第1話ネタバレ感想!『takt op.Destiny-タクトオーパス-』あらすじ・解説~”音楽”を取り戻す為に~ | VG+ (バゴプラ)

第1話ネタバレ感想!『takt op.Destiny-タクトオーパス-』あらすじ・解説~”音楽”を取り戻す為に~

©DeNA/タクトオーパスフィルハーモニック

『takt op.Destiny-タクトオーパス-』放送開始!!

2021年10月5日(火)より『takt op.Destiny-タクトオーパス-』のTV放送およびネット配信が始まった。TV放送はテレビ東京系6局ネットによる。ネット配信ではAmazon Prime VideoがほぼTV放送と同時の最速配信だ。10月8日(金)午後7時からはABEMA、GYAO!、ニコニコにて最新話一週間無料配信が開始される。その他のオンエア情報に関しては公式サイトをチェックして頂きたい。

『takt op.Destiny-タクトオーパス-』は『サクラ大戦』などでお馴染みの広井王子とDeNAが原作を手掛け、アプリゲームとアニメによって展開するプロジェクトだ。アニメーション制作は近年『ゾンビランドサガ』や『ドロヘドロ』などのヒット作を連発しているMAPPAと老舗のMADHOUSEのタッグによる。

声優陣も豪華で、2021年春アニメのヒット作『SSSS.DYNAZENON』でシズム役を演じた内山昂輝が朝雛タクト役を、南夢芽役を演じた若山詩音が運命役を演じ『SSSS.DYNAZENON』に続いての共演となる。他、『SSSS.GRIDMAN』で裏の主人公とも呼べる新条アカネ役を演じた上田麗奈が地獄役として参加。“グリッドマンユニバース”でお馴染みの面々が集った。水瀬いのり演じる天国と対の名前になっているが、果たして二人はライバルなのだろうか、それともバディ?

舞台は2047年。黒い隕石から現れた怪物「D2」を音楽の力で狩る「ムジカート」である運命と、ムジカートを指揮する「コンダクター」である朝雛タクトは荒廃したアメリカでニューヨークを目指して旅をする。

早速第1話を振り返っていこう。

ネタバレ注意
以下の内容は、アニメ『takt op.Destiny-タクトオーパス-』第1話の内容に関するネタバレを含みます。

『takt op.Destiny-タクトオーパス-』第1話「指揮-Creed-」あらすじ・解説

ピアノを奏でる男

黒い隕石から現れた怪物、D2との戦闘によって荒廃したアメリカ大陸。一人の少年が母親の元を離れてマーケットを探索していると、「Be sure to play me someday」と書かれたピアノを発見する。日本語に訳せば「いつかきっと(必ず)弾いてね」という意味だ。少年が鍵盤蓋を開いて鍵盤に指を触れようとした途端、どこからともなく現れた男が鍵盤に指を落とし、音を奏でる。

男の口からそれが「ピアノ」というものだと聞かされる少年。男がピアノを弾き始めると、その音に呼応したかのようにD2が現れる。しかし男にはまるで動じる気配がない。背中に迫るD2は、不意に現れた少女の蹴りによって吹き飛ばされる。少女はムジカートの運命、そして男はそのコンダクターである朝雛タクトだったのだ。タクトが掲げた右手は消失し、それと同時に戦闘用のコスチュームが運命の身を包む。そしてタクトは左手で運命から渡された指揮棒を揮う。

ピアノを弾きながら「そうか、ずっと待ってたんだな。また音楽が戻ってくる時を」と言ったタクトの台詞が印象的だ。D2は音楽に反応することから、作中世界では音楽そのものが禁忌とされたらしい。その世界に再び音楽が戻る。

これはまさに、現在進行形のコロナ禍においてクラブやライブハウスでの公演が儘ならなくなってしまった現実世界の我々の状況と重なる。『takt op.Destiny-タクトオーパス-』という作品には、現実の我々の元にも一日も早く「音楽」が戻ってくるようにとの祈りが込められているのではないだろうか。

D2の巣食う街

D2を倒した運命とタクトは、その場に現れた女性の車に乗り込む。彼女の名はアンナ・シュナイダー。運命は彼女を「アンナお姉ちゃん」と呼び、アンナは運命を「コゼット」と呼ぶ。どうやら「運命」とは本名ではないらしい。奇しくも若山詩音は『SSSS.DYNAZENON』の南夢芽に続いての妹役となった(更に”食いしん坊”キャラであることも共通している)。

