレを含みます。

『takt op.Destiny-タクトオーパス-』第2話「音楽-Reincarnation-」あらすじ・解説

父親との死別

2037年10月14日。

幼いタクトはD2の襲撃により父親を失った。

タクトの父は「マエストロ朝雛」と呼ばれる一流の音楽家だったらしい。

崩れた瓦礫の前に立ち彼を悼む演説をする男は自らを”シンフォニカ”という組織の一員と名乗った。そして「ムジカート」を創り出したのはどうやらこのシンフォニカという組織らしい。ということは、やはりムジカートというのは自然発生的な超能力の類ではなく、人工的に生み出されたものということか。

この演説で、音楽は黒い隕石から現れた怪物「D2」を倒す強力な武器となるが同時に両刃の剣ともなるということで暫く控えるように言われてしまう。

余談だが、演説が映し出されるテレビが2030年代のものとは思えぬ黎明期の真空管型テレビのような意匠となっているが、これは「ガワはレトロ趣味だが中身はハイテク」なのだということでひとまず納得しておこう…

部屋で一人ピアノを弾き続けるタクト

2047年7月14日。

演説以降音楽の禁じられた世界で、タクトは部屋から出ずに一人ピアノを弾き続けていた。

そんなタクトの身を案じ、コゼットとアンナの姉妹は掃除など身の回りの世話をしに度々タクトの家を訪ねてくれる。しかしタクトはそんな二人に感謝を示すこともなく、ひたすら自らの音楽に没頭する。アンナはいずれ自分たちもニューヨークに移るかも知れないと告げるが、タクトはそれにも動揺を見せない。

第1話時点ではタクト、運命、アンナの三人は既にニューヨークを目指す旅の途中だった。第2話で描かれたのはその前日譚ということだが、果たして三人は何故ニューヨークを目指すことになったのだろうか? アンナと運命(コゼット)にはシャルロッテという名の姉がニューヨークに居るらしいが、姉に会うことだけが目的なのだろうか。そしてその旅に無精のタクトがわざわざ付き合う理由は何なのだろう。今後、旅の目的が明かされていくことに期待したい。

シンフォニカ・パーティーの誘い

タクトをどうにか外に連れ出し、大勢の聴衆の前で演奏させたいコゼットは「シンフォニカ・パーティー」のチラシを持ってきた。

今までずっと一人で弾いてきた為に自らの演奏が他者に届くか自信がないと最初は乗り気でなかったタクトも、コゼットがピアノを弾く姿に刺激される。ここでコゼットが弾いていたのはベートーヴェン – ピアノソナタ8番「悲愴」-だ。シンフォニカ・パーティーの出展を交渉しに行ったコゼットはシンフォニカの用意した音楽以外許可が下りないことを愚痴り、同じくベートーヴェン「運命」の有名な「ジャジャジャジャーン」という冒頭の一節を弾く。

祭りの日

2047年8月16日、遂にシンフォニカ・パーティーの日がきた。「ザーガンGMによる終息宣言から四年」というシンフォニカメンバーによる演説で幕を開けたパーティー。コゼットは大胆にもタクトの家からピアノを運び出し、街の実行委員の頭越しにシンフォニカと直接交渉することによって演奏許可も取り付けていた。

この日は何の制限もなく屋外でピアノが弾けるのだ。しかし予定時刻の18時を過ぎてもタクトは姿を現さない。それまで場を繋ごうとコゼットが鍵盤に指を落とし「悲壮」を弾き始めた途端、その演奏は「運命」によって遮断される。タクトだ。タクトとコゼットによる連弾の演奏も無事に終了し、聴衆の歓声に包まれて満足気な二人。

しかしそこに紫の光の一撃が見舞われる。D2の攻撃だ。右腕に破片の突き刺さったタクトは瀕死のコゼットを抱きかかえる。コゼットの名を呼ぶタクトの叫びに呼応するかのように、コゼットが首から提げたペンダントが俄かに光り出し、そこから薔薇が咲き荊が四方へと伸びる。その荊に絡め取られたタクトの右腕をコゼットから分離した霊体のようなものが噛み千切ると、コゼットの身体は深紅に染まりムジカート「運命」へと変身を遂げる。右腕を失ったタクトは運命から差し出された指揮棒を受け取る。

待て、次回。

『takt op.Destiny-タクトオーパス-』第2話「音楽-Reincarnation-」感想

以上、ざっと『takt op.Destiny-タクトオーパス-』第2話「音楽-Reincarnation-」のあらすじを振り返ってみた。

第1話、タクトの回想シーンに出てきた金髪の少女はやはりコゼット=運命本人だったようだ。コゼットが運命に「reincarnation」、つまり生まれ変わったということなのだろうが、それはどのような仕組みによるのだろうか。

ムジカートもD2と同じく隕石の力で音楽を武器へと変えているらしいが、シンフォニカが如何なるシステムによってムジカートを生み出し、また何故コゼットがムジカートの能力を得たのかも気になる。そして、「運命」には最早コゼットの意志や記憶は存在しないのだろうか。戦いを終えた際、タクトが再びコゼットと再会することはできるのだろうか。

それから、相変らずD2の跋扈する世界において如何なる理由で「終息宣言」が出されたのかも気になる。第1話の舞台は「2047年9月3日」だったので、シンフォニカ・パーティーはたった二週間程度前のことだ。つまり、タクトもまだ運命との関係には慣れていないのだろう。

現実の2021年7月の東京でも、コロナ禍における緊急事態宣言発出中にもかかわらずオリンピックが強行された。作中世界でもやはりD2の脅威よりも一部の少数派の利権などを優先した「政治的」な事情によって終息宣言が出されたのであろうか。いずれにせよ、『takt op.Destiny-タクトオーパス-』という作品は単なるロードムービーに留まらず、現実のコロナ禍という状況を色濃く反映した物語となりそうだ。

アニメ『takt op.Destiny-タクトオーパス-』は2021年10月5日(火)より、テレビ東京系で放送中。Amazonプライムビデオでも配信している。

オンエアと配信情報の詳細は公式サイトで。

『takt op.Destiny-タクトオーパス-』公式サイト

『takt op.Destiny-タクトオーパス-』第3話のネタバレ感想はこちらから。

第1話のネタバレ感想はこちらから。

腐ってもみかん

普段は自転車で料理を運んで生計を立てる文字通りの自転車操業生活。けれど真の顔は……という冒頭から始まる変身ヒーローになりたい。文学賞獲ったらなれるかな? ラップしたり小説書いたりしてます。文章書くのは得意じゃないけどそれしかできません。明日はどっちだ!
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