日付は2047年9月3日。ニューヨークを目指す旅の途中、運命の腹ごなしがてら立ち寄ったダイナ―で一行は店の主人からこの先の街がD2に支配されてしまったと告げられる。ルート変更を余儀なくされるかと思いきや、パイを食べてカロリーを補給した運命は自らD2の掃討を申し出る。タクトの許可を得た運命は店の窓をブチ抜いて街へと飛んでいく。せめて一旦外に出るくらいの配慮があっても良かったと思うが…

しかし置き去りにされたタクトは店の前で力尽き、運命もまた敗北してしまう。今回はタクトは指揮棒を揮っていなかった。やはり二人の同調が完璧でなければ万全の力を発揮できないということだろう。

再戦

一時撤退した後、自らに一撃を見舞った「地下に潜む巨大なD2」を誘き出す為に冒頭の街まで戻りピアノを調達してくる運命。タクトがそれを弾きD2を地下から誘い出す作戦だ。タクトによればD2は調和の取れた音楽を憎んで攻撃してくるとのことだが、公式サイトの説明では「D2は人の奏でる旋律に惹かれ」と書かれている。憎しみか愛か、D2は一体何故音楽を攻撃してくるのだろうか?

タクトの旋律によって首尾よく地上へと現れたD2の群れを撃破していく運命。だが、例の大物は大きな”黒夜隕鉄(こくやいんてつ)”をその身に宿し、運命の攻撃を受け付けない。運命は武器を銃形態から剣形態へと変形させ、タクトの叫びと共に黒夜隕鉄ごとD2を撃破することに成功する。

戦闘後、タクトの脳裡に一瞬過った運命と瓜二つの金髪の少女は誰なのだろうか? 未だムジカートとコンダクターの関係や戦闘能力の作動システムなど明らかになっていない点は多いが、順当に考えればムジカートである運命の、(今は亡き)オリジナルの人間態という予想が成り立つだろう。果たしてその正体は(とは言えムジカートである運命も盛んにお菓子を食べており、「人間を元に造られた機械」というようなことではないのだろう)。

待て、次回。

『takt op.Destiny-タクトオーパス-』第1話感想

以上、『takt op.Destiny-タクトオーパス-』第1話のあらすじをざっと振り返ってみた。

筆者としては今後の展開に大いに期待させられる第1話だった。自らの意志を持って戦っているように見える「ムジカート」にとって「コンダクター」は一体どのような役割を果たしているのだろうか?

『機動戦士ガンダム』に代表されるような意志を持たない巨大ロボットにパイロットが乗り込んで操縦する訳でもなく、『仮面ライダー』のように自らが変身して戦うのでもなく、丁度その中間で二人の意志がどのように戦闘へと反映されていくのかに注目したい。二人が合体して一人のヒーローとなって戦うような作品は、例えば初期のウルトラマンエースや仮面ライダーWなど様々な前例があるが、二人の主人公が互いの意志と身体を保ちつつ互いに影響し合いながら戦う作品というのは新しいのではないだろうか。筆者がぱっと思い付くものではポケモンくらいだろうか。

戦闘シーンの派手さもさることながら、「音楽を取り戻す為」の戦いや旅というのもまさに今この時代に呼応したテーマ設定に思える。

果たして二人の旅の終着地点には何が待ち受けているのだろうか?

アニメ『takt op.Destiny-タクトオーパス-』は2021年10月5日(火)より、テレビ東京系で放送中。Amazonプライムビデオでも配信している。

オンエアと配信情報の詳細は公式サイトで。

『takt op.Destiny-タクトオーパス-』公式サイト

『takt op.Destiny-タクトオーパス-』第2話のネタバレ感想はこちらから。

『SSSS.DYNAZENON』のネタバレ感想はこちらから。

腐ってもみかん

普段は自転車で料理を運んで生計を立てる文字通りの自転車操業生活。けれど真の顔は……という冒頭から始まる変身ヒーローになりたい。文学賞獲ったらなれるかな? ラップしたり小説書いたりしてます。文章書くのは得意じゃないけどそれしかできません。明日はどっちだ!
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